鳴海丈のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
(1)著者は、「チャンバラ小説や捕物長を書くことを生業としている」という。この本は、著者の時代小説家として知識や感性をいかしながら、日本の伝統という視点を含めてマンガ・アニメを語っている。
「結びにかえて」のなかで著者は、この本で明らかにしたかったことを次のようにまとめている。
①日本人は本来、生命と無生命を区別しない文化を持っている。
②日本人は「小さくて丸っこくてカワイイもの」に愛着を感じる。
③日本のヒーローは他人のため、自分を捨てて、見返りを求めずに戦うことで存在意義を見出している。
④日本人の理想とする正義とは、敵を否定し殲滅することではなく、みんなで幸福になるために互 -
購入済み
伊賀和洋先生が作画で
鳴海丈先生の小説を劇画化している傑作
とだけ書くには不足している
はっきり言ってエロ時代劇画です 年齢指定が付かない限りは成年漫画ではない事くらい理解しているから
今作に成年指定は要らない事は分かっているけど
女だろうと子供だろうと犯されて死んでいく苛烈さは読み易いとは言い難い
暴力的であり誰も救われないし主役は悪漢、小説だとそういうシリーズは珍しくないし
男はこういうのをこっそり読んでいたものです
伊賀氏の自伝では鳴海氏とは同じ山形生まれだという事もあって相性が良く
同じコンビで何作も描いたとありました
鳴海氏はエロ時代劇を数多く執筆した小説家です
伊賀氏も、そう -
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
時代小説作家が書いたジャパニメーション論。
なぜ鉄腕アトムは太陽に飛びこんだのか――。巨匠・手塚治虫の作品群を糸口に時代小説家が描く画期的な日本文明論。
『リボンの騎士』のサファイア、『バンパイヤ』の狼女・ルリ子、『火の鳥2772』の万能アンドロイド・オルガなど、手塚治虫の「変身するヒロイン」をキーワードに、日本のマンガ・アニメが世界制覇した原動力の「萌え」、それを生んだ日本文化の核心を探る。ルパン三世と木枯し紋次郎の共通点は?
シュワルツェネッガーvs長谷川一夫の軍配は?
なぜアトムは太陽へ飛びこんだのか?
日本人による日本人のための作品が、世界中の人々の心をつかんだ最大の理由 -
購入済み
絵はきれいだが
ストーリー内容な江戸時代を舞台にした気楽な艶笑譚である。作品の対象年代も作品が書かれた年代もとても古いのだが、それほど年代を感じさせられるところはない。しかし「大きいことはいいことだ」と言わられていた時代だったんだな と感じる。絵はとても綺麗でしっかりしている。
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