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Posted by ブクログ
福島第一原発事故を追った、朝日新聞の連載記事を
まとめた一冊…これ以降も連載は続き、本書は冒頭巻にあたる。
新聞紙上で断片的に読んでいたが、一度きちんと
目を通しておきたくて手にしたのだった…
なにをどう云おうが、これが現実なのだろう…
本連載記事をうけもった特別報道部のスタンスは、
報道に身を置く者でなくとも、忘れてはならないことだ。
ポイントは実にシンプル…
・徹底的に事実を書き、主観を省く。そして、わかりやすく書く。
しかし、現実は程遠い…本書から一例をひく…
―放射能は誰のものか。2011年夏、それが裁判所で争われた。
・・・(中絡)…答申書で東電は放射性物質を
「もともと無主物であったと考えるのが実態に即している」
としている。
つまりは、こういうことなのだそうだ…
「飛び散ってしまった放射性物質は、もう他人の土地に
くっついたものだから、自分たちのものではない」
こうした言い換えがあることにさえ、むなしさを覚える…
ボクたちは、こうした言説を読み解いていかなければ、微塵も
現実を知ることができない世に投げ込まれているのだろうか…
自分の身は自分で守れ…などとは、よく言われることだが、
知ろうとする姿勢はどうあるべきかを省みる契機になった。
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