塚本勝巳のレビュー一覧

  • ウナギ 大回遊の謎

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    【不思議だな】
    ウナギってあたりまえのように売っているけど、謎めいているのですね。
    謎を解き明かそうとする探究心に感銘です。

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    2012年11月23日
  • ウナギ 大回遊の謎

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    世界で初めて天然ウナギの卵の採取に成功した研究者の記録。広い太平洋で僅か10km四方の産卵場所を特定するなど、すごい大発見である。
    天然ウナギの生態を調べる事で養殖の効率を上げる事が可能らしい。という事は、調査に対する執念=美味しく安い鰻をたくさん食べたい、という事なのだろうか?確かに第一次海洋調査の懇親会は鰻屋だったと書いてあるw
    資源が枯渇する前に早く養殖技術を確立してほしいものだ。

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    2012年10月18日
  • ウナギ 大回遊の謎

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    うなぎがどこで産卵するのか、生態系が解明されていなく、漁獲量が激減している昨今、その謎、ウナギはどこで産卵するのか、に迫る。
    このテーマは、近所で冬になると漁師の方がシラスウナギを捕っていて、高値で売れていたりするらしく、好きなテーマで、これまでにも、
    『アフリカにょろり旅』世界中のウナギを捕獲するため、アフリカに行くお話。
    『うなぎ丸の航海』ウナギの卵を求めて、白鳳丸で探索に出る話。
    など、読んでいるが、この本は、これらの2冊の成果を踏まえた集大成。
    今までの2書と違い、科学的であるが、十分に理解できる。

    なぜ、今、日本でシラスウナギが捕れなくなっているかなども考えられる。
    研究が進む過程

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    2012年08月16日
  • ウナギ 大回遊の謎

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    ウナギの産卵場を求めて、大海原を右往左往するハナシ。
    ウナギは大好きだ。特別な食べ物でもある。こんなに馴染み深い生き物なのに、こんなに謎が多いところにも惹かれる。
    それにしても、ウナギの産卵場所は、10キロ四方の範囲であったという。。。さらに、産卵後、一日半ですぐに孵化してしまう。よくもまあ、卵を見つけたものだ!
    ウナギは、ここのところ激減している。日本だけではなく、ヨーロッパウナギもそうだという。
    それなのに、スーパーやコンビニ、安飯屋に至るまで、貴重な資源を食い荒らし、余計な商売をしている。ウナギ屋を、本物の鰻屋だけの免許制にすべし!3000円以下では売るべからず!と、声を大にして言いたい

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    2012年07月24日
  • うなぎ 一億年の謎を追う

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    冒険ごっこが好きで、大学で文化人類学に出会い、船にのって古代遺跡を発見することを夢見ていた先生が、なぜかうなぎの専門家に。

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    2019年09月06日
  • うなぎ 一億年の謎を追う

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    調査船で探索を続けるところが、とても面白かったです
    テーマを絞ってそのあたりをノンフィクションで読んでもいいな
    児童書なので幅広いテーマと口絵があって分かりやすかったです!海洋生物学の勉強になりました!
    調査船って大きいんですね!耳石って小さいのに重要な情報が!

    昔うなぎ関連の本を読んだ時に、遠く旅することと平べったい稚魚にびっくりしたなー

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    2017年08月07日
  • うなぎ 一億年の謎を追う

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    養殖のうなぎ。
    天然ものに比べて劣るとかなんとか言われますが、でも、うなぎの養殖は元天然。卵から育てているわけじゃない。
    身近でありながら知られていない、そして分かっていないうなぎの生態。
    これからもうなぎを好きな日本人で居続けるなら、知らないでは済まされないのでしょうね。

    言葉遣いや用語が小学生にはちょっと難しいかもしれないですが、読める範囲だと思います。

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    2015年07月06日
  • うなぎ 一億年の謎を追う

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    面白さなら教え子の青山さんの方が上のようだけど、これは中学生向けの理科的な読み物だからこれでいいのかも。
    幼魚から、だんだん卵に近づいていくところ、最新の研究成果が書かれているところは良い。
    でもこの本が物語に匹敵するほど面白いかと聞かれると、そうでもないなと答えざるを得ない。
    『シロアリ』なんか物語並みに面白かったものね。
    これをわざわざ感想文の本として選ぶ子は、よほどのうなぎ好きか、ライバルが少ないだろうという賞狙いの子か。

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    2015年05月18日
  • ウナギ 大回遊の謎

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    ウナギの卵発見譚。
    ウナギの生態には謎が多く、「ウナギは何を目印に産卵場所に集まるのか?」「親ウナギの回遊ルートはどこか?」「なぜウナギは大回遊するのか?」といった当然の疑問は未だ解決の目を見ておらず、2009年にようやく天然の卵が発見された。アリストテレスが「ウナギは泥から生まれる」と言ってから2000年以上を経ての快挙だ。何故こんなにも長い間ウナギの天然卵は発見されなかったのか。本書には発見に至る確かな足跡がある。
    『発見譚』以外の要素は薄めではあるが、これなくしてウナギは語れない、抑えておくべき一冊。

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    2018年10月20日
  • ウナギ 大回遊の謎

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    人類はどんなに陸の上で威張っていても、海の中のことは何にも知らない。
    ウナギという身近な魚さえどこで、どのように産卵するかすら分からない。その謎に挑んだ研究者。海流や塩分濃度を考慮に入れても、結局は卵や稚魚が網に入るかどうかの運だのみ。誠に海は広い。
    一人の研究者の研究史としても面白かった。
    資源が減り続けるウナギ。安く完全養殖が実現するといいな。

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    2012年11月22日
  • ウナギ 大回遊の謎

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    ウナギという題材が面白いだけに、期待していたほどではなかったという読後感。
    研究を時系列に沿って解説しているので分かりやすくはあるが、躍動感がない。気がします。研究者が書いた本って感じ。

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    2012年07月19日
  • ウナギ 大回遊の謎

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    ウナギに関する専門的研究の歴史と最近の動向について、読者の知的好奇心を満足させるレベルでの紹介がなされていた。
    ただしサイエンス系の新書とはいえ、もう少しウナギ研究に関する書物の初読者に優しい内容であっても良かったのではないかと感じた。研究に対する興味の裾野を広げていただくことも大切であるものと思う。

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    2012年07月14日