三木義一のレビュー一覧

  • まさかの税金 ――騙されないための大人の知識

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    ネタバレ

    新聞のコラムとその解説を集めたもののようだが読みやすく、内容もすんなり入ってくる。

    税金のもつ再分配の役割について多くが割かれており、特に軽減税率は意味がないということが繰り返し説かれる。最初の改正論議のときも軽減税率は意味がないことを主張したかったのだけど色々と圧力があり新聞各社は論評を控えた。そのおかげで新聞が軽減税率の対象となったが新聞史上に残る汚点だとバッサリ。

    ・逆進性の解消には給付付き税額控除が一番だし、資本課税も検討しなければならない。配当金なども富裕層は配当を控えるようにいうだけの権力を有しているので、配当を控えた会社の株価が上がることでますます資産価値が増える。

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    2025年06月15日
  • 日本の納税者

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     三木先生と言うと、この人は租税法学者でして、また青山学院大学の学長まで上り詰めた方ですから、私も下手なことを申し上げることは当然できかねますが、どうにもこの本には些か疑問が残る形となりました。
     身も蓋もないことを言わせてもらえば、この人は結局、租税法の複雑難解さによって生計を立てていたわけでして、言うなれば「租税法利権」の受益者である、というのが私の認識です。
     従いまして、私にとって三木先生は、同氏が糾弾する日本社会における租税を巡る「ものの見方」に関する共犯者だと思うわけです。
     なるほど租税法の複雑難解さは目に余るというのはわかるわけですが、そしてその見直しの必要性についてというのも

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    2019年11月12日
  • 日本の税金 第3版

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    日本人が払う税金には何があるかを説明する本
    なかなか面白いけどやはり税金は難しい。
    基本的には不平等や租税回避とのイタチごっこである
    まあ自分はどういうものを払うのか覚えておくのは大事

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    2019年07月14日
  • 日本の税金 第3版

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    冒頭に出てくる安倍内閣の消費税値上げ先送りを総選挙で問うという欺瞞性の指摘からこの本は始まる。税に関する実務知識ではなく、税金制度そのものの問題点を考えさせてくれる「政治的」な本と言えるかも知れない。直間比率のこと、所得控除と税額控除の格差社会解消という観点からの比較、法人税という制度の持つ意味合い、消費税制度の逆進性を生む問題点、相続税の問題点…。日本の法人税の税率が高いように指摘されるが、実は非課税部分が多いゆえに実施的な負担はかなり低い!とは衝撃的な話。ピケティなどの指摘とある意味中で共通するこの書の問題意識は鋭く、快感さえ覚えた。なお、「夫婦財産契約」という概念は初めて知った!

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    2018年10月30日
  • 日本の納税者

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    日本の納税者意識の問題提起。

    国民の税金について知識、関心が相対的に低いことによる問題点を指摘。選挙のときだけ減税を掲げる政党、増税・減税ばかり声高に報道するマスコミ、それを妄信する国民。細かい点は官僚が決めているというこの構図が続いており、変わる気配はない。

    税や金融についての教育を早い時期に行うべきと思う。現状全く足りておらず、給与所得者のほとんどが無知に近いのではないか。

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    2017年02月11日
  • 日本の納税者

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    日本の税制を主権者である納税者の立場から見た本。
    終戦後国民主権になったが、憲法には納税の義務の項目が追加され明治憲法とあまり変わらない。またGHQは申告納税制度を導入させたが、年末調整制度による給与天引きが中心となり、2000万人強しか確定申告をしていない。それらのことが税とその裏側の政府の再分配への意識の希薄化を産んでいる。
    また税務署や税に絡む司法は複雑かつ官僚に有利になっており、真剣に争われるケースが少ない。国政における審議の場の確保と権利憲章の制定が重要としている。

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    2015年10月30日
  • 給与明細は謎だらけ~サラリーマンのための所得税入門~

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    源泉徴収税制等について専門書や取り扱いの手引きは多数あるが、一般向けの解説書は少ない。
    これは非常に分かりやすい。
    給与所得者の多くは知らない間に所得税を取られてしまって普段意識することは少ないが、関心を持つ必要はあるのだろうと思う。
    著者は現状の税制に批判的な考えがある様だが。

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    2014年10月13日
  • 給与明細は謎だらけ~サラリーマンのための所得税入門~

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    散漫というか、各論についてひたすら長くてつらかった。ただ、それは著者のせいではなく制度の問題かと。光文社新書レベルで扱うには分の悪い分野だったかな。

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    2014年04月10日
  • 給与明細は謎だらけ~サラリーマンのための所得税入門~

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    「所得税入門」的な要素も十分帯びてはいるのですが、どちらかといえば「サラリーマンはこんなに所得とみなされてるんだぞ」「控除はこれだけしか認められないんだぞ」という啓蒙がメインか。今まで給与からの控除を特に気にせずにきましたが、知っておいた方がいいのは確かですね。

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    2012年10月27日
  • 給与明細は謎だらけ~サラリーマンのための所得税入門~

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    具体的な数値を用いているので、『羊』の方々(本書ではサラリーマンをこのように表現している)は片手にしながら読み進めると自分の立ち位置を
    すぐさま把握できるので、そういう意味では良著かも。

    ただ、「サラリーマンのための所得税」をイントロする本著の性質上、
    学問的な話は薄く、実務的な数値が多く盛り込まれているので、数字の
    嫌いな(税法・会社法などのビジネスローにおいては致命的だが私はそうだ)学生・羊さんには、ナイトキャップとしての意味でも良著である。
    ターゲットがそもそも違うのでこれ以上を求めても仕方がないかもしれないが、何れにせよ「とっかかり」としてはいいのかもしれない。

    この本だけで大学の

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    2012年05月08日
  • 給与明細は謎だらけ~サラリーマンのための所得税入門~

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    [ 内容 ]
    給料日。
    現在、ほとんどの会社で給与は銀行振込になっている。
    あなたがサラリーマンなら、手元に給与明細が配られるだけである。
    あなたは自分の給与明細をじっくりと見たことがあるだろうか?
    そこに記載されている数字が正しいかどうかチェックしたことがあるだろうか?
    日本のサラリーマンの税金のむしられ方は、羊たちの毛刈りを連想させる。
    日本の羊たちは、知らないうちに毛をむしられ(源泉徴収)、その程度やむしられ方についてもわからないまま、不満や不安はあるが、でも大騒ぎするほどの負担感を抱かないですむようにされている。
    この本は、そんなサラリーマンの税制の現状をわかりやすく説明したものである

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    2011年04月11日
  • 給与明細は謎だらけ~サラリーマンのための所得税入門~

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    給与明細に載っている種々の金額の根拠を知ることが目的なら、FP検定の教科書買う方がよっぽどわかりやすい。

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    2011年02月02日
  • 給与明細は謎だらけ~サラリーマンのための所得税入門~

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    本書ではサラリーマンなら誰でも気になる源泉徴収と各種控除、年末調整、退職金、年金制度などについて一通り解説している。まあ、このようなことは会社がつつがなく処理しているハズなので、我々サラリーマンは気にしなくても大丈夫(というか裁量の余地がほとんどない)なんだけど、一応、この程度のリテラシーは持っておくべきなのだと思う。

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    2011年01月23日
  • 給与明細は謎だらけ~サラリーマンのための所得税入門~

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    給与明細を含めた税法、控除の解説。FPでも学んだが、種類も多く、毎年法律が変わるためアップデートが必要。会社員であるからこそ、自身の給与やその周辺の税金、控除について理解し、学んでいく必要があると思う。

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    2010年05月09日
  • 給与明細は謎だらけ~サラリーマンのための所得税入門~

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    狙いは悪くないものの、愚痴レベルな「余計な一言」が多いのが残念な一冊。あと、源泉徴収制度を国民が税バカになるからと批判するのはちょっと一面的過ぎると思う。

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    2009年10月04日