あらすじ
谷山浩子の魔法がすべて解き明かされる?!
「まっくら森の歌」「花さかニャンコ」などの「みんなのうた」人気曲や、映画「ゲド戦記」挿入歌「テルーの唄」の作曲などで知られ、これまでに500曲あまりを生み出してきた谷山浩子。その楽曲はどこか独特で、不可思議で、聴く人の心を波立たせる。そんな作品の数々はどうやって生まれたのか? 音楽と出会った幼少期、デビュー当時のこと、そして50年にわたる音楽活動をみずから振り返り、思い出や楽曲制作秘話、音楽への思いを綴るエッセイ集。「みんなのうた」テキストで3年間連載した「谷山浩子のつれづれ語り」に加筆し、再編集。谷山浩子=ネコのイメージの源にも迫る?! また、コンサートやレコーディングで著者と共演が多い、「ピタゴラスイッチ」テーマでおなじみの栗コーダーカルテットとの新規対談では、音楽仲間から見た姿が明らかに。著者の「みんなのうた」楽曲リストや「花さかニャンコ」ピアノ伴奏譜も収載。谷山浩子の魅力がたっぷり詰まった1冊。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
まえがきによると、意外にも《この本が初めての、音楽の話を中心にしたエッセイ集》なのだとか。これまで出してきた本のテーマはコンピューターとかゲームとかで、《シンガーソングライターとしてそれでいいのかと言われそう》。
意外といえば第4章で、猫好きだと思われているけれど《わたしは今まで一度も愛猫家を名乗ったことなんてない》と衝撃の告白をしています。だってあんなに猫が出てくる曲を作っているのにという意見に対しては、純粋な猫の歌は6曲しかないと反論し、月の歌は20曲くらいあっても「天体好き」なんですねと言われたことはないと憤慨されています。
NHK「みんなのうた」月刊テキストに連載されたエッセイを編集した本で、子供の歌の話題が多めですが、無難にほのぼのとまとめてしまわないところがさすがと感じました。
Posted by ブクログ
みんなのうたでぶっ飛んだ歌を作っている彼女
自分には小気味よい好感が持てて
初期の頃からのファンです
どんなベースがあって歌が生まれるのか想像できて面白く読みました
みんなのうたテキスト連載エッセイなので楽譜もついてる!
何だか懐かしくて新鮮でした
Posted by ブクログ
学生の頃よく聴いた方で何故か急にそういえば本も書いていた気がすると探していたらこの本に出会う。まだ活躍されていたとこの本で知ることとなり、CDも出したと書いてあったので探してみよう。
旅先のお供といえば充実した日々を送っている人と自分だけかも知れないがただ期日がせまって慌てて読んでいるだけだし、今回の旅行も10年以上一緒にいた愛車を手離す前の思い出作り。ある意味谷山氏の再会と愛車との別れのコラボ。感慨深い。岡山県の津山城からスタンプを求めて鬼が城、松山、赤穂、と車中泊しながら一緒に今まで聴いてきた音楽と共にたくさんの出会いや別れを思い出しながらドライブ。
そして今年は全ての神社で大吉がでる‼️大石神社に赤穂城の隣りにあり参拝ついでにおみくじをひいたら大吉でありえない幸運の一年となる。
日記になってしまったが思い出の一冊としたくてつらつらと書くことに、