細野晴臣のレビュー一覧
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ネタバレfivenewoldのベース、SHUNくんがオススメしていたので読んだ!そしたらめちゃくちゃおもしろかった。いい本オススメしてくれたわ。ありがとSHUNくん。
以下、ところどころ略してるけど、印象的だった言葉たち
・ぶれないでいるっていうのは無理をしないとできないんだろうと思うよ。
・天才は早死するっていうけど、凡庸に生きてきてよかったなって。
・年をとると楽になる。これは年とって一番楽しいこと。気持ちよくなってくる。悪くないよ、年をとるのも。ホントに。
・最近ますます着るものはどうでもよくなってきた。なんでかというと、世の中の洋服の傾向が十八、十九歳に向けたものだからさ。どんな服もね。 -
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幼児体験から音楽製作論まで多岐にわたる内容の濃さは読み応え十分です。
インタビュー冒頭が、港区白金台という、僕が子供時代に遊んでいた地理から出発するのも嬉しかったし、はっぴえんど後半に、細野氏自身が不安神経症に悩まされていたという証言は、たまたま自分も神経がくたびれてた時期に手に取った偶然もあって印象深い。
はっぴいえんど時代後期から、神経症と過喚起症候群に悩まされていた細野だが、それはある日を境に唐突に克服。すると今度は一転してハイになり、これまでの反動からか謎のトロピカル路線に。「TROPICAL DANDY」の製作に向かう。
つかみ所の無い細野の音楽スタイルと膨大な作品群を前に、 -
Posted by ブクログ
古書ビビビで買った。はっぴいえんどの頃の話が自分的には面白くて、その頃に細野が影響を受けた音楽や語られるアーティストが出てくると、僕は一度読むのをやめて、Apple musicで曲を調べてどんな歌かを聴いた。ヴァン・ダイク・パークスのOrange Create Artがとてもいい。細野曰く、ヴァン・ダイク・パークスは気難しかったらしいけれど。
仕事中の昼休みや旅行帰りの新幹線で読んでいたけれど、さっき自分の部屋の布団の上で読んでいたときにとてもしっくりときた。気になる音楽が出てくると、Bluetoothで繋いだコンポから細野のS-F-Xのepを流す。紫式部源氏物語、omni sight See -
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日本のポピュラー音楽史に欠かせないアーティスト、細野晴臣の音楽、映画および旅行についてのエッセイ。
取り上げられている音楽については、代表アルバムがジャケ写付きで各章末に紹介されているので、気になったものについてはすぐチェックできるようになっているところが親切でうれしい。
はっぴいえんど、YMO、ソロ等々の活動はもとより、黄金の80年代の数々の名曲作曲者としても、著者の日本のポピュラーミュージックへの、貢献と影響力は計り知れないほど大きいが、その著者本人の頭の中の一部を知ることができる本書は貴重。
細野晴臣に限らず、日本の重要アーティストについては後世への記録として、すべからくインタビュ -
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この人については、知れば知るほど訳がわからなくなる。とりあえず、この人と比べると私はそれよりもずっとマトモでフツウだ。それぐらいぶっ飛んだ人みたい。細野さんは。
これまで幾つもの山と谷を歩いてきた人だから、筋の通った自分をしっかりと持っている。自然や仏教や宇宙をも味方に付けた、どっしりした考え方をしているな、というのが私の中での総括。
最後の方は読んでいてもう何がなんだか分からなかったけれど、この人の音楽以外の部分を垣間見できたことだけでも大きな収穫だった。もうこれ以上深入りできないと思う。あとがきにもあったけれど、謎が謎を呼ぶんだもの、きりがない。
「分福茶釜」を読み終えたあとに持った感想と