中野東禅のレビュー一覧

  • NHK「100分de名著」ブックス 良寛詩歌集 「どん底目線」で生きる

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    良寛さんの辞世の歌、形見とて何残すらむ春は花、夏ほととぎす秋はもみじ葉、は心に沁みます!安らかに逝きたいものです

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    2022年10月20日
  • 日本人のこころの言葉 良寛

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    故郷新潟の歴史上の人物と言えば、上杉謙信、河合継之助、山本五十六が挙げられますが、良寛さんも忘れてはいけません。出雲崎の名主の家の長男として生まれながら出家し、岡山で修業を終えた後は、住職にはならず、故郷に戻り小さな庵で暮らした清貧の僧です。本書は良寛さんの歌を紹介しながら彼の生き方を振り返りますが、あらためて気がついたのは、良寛さんは仏教の原点、禅宗の僧の原点に立ち返り、生涯、修行を生業として生きようとしたのだなということでした。
    五合庵などゆかりの地には何回も行っていますが、ここしばらくはご無沙汰しています。良寛さんは晩年、三条大地震に遭っています。この疫病の時代を見たらなんと言われるだろう。そんなことを想いながら、コロナ禍が終息したらまた訪れたいと思います。

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    2020年06月01日
  • 日本人のこころの言葉 良寛

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    良寛さま関連の本に触れていると、
    後から迫ってくる追手がフイ、といなくなる。

    『早くせよ』
    『早くせよ』と、私の背中をぐいぐいと押してくるイヤな輩が忽然と消えていなくなってしまう。

    私はその瞬間、
    辺りも一緒に真っ白になってしまうような感覚に怯える。
    今まで
    足元にあった矢印が消え、行き先がわからなくなってしまった事に不安を覚えるのだ。

    『心月輪』

    >心は満月そのものです…

    月が出ていた。

    暗闇の空に、そういえばいつも月は変らず浮かんでいた。

    あの満ちた月を見て

    (自分の心の様だな)と、良寛さまは一人思っている。

    ちっぽけな五合庵にて一人静かに思っている。

    >世の中にまじらぬとにはあらねども
    ひとり遊びぞわれはまされる

    世間の事に関係しないわけではありませんが、
    孤高の精神世界に遊ぶ事が自分には一番の喜びなのです。

    月明かりはやがて、不安定な私も足元まで静かに照らし始める。

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    2012年01月19日
  • 図解 早わかり! 道元と曹洞宗 一行三昧──ムダに考えない。ただ坐る

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    「禅とは、あるがままの自分を取り戻し、幸せに生きる方法」

    仏様は
    「如来」
    → 「さとりの世界に安住する者」という意味で、釈迦如来、阿弥陀如来、薬師如来

    「菩薩」
    → 、「さとりの一歩手前の修行者」、あるいは、「さとりを得たあともこの世にとどまり、人々を救いつづける者」をいい、文殊菩薩、観音菩薩、弥勒菩薩

    「明王」
    → 人々を仏法に導くために如来が化身した仏様です。不動明王、愛染明王など

    「天」
    → 仏法の守護神です。古代インドの神々といわれ、帝釈天(インドラ神)、四天王、大黒天、弁才(財)天、鬼子母神などが
    の四種類に大別

    今やるべきことを全力で行なう、これが後悔のない生き方

    ■お釈迦様の教え

    ・「縁起」の法則
    →すべてのものごとは原因があって起こった結果であり、その結果が原因となってまた別の結果を生む
    ・人間を苦しめている原因
    →無明(無知のこと

    諸行無常 
    →この世のすべてはたえず変化し、影響し合っている。
    諸法無我 
    →何ひとつとして、独立して存在するものはない。
    涅槃寂静 
    →ものごとを自分の思いどおりにしたいという執着の気持ちを捨てた、さとりの境地はやすらかなもの

    全ての人が救われなければ人は幸せになれない
    →すべては、影響しあっているから

    大乗仏教
    →日本

    上座部仏教
    →インド、スリランカ、タイ

    般若心経
    →空の境地を解いたお経
    空とは?
    →こだわらないこと、とらわれないこと


    禅から生まれた言葉
    億劫→元は気の遠くなるような長い時間のことから
    我慢→元は己に慢心すること、こら我慢を抑え込もうとしたことから
    出世→本来お釈迦様がこの世に出現したこと

    挨拶→挨も拶も迫るという意味、前では隣り合うものに手を合わせて拝み合いお辞儀をしたことから

    葛藤→悟りについて色々と考え巡らすことをカズラや藤の枝が絡み合うのに例えて葛藤と言った

    玄関→さとり(玄妙)への入り口を、意味する

    言語道断→ さとりの境地は言葉(道)では表すことができないという意味、転じて、言葉にできないほど酷いこと

    主人公→「仏心を持つ本来の自己」という意味
    座禅はまさに主人公に出会う修行。転じて物語の中心人物

    自業自得→そのまま

    知事→中国の重役のこと

    ■座禅

    道元の教え
    「只管打坐──ただひたすら坐りなさい」

    坐禅をするときのポイントは、
    調身(姿勢を調える)、
    調息(呼吸を調える)、
    調心(心を調える)の三点

    ■道元の言葉
    濁りなき 心の水に すむ月は 波も砕けて 光とぞなる

    どのような場合でも柔和な気持ち態度で
    物事に接しましょう

    思いやりの言葉をかけられると
    思わず微笑んで嬉しくなります
    間接的に、思いやりの言葉を聞いたときには、
    魂に響くものです

    人の心には、もともと善悪というものはありません。善人になるのも、悪人になるのも、あなた次第です。

    昔の人が言っています
    「霧の中を歩いているとしらないうちに衣服が湿る」と、それと同様に、善人に親しめば、知らないうちに自分も善人になっているものです。

    原石は磨くことで宝石になります。
    人は磨かれることで立派な人間になります。

    ■お墓
    卒塔婆(板塔婆)
    →ストゥーパから来ている
    →五重塔などになり、その形を模した板となった"

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    2023年11月27日
  • NHK「100分de名著」ブックス 良寛詩歌集 「どん底目線」で生きる

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    ネタバレ

    番組を観て面白かったので読んだ本。良寛さんのエピソードに共感できるところがあった。この本を読んで良寛さんのことを知れて良かった。この本を読んで大森子陽の業績を知った。この本を読んで「清貧」という生き方が印象に残った。

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    2019年05月17日
  • NHK「100分de名著」ブックス 良寛詩歌集 「どん底目線」で生きる

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    ネタバレ

    檀家の寄付に頼らない昔の高僧の生き方に憧れて、生涯お寺を持たなかった。
    「他国坊主に土地相撲」=どちらも応援する対象。知らない土地で住職になるのが一番よかった。
    世間とつかず離れずの暮らしに拘った=世俗のしがらみにから独立した生き様を体現するのが僧の役目だと考えた。そのために、自分の中にブレない世界を持ち、そこに充足することこそ人生の目的であると考えていた。

    100歳まで生きたい、という希望の人に、今が百歳だと思いなさい、とアドバイスした。=請求書的ないのりではなく、領収書的ないのり=今が百歳だと思えば、祈りは感謝になる。

    「災難にあう時節には災難に逢うがよく候、死ぬ時節には死ぬがよく候。これは災難をのがるる妙法にて候」
    74歳で死去。
    市の直前まで歌や詩を詠み続けた。何よりも好き。仏教では心の中を言語化することが修行のひとつ。

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    2026年04月14日