神田秀樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
「会社法」は上場企業から中小企業まで三〇〇万社以上ある日本の企業の基本法だ。
「株式会社」という仕組みが圧倒的に普及し、「コーポレート・ガバナンス」の重要性に対する認識が国際的に高まる中、会社をめぐる環境は激変している。
新法制定の背景と内容をわかりやすくコンパクトに解説しながら、会社の未来を展望する。
[ 目次 ]
第1章 なぜ、いま新「会社法」か(世界に広がる「株式会社」 なぜ、いま新「会社法」か ほか)
第2章 株式会社の機関(なぜ法は株式会社に機関を要求するのか 株主総会とは何か ほか)
第3章 株式会社の資金調達(利害調整法としての会社法 株式と資金調達 ほか)
第4章 設立、組織再編、事業再生(株式会社を設立するには 自由度を増した組織再編 ほか)
第5章 会社法はどこへいくのか(ライブドアの衝撃 これからのコーポレート・ガバナンス ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
Posted by ブクログ
会社法も、行政法(行政法という法律はなく、その領域に様々な法律を包括するのだが。)に匹敵する複雑で難解な法律であることが分かった。
会社法は、2006年に商法の一部や有限会社法などを一括にまとめて作られた(そのため商法は第33条から第500条までごっそり削除されている)。もともとの商法は明治期に古典的なドイツ法で作られたため、時代に適合しなくなったという経緯がある。会社法それ自体は、民法の特別法と言う形であるようだ。
恐らく著者もかなり辛い思いでこの本を書いたのだと思う。非常に難解である。それもそのはず、会社法自体が長大で難解極まりないからである。あたかも行政法であるかのようだ。
行政法はまだ、市民に比較的近い法律(まさかと思う人がいるかもしれないが、地方自治のあり方を定めた地方自治法や、国賠法も行政法の一端を為す。)と言えるかもしれないが、会社法は民法の特別法と言うこともあり、中々身近とは言えない。後半のほうでライブドアの一件を例示して解説している。このころになって、会社法が脚光を浴びたと言える。
私はビジ法の一環としてこの本を読もうと思った。前半の一章、二章三章はは比較的良くまとまった本ではないかと思う。しかしもう少し推敲の余地があるのではないかと思ってしまった。それだけ、何回で複雑な法典であることの顕れなのかもしれないが・・。 -
Posted by ブクログ
会社法、「それは、株主がおカネを出し、それに基づいて、会社の運営を決め、会社が活動すると言う面についてルールを定めている」ものである。※「 」 な内は本書からの引用
株主といっても複数いるし、買収を目論む新株主も出てくる。会社の資金調達が必要になるかも知れないし、事業を畳むことになるかも知れない。法令遵守は上手くいっているのか、など、考えることは多い。また、そういった問題に対応するにも、株主間で利害の調整や取締役の監督などが必要そうである。会社法はこれらに関する決まり事が書かれている、ということか。
内容はかなり硬め、かつ読みやすいとは言えないが、頑張って読み進めるたら、資金調達や組織再編に関する自社の動きについて、少しは関心が持ててきた。会社員として働く中で関わる法律や規則については会社法に限らず、基礎基本は押さえておきたいものである。 -
Posted by ブクログ
法律関係の仕事に就き、商業関係の業務に携わることが増えたことで、会社とは、とゆう基本的なことを知る必要が出てきた。ただ、手にとってみたものの、開いてみると興味が全く湧かず、読んでいても頭に入って来ず、ただただ眠いだけで、しばらく放置していた。
その後、行政書士の勉強を始め、会社法が出てきたが、色々と意味がわからず、テキスト読んだが情報が膨大すぎてさがし出せず。
テキストと問題集でみたことのある単語なんかは、この本を読んですこし理解が進んだが、会社法の半分以上は株式会社に関する規定。会社法とは何か、の前に株のことを知っておかないと、特に第5章なんかはちんぷんかんぷん。
時代の変化に伴って新しい概念が沢山生まれ、それに対応すべく法律も雑多になってきているんだろうと推測するが、それにしても、終盤はその最近の雑多な問題をつまみ食いしただけとゆう感じで、さらーっと読み飛ばした。 -
Posted by ブクログ
会社法の基本的な考え方について解説している本です。
会社法とはなにかということが、わかりやすく解説されており、これから会社法を学ぼうとするひとや、会社法を学びはじめたばかりの読者にとって、学習内容をイメージしやすいものにしてくれるという意味で、有益な本ではないかと思います。
ただ、いくつかの箇所では、要点をまとめたようなそっけない叙述になっているところがあるように思います。どのみち新書一冊の分量で会社法の全貌をカヴァーすることなど不可能なのですから、思いきってあつかう内容を絞り込んで、会社法がいったいなんのためにあるのかということを示すようなしかたで説明してほしかったという気もします。