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Posted by ブクログ 2024年04月17日
もうかなり以前の話になるが、ある人気タレントが税務調査を受けた際、当局が高額の所得隠しの指摘し、それに従い修正申告と追徴税を支払った。その会見の際、彼は植毛治療を経費にしていたと弁明したが世論はそれを受け入れず、彼の芸能生活は事実上の終焉を迎えた。私は彼の人柄が好きだったので同情的だった記憶がある。...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月23日
日本の民主主義はとことん国民の無知の上に成り立っているのだと思い知らされる。
震災のように、実際の破綻が訪れるまで何も考えないというのは国民性という言葉で片付けて良いものではないだろう。
税制の問題など見向きもせずに、政治家を人格の好き嫌いで判断することを先導するようなメディアのあり方に対しても強い...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月24日
お金の絡む本はほとんど避けてきたのですが、多様な意見を聞くことなく突き進む現政権を目の前にして、帯に書かれているメッセージが目にとまり読んでみようと思いました。
「減税は正義か?」との刺激的な呼びかけに始まり、歴史的な背景も振り返りながら、今の税制に関する問題点を納税者の立場から解き明かした展開...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月06日
意外に無関心な納税者の権利。我々が国家権力と対峙するのは、警察と国税ではないか。しかし、多くの国民は憤りを感じながら、やむを得ないと泣き寝入りをしてしまう現実がある。著者が行っている納税者の権利を主張する運動は、あまり知られていないし、私自身も知らなかった。マスコミが取り上げることも少ない。日本の税...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年11月12日
三木先生と言うと、この人は租税法学者でして、また青山学院大学の学長まで上り詰めた方ですから、私も下手なことを申し上げることは当然できかねますが、どうにもこの本には些か疑問が残る形となりました。
身も蓋もないことを言わせてもらえば、この人は結局、租税法の複雑難解さによって生計を立てていたわけでして...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年02月11日
日本の納税者意識の問題提起。
国民の税金について知識、関心が相対的に低いことによる問題点を指摘。選挙のときだけ減税を掲げる政党、増税・減税ばかり声高に報道するマスコミ、それを妄信する国民。細かい点は官僚が決めているというこの構図が続いており、変わる気配はない。
税や金融についての教育を早い時期に...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月30日
日本の税制を主権者である納税者の立場から見た本。
終戦後国民主権になったが、憲法には納税の義務の項目が追加され明治憲法とあまり変わらない。またGHQは申告納税制度を導入させたが、年末調整制度による給与天引きが中心となり、2000万人強しか確定申告をしていない。それらのことが税とその裏側の政府の再分配...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月23日
税理士ではなく、弁護士が書いたことに驚く。
日本の納税者はお上の言いなりで、異議申し立てしにくい。更生の請求をしても、税務署は理由を言わず、向こう方が間違っていても延滞税を加算される。
行政職員の再雇用としてのOB税理士、大学院でのダブルマスター、税法の知識のない弁護士や裁判官。一般市民がプロを頼...続きを読む
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