塚本勝巳のレビュー一覧

  • うなぎ 一億年の謎を追う

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    10年前の本、ずっと積読でした。
    児童書として書き上げた故か、肩書など無駄な忖度が無いぶん冗長的にならず、説明も平易で読みやすく頭に残りやすく、良い読書ができ嬉しかった。
    普段スーパーで何気に見かけるうなぎ、極たまにしか手が出ないが、その生態にこれほど壮大なものがあると思うとよりじっくりと味わいたくなる。

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    2025年08月31日
  • うなぎ 一億年の謎を追う

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    他の方と重複するかもですが、小学生向けの本ですが、大人が読んでもとても勉強になります。研究者としての心得や大変さなど、冒険小説を読んでいるような感覚でした。また鰻の生態についてとてもわかりやすく説明されていて、最後には考えさせられる内容になっている非常に良い本でした。

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    2023年08月10日
  • うなぎ 一億年の謎を追う

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    日本人にとって夏を乗り切る食材として欠かせないウナギ。そのウナギ研究の第一人者が、子ども向けにウナギ研究について著した本。
    これまでに分かったこと、解明していくことが分かりやすく述べられており、大人が読んでも参考になります。
    将来研究者を目指す子ども達に読んでほしい1冊です。

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    2015年08月30日
  • うなぎ 一億年の謎を追う

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    小・中学生向けに書かれたうなぎ産卵場調査、40年間の軌跡。人類の祖先は5百万年前に誕生と言われるが、うなぎの祖先はおよそ1億年前に存在。
    2013年2月環境省が、2014年6月国際自然保護連合がニホンウナギを絶滅危惧種に指定。
    「研究は楽しくやらなくちゃならない」
    「自分が好きなことを、力いっぱいやり続けよう」
    いつか必ず、夢は叶う。
    生涯作品で最高傑作はどれか、と聞かれたチャップリンの答「Next one」

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    2015年07月12日
  • ウナギ 大回遊の謎

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    ウナギ卵の採捕に成功するまでのプロジェクトを書いた本。一つの種の卵をここまで追求できることが、とても羨ましい。

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    2014年01月20日
  • ウナギ 大回遊の謎

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    どうやってウナギの天然卵を発見したかというだけでなく、どうして今まで見つからなかったのかについて、その時々の作業仮説に基づいて述べられているのが、night scienceの記録として面白かった。

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    2013年06月01日
  • ウナギ 大回遊の謎

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    ウナギは淡水魚と思っている人が多いが、実はニホンウナギは遠く数千キロも離れた太平洋のど真ん中で毎年、産卵していた。本書は、大海原で親ウナギが産卵する瞬間をピンポイントでつかまえたい、この究極の謎に挑んだ科学者たちの冒険の記録だ。度重なる失敗にもめげず、海山仮説や新月仮説や塩分フロント仮説などで絞り込み、ついに世界初、親ウナギの捕獲と天然卵の採取という金字塔樹立までの足跡を追う。

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    2012年12月26日
  • ウナギ 大回遊の謎

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    ウナギの生態が近年まで謎に包まれていたというのは,よく知られた話だが,「では,どの辺が謎だったの?」と聞かれると,上手くこたえられる人は少ないだろう.
    ウナギは回遊魚である.海で生まれ,河に遡上し,産卵のためまた海に帰る.そこまで分かっていながら,生態が謎に包まれているとされていたのは,数千キロにもわたる大回遊を行っているにもかかわらず,産卵ポイントがごく狭い領域に限られており,しかもそれが毎年転々とするので,産卵している姿や卵の姿が捉えられていなかったからである.本書では,ウナギの卵発見に至るまでの,世界の(そしてとくにアジアの)研究者の取り組みが,比較的詳細に描かれている.ちょっとした謎解

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    2012年10月14日
  • ウナギ 大回遊の謎

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    長い間時間をかけてウナギの謎に迫る、まさにアドベンチャー。
    おかねも時間も、多くの人の人生もかけて卵を探し出したのは物語としても非常に面白かった。

    積極的にネガティブデータをだした、というくだりがあった。
    富豪的というか、なかなか制約があって誰でもできる作戦ではないよな、と思ったけれど、当時はデータもそんなに出ていないわけで、なかなかできない決断だと感じた。

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    2012年09月10日
  • ウナギ 大回遊の謎

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    著者の塚本氏はウナギ研究の世界的第一人者。
    本書は、ウナギ研究の第一線でキャリアを積んできた著者が世界各地、特に(著者自身が関わってきた)日本のウナギ研究の歴史の解説を行っている解説本です。

    簡単に内容を紹介すると、

    冒頭、ウナギが何を切っ掛けに産卵の為の回遊を開始するのかと言った簡単な解説が行われ、以降、著者の研究キャリアを織り交ぜながら約40年前から2009年のウナギの卵発見とその後日談までうなぎ研究の流れを解説。
    そして最終章で長年に渡る研究結果に基づくウナギ保護策を提唱。

    と言った感じになります。
    そして、

    限られた時間内で行われる船舶を用いたフィールド

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    2012年08月09日
  • うなぎ 一億年の謎を追う

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    小学生向けでしたが大人が読んでも面白かったです。表面部分しか知らなかったウナギ研究の苦労を知る事ができて良かった。
    そしてエピローグの塚本先生の学ぶマインドにも大変感銘を受けた。
    そして個人的な意見だが土用の丑の日は無くなれば良いと思う笑

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    2023年07月15日
  • うなぎ 一億年の謎を追う

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    ちょうどこの本が出版される頃、養鰻業や研究者の人たちの座談会を拝聴する機会に恵まれた。本当に食べていいの?と思っていたウナギ。限りある資源を、次世代に受け継ぐ使命と、食文化の伝達は相反するのか?そんな疑問やしこりを取り除いてくれる発見だ。
    ***
    土用の丑の日に、こぞって口にされるウナギ。実はとてもその謎の多いミステリアスな生き物だ。そして、ついに世界初の天然のウナギの卵が発見された!一方でレッドリストに掲載され絶滅の危機にもある。身近な生き物・食材から、科学的好奇心をくすぐる一冊!


    塚本勝巳(著)
    1948年岡山県生まれ。日本大学教授。東京大学名誉教授。農学博士。専門は海洋生命科学。世界

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    2021年08月07日
  • うなぎ 一億年の謎を追う

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    ネタバレ

    丑の日のうなぎを食べないことにしたので。面白かった。やっぱり第一人者の子ども向けの本は、わかりやすくていい。

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    2019年07月28日
  • 世界で一番詳しいウナギの話

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    うなぎの研究、そしてそこからわかるうなぎ生態がわかりやすく書いてあります。
    わかりやすく書いてあるので大変読みやすい本です。

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    2019年02月02日
  • うなぎ 一億年の謎を追う

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    てっきり一般向けかと思って手にとったら、実は小学生向けだった。でも、科学的であることに対して記載の手が抜かれてないし、確かに生物学的にも面白い。
    著者の一般向けの方を読みたくなった。

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    2019年01月20日
  • うなぎ 一億年の謎を追う

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    どこかでうなぎ研究者の塚本さんの存在を知って、読んでみようと思った1冊。子ども向けに書かれた本ということで、読みやすさを意識しながら、研究のおもしろさを伝えようとした想いが伝わってくる1冊でした。ごほうびとして食べることの多いうなぎの生態、特に海で生まれた直後の話は知らなかったことばかりで、知的好奇心を刺激されますね。いつか、深海にまで潜ってこういう調査をしてみたいと思わされました。まだまだ知らない世界、やったことのないことがたくさんあるなぁと刺激になった1冊でした。

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    2017年12月23日
  • うなぎ 一億年の謎を追う

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    土用の丑の日に欠かせないうなぎ。
    しかしその生態は長い間なぞに包まれていました。
    …ということは知っていました。

    うなぎ博士こと塚本勝巳先生が、世界で初めてうなぎの卵を発見したことはニュースで知っていましたが、この本はその記録であるだけではなく、好きなもの、興味のあるものを追い求める楽しさが溢れています。
    ひとつの研究の成果が、わからなかった世界に光を当て、次の研究への道が作られます。
    ひとつの研究の成功が、協力してくれる人たちを連れてきてくれます。
    そしてどんどん世界は広がっていくのです。

    子どものころから「海底2万マイルごっこ」や「十五少年漂流記ごっこ」など、冒険ごっこが好きで、大学で

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    2015年09月14日
  • 世界で一番詳しいウナギの話

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    うなぎ研究者が卵を発見するはなし。やはり研究者本は面白い。日本人がうなぎを食べ尽くしてしまう前に卵が見つかってよかった。そこからわかる発生過程は完全養殖までのハードルの高さ。絶滅させる前に興味深い生態を知ることができてよかった。

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    2014年08月02日
  • 世界で一番詳しいウナギの話

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    ネタバレ

    生き物の「旅」への興味から、魚類の回遊現象、ウナギの産卵場所の探索へと研究を進めていった著者によるウナギ研究の解説。
    一貫して、自身の好奇心からの研究態度を貫きつつ、ウナギの研究を続けてきた人間として、保全への具体策を提言している。

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    2014年06月08日
  • 世界で一番詳しいウナギの話

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    塚本勝己先生は面白いことを研究していると思ってすごい発見だとは思っていたけど、すごい時間とすごい苦労して発見したとゆうことが良くわかった
    さらにウナギの生態など色々なことがわかった

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    2012年12月01日