神楽坂はん子のレビュー一覧
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全然期待してなかったので、購入したはいいが後回しにしていたのですが。
あれ?とても好みです、このお話。
政治家秘書と敵対する派閥の議員のお話。
こういう真っ直ぐで結構あほのこだけど案外出来るわんこ攻め、好きなんです。
そして、眼鏡受けしかもゲイ。
あれ?もしかして自分が好きな要素全部はいってる?...続きを読むPosted by ブクログ -
最初、未続の作家さんだったので、中のサンプルでどうかなあと思っていたのですが、同じ作者さんの違う話を読んで、「これは絶対好みだ!」と確信を持って購a
お話が上手い作家さんですね。
いや、絵も綺麗ですが。ただ、好みかと云われるとそうでもない感じの絵でしたが、そんなの全くもって関係なかったです。
受けの...続きを読むPosted by ブクログ -
ミステリ要素が含まれながら、そっちが主流にならずに、
静かに時間が流れる中で、人の感情が劇的に動いていく様があり、
その「静」と「動」のバランスが絶妙だった。
海外の短編小説を読んだ後の読後感。Posted by ブクログ -
「持てる者と持たざる者」のお話でした。
もさったい感じのキャラの眼鏡くんが受けで、左の彼が攻めかなあ。これ、他の作家さんなら多分外れるから買わないだろうなあと思いながら購入。
本当、神楽坂さんは半分くらい表紙で損してる気がします。余計なお世話ですが、勿体ない!
「悪魔とキスをする前に」なんて、あの表...続きを読むPosted by ブクログ -
2014/05/03
【やや好き】従兄弟で幼なじみ:智哉×人気ピアニスト:乃依(のい)。 ストーカーされて外に出られなくなった乃依の面倒をみる智哉だが、家族やピアノへの複雑な思いから距離を置いて接している。 ある日、刑事を名乗る:黒星という男が現れることにより、智哉と乃依の関係が変化していく。 当て...続きを読むPosted by ブクログ -
神楽坂さんの『喪服のディナーパーティー』『真水をすくう手のひらで』と合わせてミステリ風味3部作と銘打ちたい。神楽坂産のしれっと振り切った気持ちを抱えている人間は類を見ない。狂気に近い思いも、独特の静かな雰囲気に包まれて下品な毒々しさとは縁遠い。
湖畔の一軒家から出られない天才ピアニスト、日常生活の覚...続きを読むPosted by ブクログ -
カルマを背負った人間の前に現れた人物に対して、自分と違い大らかだ、と言う具合に憧憬を抱き、心が傾いて行くと言う図式はよく見るが、その相手にも影がある、と言う描き方が秀逸だった。『喪服のディナーパーティー』に続く神楽坂はん子ミステリ系統の佳作。Posted by ブクログ
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吸血鬼ものを現代に持ってきた時に「人間を吸血しにくい時代になったので、仲間同士で吸血し合う」ってのはマストで、一番エロいシチュエーションだと思う。絶対無二な感じと、同族でないと理解し合えない縛られまくった感じが。それをライトにではあるが、描いてるBL見つけた!!と言う感じ。Posted by ブクログ
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亡くなった兄の死の真相を探る双子(男女)。兄が死ぬ間際まで滞在していた孤島の西洋館に乗り込んだ二人が出逢った、怪しい男とは……!?
ミステリーチックな物語が新鮮です!非現実的な世界と現実世界の、まるで霧のような空間で起こる純愛と別れ。
双子の女の子も、いいキャラで憎めないです。BLに女キャラはち...続きを読むPosted by ブクログ