日本人のこころの言葉 良寛

日本人のこころの言葉 良寛

ビジネス・実用
1,320円 (税込)

6pt

5.0

良寛を評して「最も日本人らしい日本人」という言葉があるが、良寛ほど多くの日本人を魅了してきた人物はいない。詩歌と書に優れ、暮らしぶりは清貧そのもの。子どもたちと手まりに興じ、平凡な日常を送る村人たちとも無心につきあいながら、なお孤高の精神世界に遊ぶことができたこの禅僧は、何を思い、何を望んで一生を過ごしたのか。乞食と漂泊に培われた人間性からほとばしり出た言葉は、欲にまみれた現代に猛省をうながす。

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日本人のこころの言葉 良寛 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    故郷新潟の歴史上の人物と言えば、上杉謙信、河合継之助、山本五十六が挙げられますが、良寛さんも忘れてはいけません。出雲崎の名主の家の長男として生まれながら出家し、岡山で修業を終えた後は、住職にはならず、故郷に戻り小さな庵で暮らした清貧の僧です。本書は良寛さんの歌を紹介しながら彼の生き方を振り返りますが、あらためて気がついたのは、良寛さんは仏教の原点、禅宗の僧の原点に立ち返り、生涯、修行を生業として生きようとしたのだなということでした。
    五合庵などゆかりの地には何回も行っていますが、ここしばらくはご無沙汰しています。良寛さんは晩年、三条大地震に遭っています。この疫病の時代を見たらなんと言われるだろう。そんなことを想いながら、コロナ禍が終息したらまた訪れたいと思います。

    0
    2020年06月01日

    Posted by ブクログ

    良寛さま関連の本に触れていると、
    後から迫ってくる追手がフイ、といなくなる。

    『早くせよ』
    『早くせよ』と、私の背中をぐいぐいと押してくるイヤな輩が忽然と消えていなくなってしまう。

    私はその瞬間、
    辺りも一緒に真っ白になってしまうような感覚に怯える。
    今まで
    足元にあった矢印が消え、行き先がわからなくなってしまった事に不安を覚えるのだ。

    『心月輪』

    >心は満月そのものです…

    月が出ていた。

    暗闇の空に、そういえばいつも月は変らず浮かんでいた。

    あの満ちた月を見て

    (自分の心の様だな)と、良寛さまは一人思っている。

    ちっぽけな五合庵にて一人静かに思っている。

    >世の中にまじらぬとにはあらねども
    ひとり遊びぞわれはまされる

    世間の事に関係しないわけではありませんが、
    孤高の精神世界に遊ぶ事が自分には一番の喜びなのです。

    月明かりはやがて、不安定な私も足元まで静かに照らし始める。

    0
    2012年01月19日

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