伊図透のレビュー一覧

  • 銃座のウルナ 4

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    タイトルから想起される様なものは無い。パラレルワールド的なSFで、今よりも少し前の時代背景に近い為か、どうしても男尊女卑的な思想が根底にあり、それに抗う為の話でもない。ここの部分でどうしても引っ掛かりを覚えてしまう。

    戦果を挙げて帰国したウルナが特権を得る事もなく、やはり所詮女性兵士と言う「国家思考」は変わらない。この時代にあっても女性が逞しく生きている、とは思えない。現在は「女性を搾取するもの」として当然と扱っていた時代とは明らかに異なっている。撤廃はされてないし、以前現実の中でも女性蔑視は残っているが、女性の描き方としてはかなり古いモノと考えて読まないといけない部分がある。

    とは言え、

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    2018年03月18日
  • おんさのひびき 新装版 下

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    子供の頃の楽しかったことよりも、苦しかったことの方がより思い出させられる。

    でも、また読み返してしまうんだと思う。

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    2017年02月20日
  • おんさのひびき 新装版 上

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    新装版上下巻になっていたので大人買いして一気読み。

    まだイジメが大きな問題になっていなくて、イジメられていた人を本気で見下していた無知で残酷だった小学生時代を思い出したり、逆にクラスにうまく馴染めていない気がして憂鬱だった気持ちを思い出したり。

    色んな気持ちが吹き出してきた。

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    2017年02月20日
  • エイス(3)

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    TGA vs 反TGA。安定した2極対立構造の世界を構築しようとしていたTGA。リュウの想いに応えた峠はその野望を阻止する。そして世界は断片化された。民族、宗教、格差によって。交錯する価値観。テロが頻発し、人々は憎しみ合う。
    どちらがマシな世界だったのか? 結論は曖昧なままです。でも人は生まれる場所も時代も選べないし、最悪でも恵まれていても、とにかく与えられた環境の中で生きるしかない。どんな人生でも幸福な瞬間はある…と思いたいです。
    打ち切りなのか、重要なシーンが回想ダイジェストになっているのが残念。

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    2014年10月28日
  • エイス(1)

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    職は白蟻駆除詐欺。趣味は盗聴。小悪党の峠軌八は謎の組織・TGAに脅迫され、仕事を請け負うことになる。 それはIQ160の天才少年を調査するということーー。
    環境が才能を腐らすという。
    新しい世界が少年をきらめかせるのだという。
    凡人との軋轢や葛藤は無駄⁈
    胡散臭い組織ですね。TGAは。救済と言いつつ、選民思想が見え隠れしています。
    悪ぶってるけど、人の良いところもある峠。
    このまま組織に利用されっぱなしということはなさそうだけど…。

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    2014年05月08日
  • エイス(2)

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    ベネズエラの大地にそそり立つ"TGA"の建築物。
    理想郷を夢見て集う人々。異質さを拒絶し排除しようとする人々。世界の理不尽に抗おうとする人々。
    "TGA"の理念は国に分断と混乱をもたらす。
    そして、そこにはひとりの日本人が。
    殺人鬼か?救世主なのか…?

    世界をひとつにする理想郷を説く奴、エネルギーを握る奴、大抵ロクな連中じゃありません。
    なんか話がでかくなってきましたね。
    全3巻でまとまるのか不安です…。

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    2014年05月08日
  • オール・ザ・マーブルズ! 2

    ネタバレ 購入済み

    野球というより

    女子野球と言うより女子野球選手漫画と言うか…
    恵と愛の能力の高さばかりがフューチャーされて、肝心の野球シーンはほとんど描かれない。
    なのですげーすげーばかり言ってる印象。

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    2022年08月01日
  • エイス(2)

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    1巻を忘れかけている自分が悪い。
    誰がどこで何のために何をしているのか。
    行間を読む以前に内容をつかみきれていないので、続けて読むべきだった。
    「銃座のウルナ」と同じく、まとめて読むことに。

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    2020年07月17日
  • エイス(1)

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    1巻の段階では、怪しい組織があるぞーっていうところまで。
    この作者はこういう、過去を引きずったおじさんが好きだね。

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    2020年01月24日
  • ミツバチのキス 新装版 2

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    お。ん? ここで終わり!?
    と驚愕。
    もっと駿河さんとのやりとりを見たいなー。
    それにしても女性を性的に消費する男、というテーマがこの作者には強いのだな。

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    2019年12月21日
  • 銃座のウルナ 3

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    急遽投入された大艦隊。大火力による掃討作戦。
    見えかけた真実も、生まれかけたふれ合いも、
    国家権力による大きな流れに飲み込まれ、
    あれよあれよという間に押し流されてしまう…。
    その勢いに、哀しさに、ページをめくる手が早まります。
    そして一つの戦いの終わり。物語は新展開へ。
    ウルナは、世界はどう転がっていくのか、
    第4巻で出会うであろう展開に期待です。

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    2019年03月20日
  • 銃座のウルナ 2【電子特典付き】

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    今まで見えてみた世界・信じていたものにほころびが生じ、
    価値観を大きく揺さぶられる第2巻。
    ラトフマと異形ヅードとの絡みを見たときには
    これはいったいどういう世界なのかと思ったけれど、
    なるほどそんな秘密があったとは。
    第1巻で触れられたさりげない伏線が効いてました。
    さて。揺らいでしまった世界は元には戻らない。
    ウルナは、世界は、これからどうなるのだろう?
    続刊に期待です。

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    2019年03月20日
  • 銃座のウルナ 1

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    雪深い戦地最前線に派遣された狙撃手・ウルナ。
    雪に閉ざされた世界、女ばかりの戦場、
    異形の敵ヅードとの戦闘…息づまる日々。
    しかしある夜、ウルナは異様な光景を目にする…。
    何だろうこの雰囲気、この設定、この展開。
    これまで触れた戦場もの・ファンタジーとは
    ずいぶん違う味わいの物語で、じわじわ引きこまれます。
    まだお話は始まったばかり。果たしてどうなっていくのか?

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    2019年03月20日
  • 辺境で 伊図透作品集

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    ネタバレ

    説明を省略しても伝わる技術と、それゆえのシャープでスマートな話の印象、絵柄はやわらか、に多少の奇想をまぶして、この作者は出来上がっている。
    「ミツバチのキス」や「銃座のウルナ」では奇想の成分が濃く。
    この短編集は良質な映画のようだ。

    STEEL BLUE
    芸術家が鉄を扱ったら。

    靴ひもを結べ!
    男の子が馬鹿に見える女の子と、男の子ふたり。

    靴ひもを結べ!・冬
    靴マニア。

    辺境で
    劣悪な労働環境。

    あふれてしずんだお話たち(ほっとけ。さくら。ソ連の石)
    少年少女のほのぼのものかと思いきや、沙村広明を連想させられる陰惨さに。
    「世界のいろんなところに行くんだ、タダ乗りで」という少年は、「

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    2018年03月13日
  • 銃座のウルナ 2【電子特典付き】

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    ネタバレ

    女性の情念が絡んだ拷問はきついなー。
    ヅードが醜い歯茎に見えるのは理由があって。
    実験台にさせられている?
    ともあれ誰だかに助けられて、仕切り直しになりそうだ。

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    2017年12月25日
  • 銃座のウルナ 1

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    初めての作者。
    五十嵐大介を思わせる作画。
    また美しい雪景色を最低限のトーンで表現している。
    またエログロに振れそうな作風も楽しみ。

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    2017年02月09日