谷山浩子のレビュー一覧

  • Amazonで変なもの売ってる

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    不思議だし、消化し切れない読後感……。でもこれは全然不快じゃなくて、わ〜〜好きかもこの意味のわからない感じ。っていう中毒性がありました。谷山浩子さんの文章にぞっこんなんですよ

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    2025年10月13日
  • ヒロコとニャンコと音楽の魔法

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    まえがきによると、意外にも《この本が初めての、音楽の話を中心にしたエッセイ集》なのだとか。これまで出してきた本のテーマはコンピューターとかゲームとかで、《シンガーソングライターとしてそれでいいのかと言われそう》。
    意外といえば第4章で、猫好きだと思われているけれど《わたしは今まで一度も愛猫家を名乗ったことなんてない》と衝撃の告白をしています。だってあんなに猫が出てくる曲を作っているのにという意見に対しては、純粋な猫の歌は6曲しかないと反論し、月の歌は20曲くらいあっても「天体好き」なんですねと言われたことはないと憤慨されています。
    NHK「みんなのうた」月刊テキストに連載されたエッセイを編集し

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    2023年06月19日
  • Amazonで変なもの売ってる

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    ネタバレ

    ミカルとハルルが不思議な通販の商品から不思議な世界に引き込まれていくお話。
    谷山浩子さんの小説を読むのは初めてだったけど、曲と同じようにどこか不思議な話の展開と言葉遊びで楽しく読み進められました。

    結局、お父さんは最初から”いなかった人”ということなのだろうか?

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    2015年05月14日
  • Amazonで変なもの売ってる

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    とてもおもしろかった。
    いい感じの浮遊感が味わえる。
    全ては空想で
    本当には何もないんじゃないかって
    誰もが一度は考えるんだねぇ。
    絵もすごく合ってた。

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    2014年11月10日
  • Amazonで変なもの売ってる

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    連載は途中までしか読めてなかったのですが、
    本になったらスイスイ読めました♪
    やっぱり紙の本で縦書きが好き(笑)

    浩子さんらしいヘンテコな世界。
    でも全然すんなり頭に入ってきて
    楽しかったです♪
    最後がより不思議だったので
    ぜひ続き書いて欲しいです(≧▽≦)

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    2014年09月10日
  • Amazonで変なもの売ってる

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    『お昼寝宮・お散歩宮』と違ってコミカルなお話かな? と読み進めていたらとんでもねえ……背筋がぞくりとするこわさ。
    「伏線は張っても拾うな」が祖父からの教えという(笑)浩子さんですが、本当に一切拾いません。でもそんな些細なことはどうでもよいのです。幻想的な怪奇(これぞまさしく幻想小説?)に酔いしれましょう。

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    2014年08月21日
  • ヒロコとニャンコと音楽の魔法

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    みんなのうたでぶっ飛んだ歌を作っている彼女
    自分には小気味よい好感が持てて
    初期の頃からのファンです

    どんなベースがあって歌が生まれるのか想像できて面白く読みました

    みんなのうたテキスト連載エッセイなので楽譜もついてる!
    何だか懐かしくて新鮮でした

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    2025年04月09日
  • ヒロコとニャンコと音楽の魔法

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    学生の頃よく聴いた方で何故か急にそういえば本も書いていた気がすると探していたらこの本に出会う。まだ活躍されていたとこの本で知ることとなり、CDも出したと書いてあったので探してみよう。
    旅先のお供といえば充実した日々を送っている人と自分だけかも知れないがただ期日がせまって慌てて読んでいるだけだし、今回の旅行も10年以上一緒にいた愛車を手離す前の思い出作り。ある意味谷山氏の再会と愛車との別れのコラボ。感慨深い。岡山県の津山城からスタンプを求めて鬼が城、松山、赤穂、と車中泊しながら一緒に今まで聴いてきた音楽と共にたくさんの出会いや別れを思い出しながらドライブ。
    そして今年は全ての神社で大吉がでる‼️

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    2024年05月02日
  • Amazonで変なもの売ってる

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    優しく包みこまれるような悪夢。まさに谷山浩子さんの歌のようだった。歌を作るときのように、本を書いたというけどなるほどなぁ。

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    2020年05月27日
  • Amazonで変なもの売ってる

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     初めて谷山浩子さんの小説を読みました。不思議だし、意味も全然分かんないんだけど、どうしてかスンナリ受け入れられる。それは多分、不思議な世界が外に"ポンっ"と設定されているのではなくて、ミカル・ハルル姉妹の心の内と現実とが混ざり合って、それがじわじわ深まって謎が展開されているからだと思います。
     例えば夢の中で、全く見知らぬ場所で、周りの人も知らない人で、なんなら自分すらも"自分じゃない"時だってあるのに、そこでは現実と変わりない当たり前の世界になってる…そういう感覚に近いなぁと感じました。

    ミカルとハルルの会話が明るく幼く(大人だけど)バカバカしいこ

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    2020年02月16日
  • Amazonで変なもの売ってる

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    装丁が素晴らしい!
    文字も読みやすい配置。おしゃれなアート作品という感じ。

    西尾維新のニンギョウがニンギョウ、のように不可思議理不尽ファンタジックグロテスク。嫌いじゃない。いや、良い。

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    2015年04月16日
  • Amazonで変なもの売ってる

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    うーん、よく意味がわからなかった…。
    最初のつかみはおもしろいし、
    全編通して会話のやり取りも不思議でいい感じ。
    ラストのもの悲しさも余韻を残している。

    と、断片的には良いのに、
    さて、全体を通して読むと
    結局どんな話だったっけ、となってしまった。
    個人的には、設定や会話のリズムはそのままに
    何か物語が動く話の方が良かったなあと。
    よくわからないのは、自分が
    読み取れていないからかも知れないけれど。

    作家の本業を考えると、短いなかで世界観の
    断片を見せる歌の世界に近いのかな。
    「こういう雰囲気」が好きな人は好きそう。

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    2015年05月03日