さかなクンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
漢字 大人レベル
フリガナ あり(全ての漢字に)
文字の大きさ 中
長さ 長い(271ページ)
出版年 2016年
内容 幼い頃から現在までを綴ったさかなクンの自叙伝。
感想 子どもの頃のさかなクンは周囲から見れば「変わったやつ」だったろうけれど、それも突き詰めれば皆を元気づける大きなパワーになり、世界を変える知識にもなる。子どもには「変わっている」ことを恐れず、敬遠せず、むしろ面白がろうという気になってほしい。さかなクンレベルでなくとも、好きなことを見つけてライフワークにすることは、出会いを広げ、人生を豊かにすることだろう。
好きなことだけにのめり込んだばかりに、進学、就職などで挫折や失敗が -
Posted by ブクログ
クレヨンで画用紙に描いたような絵だが、中1のデジタルイラストが趣味の娘曰く、目がキラキラしていてすごいとのこと。確かに。タコの吹き出しの白クレヨンぼかしなども良いと言う。身近な画材でこれだけ魅せられるのはすごいと思う。さかなクンのことなのできっと絵も正確なのでしょう。図鑑と見比べてみたい。(講談社動く図鑑の何かのシリーズのようですが、この絵本に特に動く仕掛けはないです)
ストーリーは、隣の芝生の青さをうらやましがるハコフグくんが、会話した魚たちから個の違いを学ぶ物語。魚好き幼児から、個性や自己肯定感に悩む思春期~大人まで、幅広く堪能できる絵本。 -
Posted by ブクログ
ネタバレさかなクンさんが絵本を出されていたこと、知りませんでした。そしてこんなに可愛い絵を描かれることも。最後のページで、なぜさかなクンがハコフグの帽子をかぶっているか知ることができました。
ハコフグは毒という特別なものを持っている。そして平和主義者。(自分から相手に向けて使うことはしない)
タコのお叱りもいい味。
「だれかを羨ましがって気持ちがスッキリするのか?
だるかと自分を比べて、その誰かになれるのか?」
本の袖にハコフグから
「ぼくなんか…わたしなんか…」って思わなくていいんだよ。
マグロがエラを動かすことが出来ないため、早いスピードで泳ぐことで呼吸をしていると知り、驚きました。卓 -
Posted by ブクログ
漢字 なし(ひらがなのみ)
フリガナ なし(ひらがなのみ)
文字の大きさ 中
長さ 短い(32ぺージ)
出版年 2022年
内容 自分に自信がないハコフグの子が、他の魚たちとの対話を通して自分の良さに気づいていく物語。
感想 クレヨンで描かれた絵がとても可愛らしく、ユーモラスで愛情にあふれ、見ているだけで幸せな気持ちになる。それぞれの魚の特徴も学べるが、個人的には、少し文字が多すぎる印象。ハコフグという魚も身近なものではないので、子どもがすんなり感情移入できるかといえば難しいかもしれない。絵本を読む年代の子どもは、人と自分を比べて落ち込むという経験もまだ少ないと思われるので、物語を楽しむという -
Posted by ブクログ
映画を観たら、のんを讃える声が多く感じたので、シンプルにさかなクンが知りたくなって読んだ。彼は周りを気にせず、これと思ったものに没入できる個性を持ち、それが彼をここまで導いたと感じた。さかなクンはすごい、好きを持ち続けて夢を叶えた、という声も多く聞くが、それができる人だったのである、と、いうところで納得し、それが偉大なことであると世間は思っているが、本人は思っているかどうかは、またその程度はわからない。こんなふうに育てたい、も世間の判断であって、ケースバイケースだと思う。
自分はあるいはこんな風に生きられたらいいな、という、憧れみたいな人生に、みえる人だろう。
が行をぎゃ行に完全変換しているの