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Posted by ブクログ 2012年11月08日
人間関係の距離感は、人それぞれ違う。
特に異性との距離感は、様々。
悲喜交々相まって、複雑だ。
夫婦関係も同じだ。
ラブラブ親密をいつまでも維持している
カップルがいる反面、
なんで、まだ婚姻関係が続いているのか
理解不能なカップルもいる。
面白いものである。
本書は、ある意味特殊であり、どこにでも...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月28日
決して楽しい話ではないのに、ユーモラスで軽い文章で楽に読めた。
風変わりな妻を当事者ながらすごく客観的に見ている「ぼく」。
彼女をわからないといいながらも、風変わりなのは育った環境など彼女にも事情があるということを受け入れている。
他人同士が結婚するのだから、何もかもぴったりの夫婦は稀で、価値観や性...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年03月13日
久々に3日で読破しました。
我が家は日経新聞を読んでいるのですが
以前、新聞で見た三木さんの書いたものの印象が、とても強く残っていて
いつか読もうと決めていた本でした。
三木さんご夫婦の不思議な、というより変わった関係と、
近頃私も考えてしまう孤独と、繋がっているような気がしてき...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月26日
詩人三木卓氏が、同じく詩人だったKこと妻の福井桂子氏との出会いからその死までを描いた私小説。夫婦(家族)のことは夫婦(家族)にしかわからないというけれど、それはこういうことなのだなぁという感慨、そして陰惨にもなりかねないこの物語をそうは描かない(またはそうは受け取らない)著者のスタンスとセンスの絶妙...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月22日
詩人の妻は思いっきり自分勝手。同居を拒み長い年月、別居しているのに離婚せず、身体不調になると身近に居て欲しいと命令する。クリエーター夫婦というのは、お互いに同じ空気を吸いたくないものだ。それは創作の裏側があからさまになり、理解よりも嫉妬や苛立ちが立ち上る。
やれやれの夫婦に一生、しかしそれなりの年月...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月21日
芥川賞作家の三木卓さんが、奥様で詩人の福井桂子さんについて書いた本。
小説家と詩人の夫婦ということで、
創作を優先して三木さんが仕事部屋にばかり居て、
別居同然の生活が長く続いたり、
具体的な夫婦生活を描いている部分もあるけれど、
夫からのワンサイドの話なので、
これで三木夫妻のすべてがわかる、とい...続きを読む
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