三木卓のレビュー一覧

  • K

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    ネタバレ

    不可思議な夫婦の在り方を描いた作品です。

    夫(小説家)と、妻(詩人)は、40年に近い結婚生活を、ほぼ没交渉で送ります。このような生活で、夫婦としての感情を維持できるものかどうか・・・。
    妻が癌を宣告された後、夫は悲嘆にくれますが、これは「妻」だからでしょうか、「知人」だからでしょうか。

    夫婦と一言でいっても、様々な在り方があるものだと感心した一冊です。

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    2012年08月07日
  • K

    Posted by ブクログ

    これはまさしく一組の夫婦の愛の歴史である。
    それは常識的な結婚という形とは違うかもしれないが
    魂の奥で結ばれ
    存在を肯定し
    夫々の愛し方で愛したのであろう。

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    2012年07月29日
  • イトウくん

    Posted by ブクログ

    新聞の児童書案内で紹介されてて、どーも心にひっかかってて。

    小学2年の“イトウくん”の、特にどーといった特別なことは起こらない日常。歳の離れた兄と姉と両親とネコ。
    大人ばかりの中で一人、子供が大人の世界について考えるとはこういう感じなのかしら、イトウくんが彼の認識限界内で健気に考えている姿は、いとおしい。子供の作文を読むような気分。

    がんばれイトウくん。

    小学生も読めるけど…年長の娘もくすくす笑いながら自分で読んでたけど…おもしろいのかなあ?
    そっか、他人の日常は面白いもんな。

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    2012年02月13日
  • 砲撃のあとで

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    満州国崩壊後、引揚船に乗るまでを、少年の目で淡々と描いた短編小説の『連鎖状作品』芥川賞受賞。
    子供の目に生々しいのではなく、淡々としているが、父や祖母、汽車で乗り合わせた人たちの死、『いつもいつも死に襟首をつかまれている』状態で西までたどり着く。逞しいというより、子供ならではのすばしこさで切り抜き、惨状を頭に投射させていく怖さ。何より怖かったのは、祖母のジョクソウに、第3の眼を見ておびえるところであった。

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    2009年10月04日