荻野目悠樹のレビュー一覧

  • 黙星録1 やがて世界が燃え尽きる

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    全3巻 『双星記』『ダイアナ記』『デスタイガー・ライジング』らの作品群の最終話。
    出版社を転々としながらも書ききってくれた作者に感謝です。
    残った謎は最初にこんな悪条件の星に住み着いた者のこと。これも書かれるのだろうか。

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    2012年05月13日
  • 野望円舞曲 10

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    ネタバレ

    シリーズ最終作。主要人物の殆どすべてが死ぬ終わりを迎えるが、ストーリーの本筋に一切、関係のない市井の一ビジネスマンの姿が最後に語られることに示されるように、その後の混沌ではあるが平穏な世界が続くことが示される救いのある終わりを迎える。銀河英雄伝説では語られることのなかった、戦争と経済の関わりを本作は最後まで描き、経済が兵器である実弾と同様に機能しつつも、本質はカオスでコントロールできない経済の恐ろしさを描いている。ただし、あくまでもスペースオペラ小説なので非常に分かりやすく描かれているので、派手な宇宙戦艦の戦いと同様に小説として楽しめる。ロマンス部分は少々、ご都合的なので、あくまでもおまけ。

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    2011年02月03日
  • 野望円舞曲 4

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    銀英伝に経済の要素を足した感じ。

    ぞくぞくするような興奮はないけれど、徐々に面白くなってきた。

    各キャラの野望がどう錯綜していくのか今後が楽しみ。

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    2010年05月07日
  • 黙星録1 やがて世界が燃え尽きる

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    ネタバレ

    2重太陽系の話。
     これまでの話からオールキャスト出演。

     2つの惑星の最後が明らかになり、その未来は?
     そして平和交渉の行方。

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    2012年08月03日
  • ソードギャラクシー〈3〉 風、天を駈けよ

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    この巻で完結。
    ストーリー展開とかいろいろツッコミどころ満載で最初は★2~3位にしようと思ってましたが、レガシーランクの自然や状況が少し私の地元に似ているのでつい。
    本当に平和も人の命も自然も武力の前には軽視されてしまいがちですが、それらを守るために命をかける覚悟があるかどうか考えさせられました。

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    2010年03月05日
  • 野望円舞曲 1

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    銀河英雄伝説(以下銀雄)の著・田中芳樹氏原案のスペースオペラ。
    銀雄に比べると…光るキャラがいない。
    銀雄に比べると…舞台が狭い。
    銀雄に比べると…主人公は自由に動いている。


    等々、どうしても見比べてしまうのは宿命。初刊としては一応舞台背景やキャラの性格が理解できるように描かれているので次刊以降の展開に期待。KLAN(田中芳樹原案の小説)のような形にはならないでほしい。

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    2009年10月04日
  • 江戸剣客遊戯 一 侍ふたり、跳ねて候

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    平和なれした江戸時代に、未だ戦乱の気配、気風を残した武士と、主人の命なれば、道理の叶わぬことにも命をとし、忠義を尽くす武士という生き方から脱した男。
    それぞれにすごい剣の腕前。

    二人はある事件から偶然にも共に戦うことになるのだが。

    養子の立場の殿のご烙印、跡取り問題も併せ絡み合うストーリーと価値観の違いすぎる水と油の二人の男。

    これからどんな展開を見せるのか?

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    2021年07月22日
  • ハゼルナ 警視庁テロ対策分室

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    犯行声明のない爆破事件が発生。犯人の意図が見えずに捜査が難航する中、神保は新設の“テロ対策分室”に異動を命じられる。高校生のときに事故で両親と弟を失い、「なぜ自分の方が生き残ったのか」と罪悪感を抱えたまま爆弾を処理する神保に、上司の春日は危うさを感じていた。しかも今回の爆弾は、日本ではこれまでに例がないほど複雑なものだった。そして、新たな爆弾が見つかる―。

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    2019年07月31日
  • 黙星録2 慟哭は世界の爪痕

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    ネタバレ

    ついに惑星滅亡が明らかになります。
     艦隊の第2の目的も明らかに。
      あまりサプライズは無かったですが。

     本国でのキバたちの動きはどうなるか。
     狐さんの動きと巻き込まれた親子はどうなるのか。

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    2012年08月07日
  • 野望円舞曲 1

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    久しぶりのSFである。
    結構前から気になっていたので購入。
    ふむ、たしかに、登場人物全員が何かしら腹に一物隠している。主人公なエレオノーラが特に激しい。外見、他者への印象はおとなしいたおやかな財閥の令嬢だが内心は男勝りな性格。
    さらに、いつかは国家転覆を狙うなどかなり激しい。

    話全体としての印象はどことなく森岡浩之の「星界」に似ている。星間航行の方法が決められていて、そこが戦略上かなり重要であるところや、主人公が元首の血縁であるところである。しかしながら、描写としては本書の方が異世界感は少なく人類社会の延長であることが強調されている。
    ひとまず今後の展開を期待する。

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    2010年12月24日
  • 六人の兇王子 ~ヴァギオの嵐~

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    ネタバレ

    内容(「BOOK」データベースより)
    苦戦の末“快楽の宗主”サーリフを斃したギヴァだったが、その傷は深く、いまだ身体に残る毒素を抜くため、山中に身を潜めていた。だがその前に、ギヴァとサーリフの戦いで主を喪った女騎士カテリナと、親友ヴァイサルの仇討ちに燃える“竜王”ヴァキオが立ちはだかる!圧倒的な力を誇る“竜王”の猛攻にギヴァの命運は―!壮大なスケールで綴られるダークファンタジー、待望の第3巻。

    主人公が段々ヘタレになっているような・・・。
    しかも最後の死んだ振りが・・・。
    あと2冊で完結だと思われるけど先行きが心配です。

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    2010年12月23日
  • 野望円舞曲 10

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    ネタバレ

    内容(「BOOK」データベースより)
    ボスポラス帝国の大艦隊が、ついにオルヴィエート本星を攻撃した。しかも、ラムセス星域を消滅させた“思考体”の一派も、活動を始めていた。だが、オルヴィエートの独立をあきらめるわけにはいかない。わずかな艦隊を率いて大宰相ケマル・エヴヂミクに挑むジェラルド。そしてエレオノーラは“嘆きの宙峡”と“金融市場”を武器とした、危険な一手に勝機を賭けた。銀河の命運を決する最後の戦いの結末は…。シリーズ開始から十年を経て辿りついた、あまりにも感動的なラストシーン。巨篇完結。

    感動的なラストシーンには疑問が残るが、こんなものではないかと。
    戦闘シーンより経済の描写のほうが詳し

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    2010年12月11日
  • デス・タイガー・ライジング4 宿命の回帰

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    そしてなんとなくで4巻目。完結。んーー。なにか物足りない読後感。3巻くらいで一度盛り上がりかけたんだけどなぁ・・・設定としてはキライじゃなかったのにもったいない。

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    2009年10月04日
  • 野望円舞曲 6

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    銀河英雄伝説好きならば知らない人はいないだろうな。SFだけれども神林作品とは全く違った面白さがあります。

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    2009年10月04日