良かった。
互いの都合と立場のために政略結婚をした二人が次第に惹かれ合い、心を通わせる物語。
結婚前は妻をお飾りのものとして離宮に追いやろうとしていたシーク、また花嫁となったヒロインも冷酷な「野獣」と評判のシークを閉鎖的な環境からの逃亡のためだけに利用しようとした。
だが、物語の最後に「運命」という名の神が二人に幸せな奇跡をもたらす。
本作は架空の物語ではあるが、古今に渡って繰り返されてきた政略結婚においても、このカップルのように幸せな結末を迎えた夫婦は実在したに違いないーと素直に思わせてくれる。