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Posted by ブクログ
ここでは住み慣れた故郷を原発事故によって追われ、いまなお帰還のめどすらたたない被災者たちの苦悩、新たに発掘された事故の原因と背景などを詳細にレポートした朝日新聞の人気連載を書籍化したその第二弾です。
本書は福島原発事故の再検証をテーマに、朝日新聞に長期に渡って連載されているルポルタージュ記事を書籍化したものです。僕はリアルタイムでは読んでいないので、こうして単行本化されるのは本当にありがたいことです。
先日ここでも紹介させていただいた第1弾は、2012年の3月に発売して大きな反響を呼び、10万部突破のベストセラーとなったのだそうです。ここで記されているのは、まさに慟哭ともいうべき被災者たちの語られることのなかった「声」に始まり、今まで自分が生活を営んでいたところが根こそぎ奪われることによって、衰弱し、なくなっていった方や、東電に「抗議」するために割腹自殺をした被災者。東京や沖縄に避難し、新天地での慣れない生活を始める方や、かつて満州からの引き上げを経験し、今回の震災・原発事故で「国家」によって運命を翻弄された被災者。こういった記事を見るたびに本当にやるせなくなります。
しかし、この文章を書いている段階でも、事故原因や、政府、官僚、東京電力の事故対応の検証や責任などはいまだ解明されてはいません。おそらく旧日本軍陸海軍の伝統で、うやむやのまま誰も責任を取ることはおそらくないであろうと個人的には踏んでおります。その一方では電気料金の値上げ、大飯原発などをはじめとする原子力発電所の再稼動に加え、発電量に対する原発依存度の割合の是非を問う声はどこに行ってしまうのか?
『福島原発事故は日本人にいったい何をもたらしたのか』
この問題を改めて突きつけられたような気がいたしました。
あとがきのほうで読者のほうから
「いつまでやるの」
という問いに対して、
『分からない、としか言いようがない。』
ということを書いていた箇所は本当に重く突き刺さるような気がいたしました。書いておりましたが、今後も長きに渡って続けて行って頂けたならな、というのが個人的な望みでございます。
Posted by ブクログ
第2弾は我が家が朝日新聞を止めた後のため、全て初見。
ネタ切れ(?)なのか、前作と比較すると事故そのものより周辺エピソード中心の構成。
六ヶ所村に再処理施設が出来るまでを綴った「ロスの灯り」も読みごたえがあったが、衝撃的だったのは気象庁の津波警報の顛末を追った「遅れた警報」。
以下、要約。
~気象庁が出した当初の津波警報(マグニチュードから自動計算)は「岩手3メートル、宮城6メートル、福島3メートル」。一方、三陸沖の水圧計は5メートルの津波を計測。沿岸になるほど津波は高くなり、気象庁の計算式では沖合の5倍(=30メートル!)が沿岸の津波の高さ。しかし水圧計の数値は活かされず、気象庁が「10メートル以上」と修正したのは、大津波が襲ったあと。もし水圧計を重視していたら、死者行方不明者1万9千人のうち1万人は助かった(!)との見方もあるという~
Posted by ブクログ
今までと違うことはできない!
地震、事故は一瞬で起きる。専門家なら事実を見つめて、自己の判断に責任を持て!やるべきことをやれ!一番ムカついたよ。
もう日常ではない。戻れない人がたくさんいる。
真実を知って、過去を忘れず、やるべきことをやらねば。これ以上、あってはならない犠牲はいらない。
何をするにも、得する人、損する人、入るものと出て行くものがある。短期的には得だけど、長期的には損をする、なんてこともある。しっかり考えて、ちょうど良い関係を築きましょう。
原発の甘い蜜はもうやめ!
30年に××%とか、言ってるとなくす努力をしなくなる。ゼロにするための努力を。ゼロにした後の処理を真剣に考えよう。お金の問題ではない!
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