小宮輝之のレビュー一覧
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ネタバレ小4男児
ただの鳥ではなく怪鳥
「鳥に興味がある」という本人が「これが読みたい」と読み始めた
わずかな隙間時間にパラパラとめくって読める手軽さ
左ページの解説文を読まなくても
右ページのマンガで簡潔にわかりやすく教えてくれる
私も初めて聞く名前の鳥が多い
世界一大きい巣を作る シャカイハタオリの巣は
チーターが巣の上で日向ぼっこをする大きさ…という
どれくらい大きいのかを知りたくなり2人で画像検索
「でっか!!!!」
説明通り入り口が下にあるのもよくわかった
“ゆるゆる”図鑑は探究の良い入り口だなと感じた
ちょっとしたコラムも載っていて読み応えもある
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Posted by ブクログ
遺存種(かつては繁栄して広く分布していた生物が、その後環境の変化などで衰退、分布を縮小し、現在では限られた場所に残るのみとなったもののこと)であるライチョウをもっと知りたいと思い、手に取った『お山のライチョウ』(戸塚学)。
雷鳥沢で初めて出会った愛くるしいライチョウ親子が絶滅危惧の扱いを受けていた事は、山を降りてから知ってビックリ。
「なぜ絶滅が危惧されているのか」の背景にあるものは、
【地球温暖化】。
暖かくなり、生息域を山の上へと広げてきたサル・シカ等の動物だったけれど、
その温暖化現象の根本的原因は我ら人間。
複雑な気持ちで読み進めて、
ライチョウの保護活動を知った時には、
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Posted by ブクログ
スズメ愛溢れる、スズメ尽くしの本。
日本ではお馴染みの鳥、スズメについての情報や写真が満載!
・巻頭スペシャル にっぽんのスズメ写真館
・基礎知識&雑学集 スズメのきほん
・Visual Essey 鳥たちとの70年を振り返って 写真・文 小宮輝之
・Spesial Feature せかいのスズメ
・行動&しぐさ図鑑 スズメのまいにち
・Spesial Interview スズメ写真家 中野さとる
主な参考文献有り。
一冊丸ごとスズメの本。
カラー写真たっぷりで、スズメの世界へと誘ってくれます。
巣立ったばかりの薄い色の子スズメの可愛いこと。
ストレッチのエンジェルポーズは、胸キュンになる魅 -
Posted by ブクログ
主人公のタカシくんが、色々な動物の女の子とデートする中で、動物のおもしろい生態や気持ちがわかるマンガ図鑑です。
”もしも、キリンとデートしたら……。
え? キリンとデートって何をするの?! ”
この言葉に惹かれて手に取り読むと本当にウケる。笑える。
久しぶりに笑える本に出会いました。
動物の女の子(?)と人間がデート!ありえないはずなのに、リアルに感じたり、意外な動物の生態がわかったり、なぜか動物の女子心に共感!もありととっても笑える話です。
トラ・ヒョウ・ハイラックス・マナティなど色々な動物が登場!
珍しい動物やいろんな動物の個性から、デートもいろいろ。
ハイラックスって -
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頁をめくるたびに出てくる出てくる珍妙な顔の動物たち。
鼻の奥から赤い粘膜を膨らませるズキンアザラシ、
こんな顔 (・-・)ミ でカメラ目線のサンショウウオ、
背中に歌舞伎の隈取のような模様のジンメンカメムシ、人間から見ると「なんだこりゃ」な動物の貌たちの写真集。
鼻の先の触手をウネウネさせるホシバナモグラや、
吸い付きの強そうなカワヤツメ、
目が片側に捩れたような顔のカレイ、
顎の歯が皮膚を突き破って牙のようになっているバビルサなどは変というより怖い…。
上記に挙げたのは生態系からしてちがう「ヘンな顔」だと思いますが、
笑ったように見える猿とか、目を見開いた爬虫類とかはたまたまカメラが面 -
Posted by ブクログ
僕は動物が好きだし動物写真も好きだ。
冒頭のエゾシカのかっこよさとかわいさにまずやられた。
動物写真にはメッセージ性があるものも多いし、もちろん動物たちの生息環境を保つ、残す、という必要はいつも感じる。
本書はどういうメッセージなのだろう。著者というか写真家の久保さんは晩年を北海道で過ごした。
だから、なのか、この写真集の大半は北海道の動物である。あれ、北海道写真集と間違えたかな、というレベルに北海道である。
北海道にこそ、そういう環境が残されている、ということかもしれない。
僕も時折本州の山の方に行くけれど、哺乳動物なんか滅多に見られない。見たら話の種になるレベルだ。
そういう暗鬱とした気持