神楽坂はん子のレビュー一覧

  • 駅から5分

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    絶対好きだなと思ったので、わざと残しておいた神楽坂さんの一冊。買った本の最後になってしまいました。ううう。

    微妙な下宿屋に集う、一癖も二癖もある住人たち。
    BLだし男ばっかりで全員ゲイかと思いきや、一人だけでしたね(笑)
    最後に二人増えましたが。
    あれ?ポンキューも目覚めたの?もしかして。
    王さんだけしかゲイじゃない人いなくなっちゃった(笑)

    色々ドタバタがあって、主人公の大家さんと劇団員の乙骨さんがまとまるお話。この二人はチューどまりで、それ以上はなかったけれど、この方がいいかも。
    じいちゃんは役割的にはいてもいなくてもいいですが、いい味出してました(笑)
    萌えと云うよりも、このわいわい

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    2014年08月04日
  • そんな場合じゃないだろう!

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    全然期待してなかったので、購入したはいいが後回しにしていたのですが。

    あれ?とても好みです、このお話。

    政治家秘書と敵対する派閥の議員のお話。
    こういう真っ直ぐで結構あほのこだけど案外出来るわんこ攻め、好きなんです。
    そして、眼鏡受けしかもゲイ。
    あれ?もしかして自分が好きな要素全部はいってる??

    こういう仕事の方にスポットをあてたBLいいですね。仕事おろそかにする恋愛脳話は、不得手かなあ。
    いい加減だった攻めも、きっかけは受けだけれど、何だかんだでやりこなしていくのがいいです。
    素敵、素敵。
    続編読みたいような、読まなくても何となく分かるのでいいような。この二人の今後を考えて、政治家が

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    2014年08月03日
  • 真水をすくう手のひらで

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    最初、未続の作家さんだったので、中のサンプルでどうかなあと思っていたのですが、同じ作者さんの違う話を読んで、「これは絶対好みだ!」と確信を持って購a
    お話が上手い作家さんですね。
    いや、絵も綺麗ですが。ただ、好みかと云われるとそうでもない感じの絵でしたが、そんなの全くもって関係なかったです。
    受けの御巫さんがとにかく何から何まで好みで、こりゃたまらんかったです。
    お話は御巫さんが人の最期を「視る」事ができる人で、その所為で人とは距離を保って生きてきたのですが、触っても全く最期が見えない小日向が同じ部署に新しく配属になってきて………というものですが、二人が近づいていく過程が丁寧に描かれていて、引

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    2014年07月26日
  • 喪服のディナーパーティ

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    ミステリ要素が含まれながら、そっちが主流にならずに、
    静かに時間が流れる中で、人の感情が劇的に動いていく様があり、
    その「静」と「動」のバランスが絶妙だった。
    海外の短編小説を読んだ後の読後感。

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    2011年06月10日
  • そんな場合じゃないだろう!

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    タイトルや表紙から受けた印象よりずっと中身は良かった!面白かった!政治家と秘書。同時収録はすぐ刺されるアバズレが出てくる話。

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    2016年10月30日
  • 駅から5分

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    ★3.5

    俳優の卵×大家(逆かも?)神楽坂さんのノリがなんか波長合うんですよね。ちょっと尻切れとんぼな感じですが、萌えました。汁気ないのに、キスシーンが上手いなぁ。

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    2016年10月18日
  • 夜の譜面に満ちるうた

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    「持てる者と持たざる者」のお話でした。
    もさったい感じのキャラの眼鏡くんが受けで、左の彼が攻めかなあ。これ、他の作家さんなら多分外れるから買わないだろうなあと思いながら購入。
    本当、神楽坂さんは半分くらい表紙で損してる気がします。余計なお世話ですが、勿体ない!
    「悪魔とキスをする前に」なんて、あの表紙とタイトルであそこまで重い話だとは誰も思いませんよ。
    この表紙の眼鏡くんは、本文ではそこまでもさったい感じじゃないです。
    ものすんごい好みの作家さんなので、今、猛烈にプッシュしております。
    表紙で迷ってる方は、騙されたと思って読んで!
    で、騙されたらごめんなさい。読む人は選ぶかもしれません。


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    2014年08月09日
  • 帰れないんだよ

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    あー、これ、10年前の話なんですね。
    特に古さを感じさせないので、素晴らしいですね。
    短編集でしたが、表題作とリンクした話が数本と関係ない話が2本。
    何でか表題作が一番スピンオフっぽくて、他が社長メインになってます(笑)
    こういうイカサマビジネス話も嫌いじゃないですが、矢張り893が絡むのでちょっと勘弁。
    心底駄目なんです。

    後書きを見ると、作者さんから駄目だしされてましたが、私は「タンジェリン」好きだけどなあ。
    アキさんの家庭が崩壊したのは、アキさんがゲイだってバレたから??
    お父さんが本当にまるで駄目な大人でしたけれど、それだけじゃなくて何かもう少し魅力を感じられたらもっと面白かった、い

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    2014年08月03日
  • 夢の果てまでも

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    長編がかなりツボだった作家さんだったので、短編集も購入。
    普通に面白かったですが、矢張り長編の方が好みかも。

    この中では表題作と「見知らぬ人ではなく」が好き。
    表題作がとにかく切ないです。
    あらすじだけ読んでおぼっちゃまと運転手ののんきな話だと思っていたので、ちょっとびっくりです。
    両片思いって切ないですよねえ。
    ハッピーエンドで良かった。

    で反対に、穂積課長の話はどれも駄目でした。
    課長が屑過ぎて、何だか薄ら寒いというか。
    弟さんもまた捨てられてしまうかもという未来が見えなくもないので、とても嫌です。
    最初は屑でもいいですが、唯一の相手には誠実であって欲しいなあ。
    一度信用失うと取り返す

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    2014年07月26日
  • 夜の譜面に満ちるうた

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    2014/05/03
    【やや好き】従兄弟で幼なじみ:智哉×人気ピアニスト:乃依(のい)。 ストーカーされて外に出られなくなった乃依の面倒をみる智哉だが、家族やピアノへの複雑な思いから距離を置いて接している。 ある日、刑事を名乗る:黒星という男が現れることにより、智哉と乃依の関係が変化していく。 当て馬としてイイ仕事したよね黒星さんは…うん。 あと、智哉と乃依は女性陣を含め周りに愛されてるなぁ。 ファンタジー(音楽的な所)とリアルさ(家族とかストーカーとか)の配合加減が上手く、期待通り適度に重みが残る読後感で良かった。

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    2014年05月12日
  • 夜の譜面に満ちるうた

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    神楽坂さんの『喪服のディナーパーティー』『真水をすくう手のひらで』と合わせてミステリ風味3部作と銘打ちたい。神楽坂産のしれっと振り切った気持ちを抱えている人間は類を見ない。狂気に近い思いも、独特の静かな雰囲気に包まれて下品な毒々しさとは縁遠い。
    湖畔の一軒家から出られない天才ピアニスト、日常生活の覚束ない彼の世話を焼く従兄弟。なぜピアニストは人前に出られなくなったのか、なぜ従兄弟は彼の世話をしながらそんな自分もピアニストも憎んでいるのか。この辺りのミステリ感がやり過ぎず、かと言って片手間ではなく、最後まで惹きつけられて読んでしまう。乃依の「い」は「依存」のい、と言うのも意味深である。乃依が弾く

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    2014年05月01日
  • 真水をすくう手のひらで

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    カルマを背負った人間の前に現れた人物に対して、自分と違い大らかだ、と言う具合に憧憬を抱き、心が傾いて行くと言う図式はよく見るが、その相手にも影がある、と言う描き方が秀逸だった。『喪服のディナーパーティー』に続く神楽坂はん子ミステリ系統の佳作。

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    2013年02月04日
  • 夢の果てまでも

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    表題作の「夢の果てまでも」、愛人の子の坊ちゃんと運転手の話が切ない、かなり切ない。ハッピーエンドで本当に良かった。

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    2011年07月25日
  • 世界は二人のためじゃない

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    吸血鬼ものを現代に持ってきた時に「人間を吸血しにくい時代になったので、仲間同士で吸血し合う」ってのはマストで、一番エロいシチュエーションだと思う。絶対無二な感じと、同族でないと理解し合えない縛られまくった感じが。それをライトにではあるが、描いてるBL見つけた!!と言う感じ。

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    2011年07月25日
  • 喪服のディナーパーティ

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    亡くなった兄の死の真相を探る双子(男女)。兄が死ぬ間際まで滞在していた孤島の西洋館に乗り込んだ二人が出逢った、怪しい男とは……!?

    ミステリーチックな物語が新鮮です!非現実的な世界と現実世界の、まるで霧のような空間で起こる純愛と別れ。

    双子の女の子も、いいキャラで憎めないです。BLに女キャラはちょっと……という人でも安心して読めると思います。

    最後は切ない→ハッピーエンドでほっこりです。

    エロスシーンは普通にあります。

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    2011年05月10日
  • 喪服のディナーパーティ

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    自分たちの兄は何故死んだのか。謎に解き明かそうとする双子の姉弟。ミステリーのようでどこまでも人間模様な昼ドラ。

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    2010年02月28日
  • 地球の上に朝がくる

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    猛烈に社会人ものが読みたくて買った。スーツ萌えがしたかった。
    お湯の溜まった風呂で服来たままセックスって無理だと思う。フェラはもっと無理だと思う。
    表紙の手触りが最高なんだよこれ。
    もっと違う作品も読みたい作家さんではある。

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    2009年12月22日
  • 喪服のディナーパーティ

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    ミステリーテイストで、登場人物もそれぞれ魅力があって、楽しんで読めました。
    カバー裏がなんだかとても好きです(笑)

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    2009年12月07日
  • 駅から5分

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    明るい雰囲気でたのしめました!
    アパートでのどたばたコメディというジャンル(?)が
    自分は意外と好きなんじゃないかと気づきました。
    萌属性のひとつに
    「受がアパートの管理人である」
    というのが含まれはじめてもおかしくない、…かも。好きです。

    おじいちゃんが、いい味出していました。
    あとお笑いコンビ好きです。ポンちゃんかわいいです。

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    2009年12月07日
  • 吸殻の寝床

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    選挙の話がこの方のはじめての
    コミックスだったのですが
    意外とエロスで薄暗いイメージの話を
    描かれる方なんだな、と今更…

    表紙で、ああ、かわいらしい話なのかな、
    と思っていると面食らいます。
    「しるやかな」でカウンターパンチ。
    よくよく考えたらリーマン話以外ハッピーエンドなくないですか…
    そういう傾向を描かれる方なのですね。
    や、でも、この先生の受の扱い方はくせになりそうです。


    ちなみに表題作のタイトルと森茉莉は、関係…ある…?
    とりあえず美少年は出てきませんが^^

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    2009年10月07日