朝日新聞特別報道部のレビュー一覧

  • プロメテウスの罠 2 検証! 福島原発事故の真実
    朝日新聞連載の記事をまとめた第2弾。原子力村、原子力行政、エネルギー政策など衝撃的なものばかり。なんとなく先送りしてきたつけが震災を機会に吹き出したことが分かる。星4つ
  • プロメテウスの罠 明かされなかった福島原発事故の真実
    本書は朝日新聞のルポルタージュ連載記事の書籍化したものです。連載は現在でも続いているそうです。ここでは福島原発事故による放射能汚染は、なぜこれほど多くの被害者を生んだのか。という事が語られております。

    僕は日ごろ朝日新聞を読んでいないので詳しいことはわかりませんが、この連載は単行本化された後も続...続きを読む
  • プロメテウスの罠 2 検証! 福島原発事故の真実
    日本で発生する使用済み核燃料を海を越えたイギリスとフランスで再処理をしているとは知らなかったです。原発運用の背景は知らないことだらけだったと気付きます。
  • プロメテウスの罠 明かされなかった福島原発事故の真実
    おわりににあるように「徹底的に事実を書き、主観は省こう」「為政者の目から見た動きではなく、ふつうの国民の視点で書こう」が徹底されており、ひっかかるところがなく、読めます。何が起こっていたのか、どんな人たちがそこにいたのか、どんな活動があったのか、内容が充実していると思いました。新聞連載のときはなかな...続きを読む
  • プロメテウスの罠 明かされなかった福島原発事故の真実
    福島原発事故が起きたあとの住民、官邸、自治体のさまざまな動きを粘り強く取材した朝日新聞の連載。担当した特別報道部は「愚連隊」と呼ばれ、部屋の入り口には、取材元のポチにはならないという意気込みを込めた「脱ポチ」宣言が掲げられているそう。
    最初の浪江町で避難所がなく一つの家に集まった25人の戸惑いは緊...続きを読む
  • プロメテウスの罠 2 検証! 福島原発事故の真実
    朝日新聞に掲載されている福島第一原発をおった第二巻。

    元東電社員の告白から核燃料の輸入・保存、帰れない遺骨など多岐にわたっています。

    中でも最後の2030年の原発比率案をめぐる攻防。

    パブリックコメント、公聴会…現実は今、私たち市民の意見を聞く時期に差し掛かっています。
  • プロメテウスの罠 明かされなかった福島原発事故の真実
    震災については、まだまだ考えて、語り継がなければならない。
    パニックを起こすから、不安を煽るからと情報を出さずにいた政府や県に苛立ちを覚える。
    あの時原発で何が起きていたのか、それを知る為に必要な一冊。
  • プロメテウスの罠 明かされなかった福島原発事故の真実
    福島第一原発に関し、朝日新聞が紙面上で特別チームをつくり調査報道しているシリーズのまとめ。

    すべてが真実ではないかもしれませんが、綿密な調査、当事者からの聞き取りをもとに官僚も含め「誰がどうしたか」を実名で取りあげた迫真の報道です。

    保安院、原子力安全委員会等官僚側、東電、そして官邸。
    組織の甘...続きを読む
  • プロメテウスの罠 明かされなかった福島原発事故の真実
    ここまで原子力にヘイトだと逆にすがすがしさを感じます。

    もちろん福島第一原子力発電所の事故により避難な精神的な苦痛を被った人へのインタビューは価値があるが、なんでもかんでも原子力のせい、というのは隔たりすぎでしょう。
    あと、原子力(≒放射能)が超危険!ということを間接的に言っている表現が多すぎる。...続きを読む
  • プロメテウスの罠 明かされなかった福島原発事故の真実
    福島原発事故対応
    東電、原子力安全・保安院しかり
    「総理に助言すべき組織が機能せず、当事者意識が欠如していた。組織の都合が優先され、必要な知識を持った人間が役職者にいなかった。」
    いまこうして日本があるのは、ラッキーだったとしか言いようがない。
  • プロメテウスの罠 3 福島原発事故、新たなる真実
    新聞連載の書籍化第3弾は、福島県広野町の高野病院の奮闘から
    始まる。原発から22kmに位置する高野病院は、福島第一原発の
    1号機が爆発したあとも、入院患者を避難させることなく入院医療
    を続けた。

    勿論、避難するよう勧告もあった。病院を訪れた警察官からは「なぜ、
    ここにいるのか」と強い言葉で言われて...続きを読む
  • プロメテウスの罠 5 福島原発事故、渾身の調査報道
    シリーズ第5弾。さすがに5冊目になると、テーマがかなりマニアックになってきた印象。ペットの話などは、確かに”この非常時に!!”と言われそうだが、現実には無視できない問題かなとも思う。これだけ成熟した社会では、個々人の価値観が違い、思いもよらない問題が起こるのかな?
     補償問題も身につまされる。なぜ被...続きを読む
  • プロメテウスの罠 明かされなかった福島原発事故の真実
    明らかに記者クラブから離れて書かれた記事。役所の広報機関と化してしまった現在の新聞の中で調査報道と言える数少ない記事。このような記事が出てくることはいいことだと思うが、いまいち問題の本質に迫ることができていないと感じた。

    メディアの一連の震災報道についての分析、反省が無かったのが非常に残念。
  • プロメテウスの罠 4 徹底究明! 福島原発事故の裏側
    本書は朝日新聞紙上にて大反響を巻き起こした福島原発事故を追った連籍を書籍化した第4弾です。 被災地に残った人間達の葛藤や、米軍横須賀基地、更にはワシントンの混乱振りや日本への不振が記されております。

    『3.11』の東日本大震災と時をほぼ同じくして発生した福島第一発電所の深刻な原発事故。その経過と地...続きを読む
  • プロメテウスの罠 4 徹底究明! 福島原発事故の裏側
     シリーズ第4弾。今回は障害者の避難、アメリカ・自衛隊の対応等がテーマ。自衛隊の苦労、頑張りがよくわかる。それにしてもやっぱり”情報”が大事。
  • プロメテウスの罠 4 徹底究明! 福島原発事故の裏側
    東京電力福島第一原発事故から2年経ち、本シリーズもとうとう4作目。
    放射能汚染により故郷を奪われた被災者の悲劇と、事故直後のスリリングなエピソードの、両軸によって繰り広げられる。
    今回の白眉は「日本への不信」。事故直後の東電任せの日本政府の対応に業を煮やしたアメリカ政府が「英雄的犠牲」を示唆するくだ...続きを読む
  • プロメテウスの罠 3 福島原発事故、新たなる真実
    朝日新聞の人気ドキュメンタリーの第3弾。このシリーズを読むために朝日新聞を取ってるという人もいるほど。

    福島原発事故において唯一住民にヨウ素剤を配布し服用指示を出した三春町。町長と職員の混乱と苦悩を描いた「吹き流しの町」は読みごたえがあった。事故から半年の後、担当課長が住民からかけられた「子どもた...続きを読む
  • プロメテウスの罠 3 福島原発事故、新たなる真実
     シリーズ第3弾。 朝日新聞に掲載されている時は読まないけど、こうしてまとめられると、つい読みたくなる。 淡々と書かれているのがいい。
     とくに飯館村の長泥のはなしはつらい。原発から30km以上離れていて、それでも放射能の影響を受け、しかも距離のため、当初十分な避難もできなかった。そして今になって、...続きを読む
  • プロメテウスの罠 2 検証! 福島原発事故の真実
    原発事故直後を描いた一巻と比べると面白さは落ちるけど、そもそも『面白さ』を求めて読む本では無いので、それを言ったら不謹慎ではあります。
    津波と原発事故のダブルパンチの中、福島にいた人達が何を考えどう動いたか。自分がどう考え暮らすべきなのかを振り返るよすがになるシリーズです。
  • プロメテウスの罠 2 検証! 福島原発事故の真実
    第2弾は我が家が朝日新聞を止めた後のため、全て初見。
    ネタ切れ(?)なのか、前作と比較すると事故そのものより周辺エピソード中心の構成。
    六ヶ所村に再処理施設が出来るまでを綴った「ロスの灯り」も読みごたえがあったが、衝撃的だったのは気象庁の津波警報の顛末を追った「遅れた警報」。
    以下、要約。

    ~気象...続きを読む