田中裕輔のレビュー一覧
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DeNAの創業者南場氏や医師の武藤真祐氏、オイシックスの高島氏などを輩出してきた経営コンサル企業のマッキンゼーについて知りたくて著者もマッキンゼー出身ということで読んだ一冊。
本書を読んで世にインパクトを残す事を命題とするマッキンゼーの考え方は非常に衝撃的でした。
そして、やはりコンサルタントの「人」を商売としてるだけあって厳しさも感じました。
氏が請け負った食品商社での話は実体験としての話でイシューという独特の考えも理解できました。
イシューを提案し、世にインパクトを残すこと。非常に学びになりました。
あと会議に対する考え方やフィードバックについては今後仕事をしていくうえで非常に役立ちそ -
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マッキンゼーの人は…
空雨傘
空→ファクト 空を見る。雨雲がある
雨→意味合い 雨雲=雨が降るかも
傘→打ち手 傘を持っていこう
常にイシューを解くために分析をする。目的を明確に。
常にバリューを出す。価値主義
分析の前に、大きな視点で。根本的にビジネスとしてどうなのか、等
フィードバック 3つのルール
①最初に強みから挙げること。
欠点を最初に挙げやすいが、それは強みの裏返しでもある。その後改善点。
②欠点を欠点と言わず、成長すべきところ、という。
フィードバックの目的は相手を成長させるため。
③できないところではなく、精一杯手を伸ばせば届きそうなポイントをフィードバックす -
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著者は、㈱ロコンド代表取締役。マッキンゼーに入社し、26歳で同社史上最年少マネージャーに就任。2011年㈱ロコンドを共同創業し、現在に至る。
著者が考えるには、今、日本に必要なのは「思考」術ではないと考えている。重要なのは、「志」、いわば「思考」よりも「志向」の方が重要であると説いている。
更に重要なのは「何を強く志向するか」のその中身。
著者がマッキンゼーで学び、そして今もロコンドで「志向」しているものは、それは「インパクト」という言葉に集約される。その「インパクト志向」こそが日本にとって最も重要なものと考えている。
その考えを軸として本書は以下の7章から構成されている。
①誰でも出せ -
Posted by ブクログ
・志向・・答えを提示。どうすれば給料が増えるかなど
・インパクト思考・・・問題から考える。なぜ働くのかなど
・インパクトを与えた人:スティーブジョブ。孫正義。など。何かを変革し解すること。
・誰かがやってくれるのではなく自分がやる
・代替案は何か、自分でもやれるか、自分はそれをやっているか。
「ガンガン行こうぜ」
走りながら考える。行動すること
タダのことをやる。
失敗しても命まではとられない
・そういうルールだから
・前からこうやっているから
・誰誰さんがこう言ってるから
→
成果、コスト、行動を本質的に考える
・できないではなく、どうしたらできるか。
・日々の成果をお金に換算
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マッキンゼー日本支社に史上最速26歳でマネージャーに昇格した田中裕輔氏のマッキンゼーを卒業するまでの8年間をまとめた一冊。インパクト(変革)志向、バリューを出す、というマッキンゼーのカラーについてよくわかる一冊となっている。メモ。(1)ファクト→意味合い→打ち手。(2)フィードバックの三つのルール。強みから挙げる。欠点をディベロップメントニーズ(成長すべきところ)と表現する。出来ないことではなく精一杯手を伸ばせばフィードバック出来そうなところをフィードバックする(3)アクション仮説をするかしないか。経営にとって重要か否かはイシュー(4)クライアンドを支援しインパクトまで繋げること。
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Posted by ブクログ
マッキンゼーから起業してロコンドという
ネットの靴屋を経営している著者の二冊目の本。
一冊目が結構面白かったので、この本も読んでみました。
一冊目が自身の半生に近いものがあったので、
前作ほどのインパクトはなかったものの、
このあたりの考えに興味のある人は、
読んでみればいいのではないでしょうか。
前作でも少し触れられていましたが、マッキンゼーで学んだ
「何が世間にインパクトを与えられるのか」について
書かれています。
読者を幅広くとったのか、エッセイ風で
薄く広くといった形になっていますが、
インパクトのある思考を成し遂げるための
ファーストステップとして、読んでみると良いかもしれません