さかなクンのレビュー一覧
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一気読みしてしまいました。
さかなクンが魚や絵に夢中になっている姿が思い浮かび、こちらも楽しくなりました。好きなことに出会って、続けられること、とても幸せですね。
私も子どもたちが興味が持ったことは、まず思う存分やらせてあげたいと思いつつ、時にこちらの勝手な思いで口出ししまっていることがあるな‥と反省しました。さかなクンのお母さんのように子どもを信じてしずかに見守っていきたい、サポートしていきたいと思いました。
そして、自分自身も好きなことを楽しむ時間を大切に、一度きりしかない人生「楽しかったぁ〜」と思えるように生きたい!と思います!! -
Posted by ブクログ
はじめてテレビで「さかなクン」を見たときは、猛烈に高いテンションで繰り出されるオタクな魚についての知識と、ダダスベリするダジャレにドン引きしたことを覚えています。
「あまり好きではないタレント」というイメージが「尊敬できる人」になったのはいつだったのか、定かではありませんが、周りから何を言われても自分を偽らず、魚類について調べたり食べたりすることが大好きで、その魅力を他人にも伝えたいと真摯に活動している姿に気が付いた時だったのではないか、と思います。この人は、イロモノタレントではなくて、本当に自分の「好き」に忠実な人なんだ、と。
本書にも出てきますが、昔のテレビ番組「どうぶつ奇想天外」の爬虫類の専門家枠で千石正一先生という方がいらっしゃいました。この先生も素頓狂で「変人」に片足を突っ込んでいるような方でしたが、爬虫類への愛と知識は他の追随を許さず、とても尊敬できる方でした。
さかなクンは「大学に進んで魚の研究がしたい」という夢がありましたが、小中高と大好きな魚と過ごすことに夢中で勉強してこなかったため、大学に進学することができませんでした。それでも、好きなことに向き合い、本当に自分がやりたいことを悩みながら探し続けた結果、最終的にはかねてからの夢であった東京水産大学で教鞭をとる、というところにまでたどり着くのです。
もちろん、好きなことに熱中している人が全員自分の夢をかなえられるわけではありません。それでも、さかなクンのような(多くの幸運があったとはいえ)成功例があると、それは一つの希望になるように思います。 -
Posted by ブクログ
好きなことばかりして、さかなクンのようにうまくいく人はごく一部なんだろうな。と思って読み始めた本。実際そうかもしれないけど、さかなクンは偶然ではなく、成功すべくして成功した人なのだなと本書を読んで思いました。「好きである」「続ける」「深堀りする」「人に伝える」そして「人柄がいい」が揃ってるからこそ、ただのお魚好きでは終わらない「さかなクン」が生まれるに至ったのだと思います。
お魚に没頭する少年時代のさかなクンを全肯定し続けたお母さんもすごい。学校の勉強について一言も言わないなんて、自分にはきっとできない…それでも彼女は息子をほったらかしにしていたわけでは決してなく、逆に好きなことを追究する環境を与えてやったり、いいニュースを一緒に喜んだり、時には失敗も見守ったりと、親として子どもにこうしてあげたいという点をたくさん学ぶことができた。
最後に、好きなことは好きだとどんどん言っていこう!と改めて思った本でした。映画「さかなのこ」もとても良かったので、見直したい。 -
Posted by ブクログ
2-3歳の頃、砂場を泥団子で囲むまで動かなかったエピソードはすごい
熱中できる集中力以上に、それに付き合えるお母さんのすごさを感じた
またタコを飼えるはずないという大人の中で信じてくれたのは母だけというエピソードも良かった
お魚が好きならとことんやりなさい
という母の姿勢は、畳が腐ろうとも、いつもどんな時でも変わりませんでした
畳が腐ったら普通怒るよね❓というか腐らせる前に止めるよね❓❓…このお母さん何者なのか
そう思うなら、そうしたらいいよ。一度しかない人生なんだもの。自分の決めたことがいちばんよ。お母さんは応援してるから。
私もこう言える母でありたい。
50万近くする楽器をポンと買ってしまう度量も素晴らしい…
とにかく母が素敵です。
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Posted by ブクログ
映画「さかなのこ」を鑑賞し、さかなクンについて興味が沸いたためこちらの原作を読みました。
小中学生に向けて書かれているため、大変読みやすかったのですが読み応えもありました。
出てくる人々が皆さんいい人すぎてほっこりするエピソードばかり。
特にヒヨくんのタコとり名人のお爺ちゃんが獲ったタコを目の前でシメ殺されてしまったところは申し訳ないが笑ってしまった(ここは映画でも描かれていました)
とにかくお母様が素晴らしい方だったんだと思う。
魚が好きすぎて変わっている息子を一切否定せずに育て続けた。
本来なら思春期には「自分は変わってるのでは?」という思いになったり、周りから虐められたりする事もあるのだろうが、さかなクンはそんな事は無かった。
周りのクラスメイト達も最初は馬鹿にしたりもしているが、好きな事を突き詰め続ける姿勢には感嘆していたのだと思う。
オタクって、一定のラインを超えるとものすごくカッコいいから。
自分が好きなものも、人が好きなものも否定はしない。
この事をさかなクンから学びました。
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Posted by ブクログ
映画感想。
「男か女かはどうでもいい」
冒頭のこの一言だけで、なんだか泣きそうになった。
さかなクン役をやるのがのんさんでもいいだろう?という意味にも、「好きなことをまっしぐらな人は、男だろうと女だろうと素敵なんだよ」という意味にもとれて。
色んなことにも言えるんだよねぇ。
「好きになる人が男でも女でも関係ない」
「家族の稼ぎ頭が男でも女でも関係ない」
JKローリングさんが、性差はある、みたいな発言で炎上してたけど、
生物的に「男」と「女」という違いは、紛れもなくある。雌にしか生理は来ないし、子どもは産めない。
でも我々社会が便宜的に作った、男と女は、「男か女か関係ない」と思う。その範囲で、苦しむ人が少しでもいなくなればいいなぁと、思う。
…ただ「子供を授かれない女は女じゃないのか」とか、その発言で傷つく人も、いるのよね…。「無精子症の男は女なのか」と言われたら、そりゃ違うだろうというのと同じ議論な気がするんだけど。
私はまだまだ無知なのだな。きっと。ごめんなさい。
ただ…どうなんだろう。誤解を恐れずに言うなら、「男の体で生まれて女の身体になりたい人」、またはその逆の人が、「女性(男性)らしい格好」をしてらしさを強調するのは、どうなんだろうって、思う時がある。「女(男)らしさって、何ですか?」って。私は女で、よく「中身がおっさんだね。」とか、「男前だね」と言われるから、余計に。別におっさんになりたいわけじゃない。私は生まれてこのかた、女の性で女として生きてるのに。
パートナーとの関係から、社会的に「男性的なこと」を担わなくてはならなくて、そうならざるを得なかった私の事情は0カウントで、そう言われてしまうと、余計に「女らしさって、何ですか?」「私が持ち得なかったものを持っている人は、男であれ私より女らしいってことですよね?」って、極論に突っ走りたくもなったり。少し悲しくなる。
だから「男か女かはどうでもいい」って、救われる。