趙治勲のレビュー一覧
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囲碁を始めた頃は特に簡単な詰碁本として薦められた本。「世界一やさしい詰碁と手筋」が出ていた時期だったので、当時それに比べて難しすぎて挫折したまま、詰碁への変な苦手意識のきっかけにもしてしまっていました。
基本死活を頭に染み込ませないとこれ以上の棋力上昇と安定は見込めないと思った今、基本死活の本は本当に難しい。無理矢理噛み砕いてもきつい。
改めて調べて、基礎能力鍛えに「ひと目」シリーズを順を追っていけば良いのではとやってみた。今までの経験値から全部ではないけど解けるし納得いく。数回ノータイムを繰り返せば体力になる自信を掴めた。
改めて良書。手に取るタイミングは重要。 -
Posted by ブクログ
ひと目シリーズは、覚えたての人、九路盤でなんとか自力で終局できるようになった人には、置き去りの傷を探せ の次に勧めています。
古書店で見かけると、このシリーズならなんでも買っておいて、弟子入りしてくれる人に無期限で貸し出しています。たぶんこのシリーズ、ヨセ、詰め碁、手筋・・・・と、10冊は持っていると思います。
とくに、この本は、600問が詰め込まれていて、厚いだけに、初級の方にとってはかなりの圧迫感があると思います。
しかし、これ一冊、がんばって最後までやったら、初段までのレールが引けるんですよ、と太鼓判をおして頑張ってもらっています。
うんうんうなって、数十問をこなすと、面白くなるので、い -
Posted by ブクログ
ネタバレ『ひと目の詰碁』の続編として作られた問題集。生きと殺しの問題を混ぜて概ねレベル別にした前作とは異なり、生きと殺しの部にわかれている。問題数は生きが42題、殺しが140題の合計182題。
コウの問題がない点では『ひと目の詰碁』よりも解きやすいかもしれない。問題のレベルは同じぐらいか。
ネタバレっぽくなるが、前の問題から2手ほど戻した問題が続いて出ることがあるため、通して解いていると、本当に解けているのか、まだ前の問題を解いた記憶があるから助かっているだけなのか微妙なときがある。問題集としては、この出題順でない方がよい気がする。そこだけ、評価において星1つ分割り引いた。
実力がさしてあるわけではな -
Posted by ブクログ
ひと目シリーズは、覚えたての人、九路盤でなんとか自力で終局できるようになった人には、置き去りの傷を探せ の次に勧めています。
古書店で見かけると、このシリーズならなんでも買っておいて、弟子入りしてくれる人に無期限で貸し出しています。たぶんこのシリーズ、ヨセ、詰め碁、手筋・・・・と、10冊は持っていると思います。
その中で言うと、一目の定石は、一目シリーズには必要だろうけれど、すでに同コンセプトの本は出ているのですから、一目シリーズの人気にあやかってだしたという面は否めないと思います。
悪くはない。でも、一目で打てるようでは定石ではないという考えが趙治勲にはあるとおもっているので、違和感がありま