村田数之亮のレビュー一覧

  • 古代への情熱

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    はじめは重たい学術的要素がメインの本かと思っていました。
    実際に読んでみると、シュリーマン個人の山あり谷ありの一代記といった印象も強いです。
    冒険小説のような気分で楽しく読めますよ。

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    2015年10月29日
  • 古代への情熱

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    考古学つながりで読む。

    トロヤ、ミケネ遺跡の発掘で有名なシュリーマンの自伝。わずか40ページの少年時代と商人時代がめちゃめちゃ
    面白い。8歳の頃読んだトロヤ戦争の物語の挿絵を見て発掘を夢見たのが発端。父の停職により進学もできず、20歳で無一文となり必死に働くけれども、将来を誓った彼女とは一緒にもなれず、船員となった船は難破してまたも一文無しに・・・

    それでも外国語を勉強し続け、商才をあらわし40歳で財をなすまでに。そこであっさり引退し、発掘調査の旅を実行するのです。

    自らの財産を子供のころからの夢を忘れずに実行するために使うという情熱というか、バイタリティーというか・・・かなり変わった人

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    2014年11月22日
  • 古代への情熱

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    物質的で行動的、アメリカ人的ビジネスマンだった為にドイツ学会から批判食らったというのはいい例証。糸川英夫を思い出す。パラス・アテナ万歳。

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    2014年02月26日
  • 古代への情熱

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    なにかと批判も多いシュリーマン氏ですが私はこの人大好きです。ホメロス=おとぎ話のという風潮の中、馬鹿にされながらも一途に持論を信じ、歴史をひっくり返した気骨の人。先日本書を片手にトロイ遺跡に行ってきました。ヘレンがスパルタの船団を指差したというスカイア門は跡形もありませんでしたが、シュリーマンを偲んで感無量でした。ヘレンごっこをしたりして。馬鹿です。

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    2009年10月04日
  • 古代への情熱

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    夢と情熱。
    実はそれだけでは事は果たせないこと。
    為せば成る、は本当に目標までの道筋を自らで作り出していった人のみが言える言葉。
    それを強く感じた一冊。

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    2009年10月04日
  • 古代への情熱

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    とても爽やかな読後感。シュリーマンってすごいなー。
    子供の頃から愛読した叙事詩の伝説を信じて、それを発掘する事を目標に逆境を乗り越えて本当に発掘してしまう。なんというロマン。
    序盤の自伝部分は本当におもしろかった。
    語学の勉強方法は参考になりそう?ならなそう!?

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    2025年11月09日
  • 世界の歴史〈4〉ギリシア

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    2016/3/31
    クレタ文明の絵のモチーフがタコとかの海洋生物が多いのは興味深い。ヘレニズムというものが「ギリシャ人の」という意味だったとは知らなかった。2000年以上も前から人間は変わっていないんだなと思う。政治があり、権力があり、欲望がある。アレキサンダー大王が出現しなかったら、どんな世の中になっていたのだろう。

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    2016年12月16日
  • 古代への情熱

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    トロイ遺跡を発掘したことで有名なシュリーマン。これ、本人の自伝と思っていたのですが、再構成したものだったんですね。が、それでも興味深いです。

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    2016年06月03日
  • 古代への情熱

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    トロヤ文明・ミケネ文明の発見者シュリーマンの自伝。少年時代に読んだ物語の世界が実在すると信じ続け、本当に見つけてしまったすごい人。商才を発揮して遺跡発掘費用を自力で集めちゃうし、ほぼ独学で10ヶ国語以上をマスターしちゃうし、なんか色々すごい。一分一秒を無駄にしない生き方。夢にむかって努力する姿勢が超人的だと思う。

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    2013年10月15日
  • 古代への情熱

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    夢の実現こそが、人間が生きる上で最も価値あるものだと確認させられた。
    夢にかける情熱を見習いたい。

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    2011年11月11日
  • 古代への情熱

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    語学の習得の方法のところに付箋を立てています。

    英語の勉強へのモチベーションがあがらないときに、そのページを開いて、やる気を上げています。

    情熱こそが一番大事なんだと教えてくれた本です。

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    2010年09月23日
  • 古代への情熱

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    シュリーマンの発掘に対する情熱が伝わってくる。

    この人は考古学者でもあるけど、大商人でもあったんだなぁ~

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    2010年08月06日
  • 古代への情熱

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    シュリーマンは、その遺跡を発見したドイツの考古学者です。しかし、その語学力にはビックリ(*_*)

    半年間で英語を習得。その後、フランス語、オランダ語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、ギリシア語、ラテン語、アラビア語までマスターしたというから恐れ入ります。いずれも6週間とかからなかったとか。

    シュリーマンが編み出した語学習得法とは

    1)大きな声でたくさん音読する
    2)ちょっとした翻訳をする
    3)毎日1回は授業を受ける
    4)興味のあることについて作文を書く
    5)先生の指導を受けて訂正をする
    7)それを暗記する
    8)授業を受けて暗唱する

    これの繰り返しだったそうです。

    記憶

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    2010年08月02日
  • 古代への情熱

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    学校の読書感想文の宿題で読みました。古代のことの知識がそんなにない私にはわからないところもあったけどシュリーマンの凄さは十分伝わりました。何年後かまた読んでみようと思います。

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    2022年08月26日
  • 古代への情熱

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    リアリスティックな情熱家の生涯。
    俺SUGEEEE的な自画自賛が鼻につく感もあるが実際すごいので文句をつけにくい。くやしい。
    私も巨万の富を得て大津宮を掘り起こして地元住民に「自分が夢みる過去以外は顧みないのか」などと反発されたい。

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    2015年05月10日
  • 古代への情熱

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    これ,かなりよかった.オススメ.発掘の話よりも,発掘に至るまでにどのような苦労をしたかとか,どのようなことをしたのか,などといった部分が書かれている前半が面白い.
    このひと,自国語を含めると,14カ国語をマスターしてるんだな.
    22歳の段階で8カ国語マスターしてる.
    驚異.この人が1ページに短くまとめた,外国語マスターの秘伝は必見ですじゃ.

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    2012年02月27日
  • 古代への情熱

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    トロイア遺跡発見のシュリーマンの自伝。賛否両論もちろんあるとは思いますが私は嫌いじゃないです。子供っぽい無邪気さと奥様の献身的な支えが歴史を紡ぐ大発見をしたことは間違いない。まあそれでもおっきい子供みたいな人だから、やり方のまずさはるけども、それを差し引いてもなしたことは歴史的に色あせないでしょう。学ぶべきことは夢と情熱ですね。後はいい奥さんもったんだよ。それに尽きると思います。

    2011/10/12

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    2011年10月15日
  • 古代への情熱

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    英語の学習法で紹介されることが多いが、実際読んでみると、そのことに言及されている箇所はほんの一部である。また、丸暗記法のみで学習していたのではないことも分かる。

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    2011年07月18日
  • 古代への情熱

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    一人の少年が、古代遺跡 トロヤの遺跡という大事業を人生を掛けて成し遂げていく過程の物語。

    トロヤ遺跡発掘という大きな夢。まずその大きいものがあり、それを成す為にはやらなければいけないことが山ほどある。

    それをひとつずつ確実にモノにしていく主人公。まさにそれが以下に大きな夢でも、それが夢の叶え方である。

    主人公も、最初は非常に貧しい生活をしていた。しかし、夢を追う過程で大きな人物に成長していく。その過程を追ったストーリーだ。

    主人公は、その過程でフランス語、ギリシャ語、ラテン語、ロシア語、オランダ語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、アラビア語とかなり多くの言葉をマスターして

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    2009年10月04日
  • 古代への情熱

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    やっと読み終わった!!
    最初はシュリーマンの自叙伝なのですらすらページをめくれる。しかし後半から、シュリーマンの書簡を
    ところどころ引用しながら、第3三者視点でシュリーマンのなした事業の功績を述べるものだから読みにくかった。
    シュリーマンはホメロスの叙事詩を真実だとかたくなに信じて、それを基に発掘をおこなったわけだけど、ホメロスの叙事詩の詳しい内容が本文に書いてあるわけでもなく、私にトロヤ戦争やオデュッセイヤについての基礎的知識がなかったものだから理解できずにつまづいちゃったのよね。
    よってホメロスの『イリアスとオデュッセイヤ』を読まずにはいられなくなっちゃいましたよ。

    シュリーマンは独学で

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    2009年10月04日