矢内原忠雄のレビュー一覧

  • 武士道

    Posted by ブクログ

    英語で書かれた武士道の翻訳版。武士道がどのようにして生まれ、影響を及ぼしてきたかを解き明かす。キリスト教の代わりに日本には武士道が道徳・倫理の柱となっていた。武士以外の日本人の支柱は何だろう?

    0
    2018年10月20日
  • 武士道

    Posted by ブクログ

    自身にも武士道の感覚が流れてるなと思った。行き着いた新渡戸稲造はすごい。難しいけど、具体例が面白い。

    0
    2025年07月06日
  • 武士道

    Posted by ブクログ

    とりあえず読みましたが個人的にあまり熱中しすぎず、一歩離れて読んだ方がいいのかなと思いました。作者の言葉がかなり強めなので油断しているとそのペースに完全に乗ってしまいます。割と極端なことも書いているので一歩離れて冷静になり、自分で取り入れたい精神や言葉を掻い摘みたいなと思いました。
    ただ、ラストのクエイカーの詩がよすぎてこれを紹介してくれただけでめちゃくちゃありがたい本ではあります。

    0
    2025年02月27日
  • 武士道

    Posted by ブクログ

    武士道とは?武士の道徳、当時の感性を示した本。

    正義の道理に重んじる生き方。

    犬死には恥、命をかけるべき時にはかけ、むやみに命を捨てることはしない。

    武士は名誉や忠義を大切にしており、名誉は命よりも重かった。

    現代人の人生からは考えられないような内容だが、
    当時の武士道の覚悟や品性は今の弱った日本に必要に感じる。

    0
    2025年01月29日
  • 武士道

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1938出版。文章も当時のままで書かれたものなので読みにくいのではあるが、あえて当時の文体で読むことで、武士道の当時の捉え方が伝わってくる。
    新渡戸稲造が英文に→英語を 矢内原 忠雄が日本語に訳すと言う、ラウンドトリップなのであるが、太平洋戦争前なので、この武士道思想が日本の軍国主義に大きな影響を与えたのはやぶさかでないだろう。
    切腹や仇討ちついての詳細な記述もあり、読んでいると時代劇のシーンはフィクションではなく、150年前ぐらいまではあのような切腹があったということで、そんなに前の話でもないのだな、とぞっとしてしまった。明らかに精神性は今の日本人と武家では異なっていたのだ。

    0
    2025年01月02日
  • 武士道

    Posted by ブクログ

    高校生の時に文学で幕末を何度も駆け抜けたちょっとイタめな私は読んだと言うのですが、日常からの逃避を文学と映画と音楽で埋め尽くされて俗化した今の私はそうだったっけ?と言ってしまうぐらい内容は覚えてないし、だいぶ難しかった記憶だけあるのでスネが攣りそうなその背伸びも受け止めます。

    0
    2021年09月29日
  • 武士道

    Posted by ブクログ

    日本古来の武士道の精神を学ぶべく本書を手に取った。武士道は、仏教の禅の考えを基本としており、
    武芸を超えた思想の領域を知るには、瞑想により達することを学んだ。
    義、名誉、刀、礼などに関する考え方が武士道に通ずる項目として書かれていた。
    切腹の作法も書かれており、表情を変えずに極度の冷静な死は、武士としての美しい死様のように感じた。

    0
    2021年05月29日
  • 武士道

    Posted by ブクログ

    大学の頃、憧れていた人から誕生日プレゼントとして鞄の中に隠されていた武士道。がんばって(授業中に)読んだけど当時はサッパリ分からなかった。けど、なんとなくかっこいいような気がした。
    とりあえず外国で英語版を購入して、今度はその人の誕生日にプレゼントした、淡い思い出の作品(誕生日パーティの帰り、こっそり手紙付で鞄に忍ばし返したなぁ)。

    0
    2021年12月11日
  • 武士道

    Posted by ブクログ

    うーん、、、難しい。仕事帰りの電車で読むたびに眠ってしまった笑
    こういう本を読んで、味わえるような力をつけていきたい。

    ただ、明治の時代に、この文章を英語で書いたことには感服である。

    0
    2020年06月29日
  • 武士道

    Posted by ブクログ

    難しい!!眠くなる!!
    でも、言いたい事は分かったので満足。
    武士の精神やそれに伴う慣しは読んでて面白かった。

    『東のエデン』のノブレスオブリージュはここからきてるのかなー、とか。

    0
    2020年03月02日
  • 武士道

    Posted by ブクログ

    (01)
    奇妙さがあり面白い。それは不気味さといってもよいかもしれない。
    キリスト教と近世以前に由来する日本の武士を無理にでもくっつけてみるとこうなるよ、という接合面に著者の際立つ個が示されている。つまり、著者が説明する武士の徳性からすれば本書を著す必然性はないし、著者が信ずるキリスト教からすれば、敢えて武士を理解する必要もない。
    が、著者はそれを本書で見事に継ぎ合わせた。その手際の妙には明らかに近代精神(*02)が現れている。洋の東西を問わず武士道や騎士道がよって立つ中世のメンタリティや、キリスト教の古い部分だけでは、このアクロバティックは成り立たなかった。本書が国際的に読まれたとすれば、そ

    0
    2019年05月13日