細野晴臣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この人については、知れば知るほど訳がわからなくなる。とりあえず、この人と比べると私はそれよりもずっとマトモでフツウだ。それぐらいぶっ飛んだ人みたい。細野さんは。
これまで幾つもの山と谷を歩いてきた人だから、筋の通った自分をしっかりと持っている。自然や仏教や宇宙をも味方に付けた、どっしりした考え方をしているな、というのが私の中での総括。
最後の方は読んでいてもう何がなんだか分からなかったけれど、この人の音楽以外の部分を垣間見できたことだけでも大きな収穫だった。もうこれ以上深入りできないと思う。あとがきにもあったけれど、謎が謎を呼ぶんだもの、きりがない。
「分福茶釜」を読み終えたあとに持った感想とは全くちがう。あちらだけだと、「細野さんは経験豊富な、素敵なお爺ちゃん」で終わっていたもの。併せて読んでよかった。 -
Posted by ブクログ
1992年に出版された細野晴臣へのインタビュー集であり、幼少の頃からはっぴいえんど等における日本語ロックの創出から、トロピカル3部作に代表されるソロ作品、YMOの結成、そして再びソロ活動へ、という一連の活動が語られている。
私にとって細野晴臣というミュージシャンを始めて強く認識したのはSketch Showでのエレクトロニカ(最終的にはYMOの再活動に繋がる)と、HARRY HOSONO&WORLD SHYNESS名義でカントリー&ウェスタンを再解釈した「FLYING SAUCER 1947」であり、既にミュージシャンとしての”個”を強く感じていたものだった。一方、細野晴臣の音楽遍歴を辿ると、音楽プロデューサーとしても超一流であったということに気付く。それは本書に収められた本人の言葉を知ることで、ますます実感を新たにするものである。
そういう点では長らく廃刊状態になっている名著「レコード・プロデューサーはスーパーマンを目指す」について、早く復刊してほしい。