あらすじ
『なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか?』で注目の著者の第2弾。
いまの日本に必要なのは、答えを提示する一般的な「思考」ではなく、問題から考えるインパクト「志向」。とりわけ「何を強く志向するか」の中身が重要です。
本書では、著者がマッキンゼーで学び、コロンドで実践している「インパクト志向」について、その考え方と使い方、トレーニング法までを解説します。ガンガン行っていないあなたを、
●「走りながら考えろ」
●「タダのことは全部やれ」
●「失敗しても命までは取られない」
の三つの呪文を唱えることによって攻撃モードに切り替え、「たった一度の人生、世の中に衝撃を与えるような生き方」に変身させます。生きる意味を見いだせないでいる現代の若者に、「なぜ働くのか?」という人生の「イシュー(重要な問題)」に対する答えを見つけ出すための方法を示してくれる、日本と世界を良くしていきたい「インパクト志向」者になるための一冊。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
インパクト志向になるには?
→インパクトを与えていくためには何かアクションをし、何かを変えるもしくは新しいものを生み出さなければならない
1.なぜするのか?
2.目的を達成するために何をすべきか?
3.どうやって実現させるのか?
今日求められているのはアクションコミットメント経営
変化に対してとるべきアクションの選択肢を整理する
Posted by ブクログ
著者は、㈱ロコンド代表取締役。マッキンゼーに入社し、26歳で同社史上最年少マネージャーに就任。2011年㈱ロコンドを共同創業し、現在に至る。
著者が考えるには、今、日本に必要なのは「思考」術ではないと考えている。重要なのは、「志」、いわば「思考」よりも「志向」の方が重要であると説いている。
更に重要なのは「何を強く志向するか」のその中身。
著者がマッキンゼーで学び、そして今もロコンドで「志向」しているものは、それは「インパクト」という言葉に集約される。その「インパクト志向」こそが日本にとって最も重要なものと考えている。
その考えを軸として本書は以下の7章から構成されている。
①誰でも出せる「インパクト」
②インパクトを志向する
③失敗をビビらない
④本質を考える
⑤インパクトにこだわる
⑥インパクト「思考」
⑦アツさが無ければ始まらない
著者の熱い気持ちや生き様には目のみはるところが大きく、色々な意味で刺激を受ける。本書に書かれていることはどれも納得のいく熱いメッセージであるものの、やはり前作「なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか?」と比べてしまう。
同じようなことが書かれているのは並行して、書かれているからしょうがないと受け取るべきなのか、前作程のインパクトがなかったのが残念であった。
しかし、書かれていること。行動されていることは素晴らしいことばかりであり、非難する気は毛頭ない。その中でも本書では学びそして自分にも当てはめて行動させてもらうことも多かった。
次作に期待し、折を見て再読し、読みこぼしがないか点検したい。
Posted by ブクログ
・志向・・答えを提示。どうすれば給料が増えるかなど
・インパクト思考・・・問題から考える。なぜ働くのかなど
・インパクトを与えた人:スティーブジョブ。孫正義。など。何かを変革し解すること。
・誰かがやってくれるのではなく自分がやる
・代替案は何か、自分でもやれるか、自分はそれをやっているか。
「ガンガン行こうぜ」
走りながら考える。行動すること
タダのことをやる。
失敗しても命まではとられない
・そういうルールだから
・前からこうやっているから
・誰誰さんがこう言ってるから
→
成果、コスト、行動を本質的に考える
・できないではなく、どうしたらできるか。
・日々の成果をお金に換算
・セカンドオピニオンに頼ってみる
Posted by ブクログ
マッキンゼーから起業してロコンドという
ネットの靴屋を経営している著者の二冊目の本。
一冊目が結構面白かったので、この本も読んでみました。
一冊目が自身の半生に近いものがあったので、
前作ほどのインパクトはなかったものの、
このあたりの考えに興味のある人は、
読んでみればいいのではないでしょうか。
前作でも少し触れられていましたが、マッキンゼーで学んだ
「何が世間にインパクトを与えられるのか」について
書かれています。
読者を幅広くとったのか、エッセイ風で
薄く広くといった形になっていますが、
インパクトのある思考を成し遂げるための
ファーストステップとして、読んでみると良いかもしれません。