中野東禅のレビュー一覧
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故郷新潟の歴史上の人物と言えば、上杉謙信、河合継之助、山本五十六が挙げられますが、良寛さんも忘れてはいけません。出雲崎の名主の家の長男として生まれながら出家し、岡山で修業を終えた後は、住職にはならず、故郷に戻り小さな庵で暮らした清貧の僧です。本書は良寛さんの歌を紹介しながら彼の生き方を振り返りますが、あらためて気がついたのは、良寛さんは仏教の原点、禅宗の僧の原点に立ち返り、生涯、修行を生業として生きようとしたのだなということでした。
五合庵などゆかりの地には何回も行っていますが、ここしばらくはご無沙汰しています。良寛さんは晩年、三条大地震に遭っています。この疫病の時代を見たらなんと言われるだろ -
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良寛さま関連の本に触れていると、
後から迫ってくる追手がフイ、といなくなる。
『早くせよ』
『早くせよ』と、私の背中をぐいぐいと押してくるイヤな輩が忽然と消えていなくなってしまう。
私はその瞬間、
辺りも一緒に真っ白になってしまうような感覚に怯える。
今まで
足元にあった矢印が消え、行き先がわからなくなってしまった事に不安を覚えるのだ。
『心月輪』
>心は満月そのものです…
月が出ていた。
暗闇の空に、そういえばいつも月は変らず浮かんでいた。
あの満ちた月を見て
(自分の心の様だな)と、良寛さまは一人思っている。
ちっぽけな五合庵にて一人静かに思っている。
>世の中にまじら -
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「禅とは、あるがままの自分を取り戻し、幸せに生きる方法」
仏様は
「如来」
→ 「さとりの世界に安住する者」という意味で、釈迦如来、阿弥陀如来、薬師如来
「菩薩」
→ 、「さとりの一歩手前の修行者」、あるいは、「さとりを得たあともこの世にとどまり、人々を救いつづける者」をいい、文殊菩薩、観音菩薩、弥勒菩薩
「明王」
→ 人々を仏法に導くために如来が化身した仏様です。不動明王、愛染明王など
「天」
→ 仏法の守護神です。古代インドの神々といわれ、帝釈天(インドラ神)、四天王、大黒天、弁才(財)天、鬼子母神などが
の四種類に大別
今やるべきことを全力で行なう、これが後悔のない生き方
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ネタバレ檀家の寄付に頼らない昔の高僧の生き方に憧れて、生涯お寺を持たなかった。
「他国坊主に土地相撲」=どちらも応援する対象。知らない土地で住職になるのが一番よかった。
世間とつかず離れずの暮らしに拘った=世俗のしがらみにから独立した生き様を体現するのが僧の役目だと考えた。そのために、自分の中にブレない世界を持ち、そこに充足することこそ人生の目的であると考えていた。
100歳まで生きたい、という希望の人に、今が百歳だと思いなさい、とアドバイスした。=請求書的ないのりではなく、領収書的ないのり=今が百歳だと思えば、祈りは感謝になる。
「災難にあう時節には災難に逢うがよく候、死ぬ時節には死ぬがよく候。