岳真也のレビュー一覧

  • 悪女たちの残酷史

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    どうやら日刊ゲンダイだったかで連載したコラムの記事だそうなんだけど、かなり面白い。

    冷酷、非道、淫乱ぶりが半端じゃない。普通引く。
    なぜなら私もドン引きしたから。

    まあ楽しく読んでるけどね。しかもかなり高評価出してるけどね。

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    2011年02月06日
  • 行基 菩薩とよばれた僧

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    珍しい高僧・行基の生涯についての本 これまでになかった行基についての物語。
    黒岩重吾の様な、引き込まれるようなストーリー性や表現はないが、史実に基づいた創作であり、行基をとりまく人物との関係、時代背景などが良く解る作品である。
    途中、迫害を受けながらも、淡々と飄々と信、に基づいて世のため人のために、最初は自らを高め、途中からはその力を人々のために使って、ついには人の心を掴んで朝廷も大いに重用するに至ったという、サクセスストーリーの王道である。
    現実には難しい部分もあるが、生き方の一つの理想のモデルとして、心に留めておきたい。

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    2025年12月03日
  • 行基 菩薩とよばれた僧

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    ネタバレ

    やっと知れた!かの隠れた有名人の行基さん。
    小説で読みやすい!!!

    ・日本最古の飛鳥寺で修行。15で出家。導師は入唐経験のある道昭(日本初の火葬の人)
    ・生駒や葛城などの山中でも修行
    ・役小角にも師事し、山中で一緒に修行 ←作り話の可能性有り。金剛蔵王(金峯山寺の蔵王権現)を役小角が生み出す
    ・病んだ民の癒しの場、祈りの場である「院(施療院)」を49建設→文殊菩薩の化身と言われる
    ・聖武天皇とも頼られる。
    ・奈良の大仏の監督も務める
    ・大僧正という最上位の役割

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    2019年07月21日
  • 秘帖 托鉢剣 一 虚無僧胡空 闇仕置き

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    岳真也 著「虚無僧胡空 闇仕置き」、秘帖托鉢剣シリーズ№1、2014.6発行。虚無僧が「半武半僧」で「手形無用、諸国の往来が自由」とは知らなかったです。通常の尺八と脇差を仕込んだ笛をたずさえて、越後から江戸に流れてきた虚無僧、胡空。無外流の達人。心は純粋、滅法強く、男前。江戸にあって、女性は勿論のこと男性もほっておくわけがありません(^-^) 仕事は仕置き人、悪い奴ら、大店の若旦那、医者、札差、大身旗本の息子、容赦なしです。

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    2018年12月14日
  • 江戸のご隠居意見番 恋しぐれ

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    岳真也 著「恋しぐれ」、江戸のご隠居意見番シリーズ№2、2012.11発行。「小春びより」に続き、いよいよ佳境か! 奉行を息子に持つ隠居の伝兵衛58歳、控えめながら、出る時は出る、小気味よいです。シリーズを期待して次をと・・・。あれっ、これで完結ですかw。岳真也さん、1947年のお生まれ、このシリーズの復活、№3、お願いします(^-^)

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    2018年11月22日
  • 江戸のご隠居意見番 小春びより

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    岳真也 著「小春びより」、江戸のご隠居意見番シリーズ№1、2012.2発行。全旗本中、最高位の役職を歴任したる後、隠居した伝兵衛58歳が、「ためし斬り」などの辻斬りをはたらく大身旗本の息子を、密かに闇にほうむる物語。解決まで間延びして、長すぎるきらいはあるが、まずまずの面白さでしょうか。伝兵衛の世話をする恵那22歳と、居酒屋「かど銀」で伝兵衛と楽しく酒を飲む踊りの師匠お駒の「たたかい」が一番の見どころ、読みどころかもしれません(^-^)

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    2018年11月22日
  • 紫式部の言い分

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    紫式部本人やその時代のことがすっと頭に入ってくる。「光る君へ」の設定とは結構違う部分もあるのだなと認識した。兄と姉がいて、本名は「香子(かおるこ)」と推察される、道長とは何もなかった(パトロン、ソウルメイト)、賢子は道長との子じゃない、清少納言とは接点なかった、など。

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    2025年08月08日
  • 悪女たちの残酷史

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    「吸血鬼伝説」エリザベートバートリ、「荒淫の毒婦」妲己から「暴母君」アグリッピナ、はたまた「二十世紀のセックスシンボル」マリリンモンローまで、古今東西、さまざな理由はあれど、時代を動かした女性たちをまとめた一冊









    残酷史というまでは疑問が残る女性もあったが、簡潔にまとめられておりわかりやすい書籍ではあると思う

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    2025年06月28日
  • 秘帖 托鉢剣 三 桜花爛漫仕舞い舟

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    岳真也 著「桜花爛漫仕舞い舟」、秘帖托鉢剣シリーズ№3、2015.3発行。シリーズ№④がないということは、本作で完結ということでしょう!笛の名手で剣の達人、虚無僧の胡空と三味線抱えた辰巳芸者の沙耶吉姐さん、絵になる二人でしたが~(^-^)

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    2018年12月17日
  • 秘帖 托鉢剣 二 しぐれ秋月抜荷始末

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    岳真也 著「しぐれ秋月抜荷始末」、秘帖托鉢剣シリーズ№2、2014.8発行。やや盛り上がりに欠ける第2巻でした。

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    2018年12月16日
  • 秘帖 托鉢剣 三 桜花爛漫仕舞い舟

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    第三弾
    旧藩を背後で操る悪者を藩主とその側近達とやっつける。
    藩への復帰を辞退し再び江戸へ
    これで終わりか、新たな展開か?

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    2018年02月04日
  • 秘帖 托鉢剣 二 しぐれ秋月抜荷始末

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    第二弾
    抜荷を企み、利用した船頭を皆殺しに、
    旧藩の仇と手を組む幕府旗本と商人を始末、
    新たに同心見習いと、旧藩の助っ人が、しかし仇は藩に戻られる

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    2018年01月24日
  • 秘帖 托鉢剣 一 虚無僧胡空 闇仕置き

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    シリーズ第一弾
    佐渡金山で不正を働く藩の重役と幕府役人、告発しようとした友人を殺され、家族も惨殺され、虚無僧に姿を変え江戸へ
    江戸で世話になった人々と共に、影の仕置人に
    最初は若い娘を自殺に追いやった悪人を

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    2018年01月24日
  • 悪女たちの残酷史

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    [ 内容 ]
    淫蕩、凶暴、冷血、女は誰でも突然、変身する。
    古今東西の悪女ベスト20、4タイプの悪女を知れ。

    [ 目次 ]
    第1章 凄惨きわまる悪女たち―The violence 西洋篇(アグリッピナ;エリザベート・バートリ;ジンガ;メアリ・チューダー;ベラ・レンツィ)
    第2章 凄惨きわまる悪女たち―The violence 中国篇(妲己;呂后;則天武后)
    第3章 淫乱に徹した悪女たち―The eros(サロメ;メッサリーナ;王妃マルゴ=マルグリット・ド・ヴァロフ;カテリーナ・スフォルツァ)
    第4章 政争に明け暮れた悪女たち―The politics(クレオパトラ;イザボー・ド・バヴィエール

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    2010年10月03日
  • 悪女たちの残酷史

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    数々の悪女シリーズを読んで来たせいか
    内容はそれらとほぼ変わらず・・・

    やっぱり悪女シリーズで一番のお気に入りは
    澁澤龍彦さんの悪女物語だなぁ・・・

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    2009年11月21日
  • 悪女たちの残酷史

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    学生の頃の渋澤龍彦かぶれに始まり、異端や毒薬、悪女の系譜には、一方ならぬ思い入れがある。
    高校の頃収集した知識を思い起こさせるために、久々に読んでみた一冊。
    王道のエリザベスや、メアリ・スチュアート、則天武后なんかに加えて、そんな人いるの?って人も何人かいて、面白かった。

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    2009年11月03日
  • 山内一豊

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    他の一豊小説と異とするのは秀次の肩を持つ姿が描かれているところだと思います(刀根坂や小山評定など細かいところを見ればもっとあると思いますが)。一豊の秀次に関する資料は極端に少ないので真実のほどはわからないようですが、こう言った実直な姿も素敵だなと思ったり。

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    2009年10月25日