南山宏のレビュー一覧

  • 宇宙のランデヴー

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    アーサー・C・クラークにしては、スペオペしてる作品。太陽系が狭い。
    不屈な水星人なんか、キャプテン・フューチャーにでてきてもいいくらいのキャラ設定。

    細かい部分は上記含め、読んでいて楽しい。
    一方で、全体としては読後よく分からない感が残る。

    最後までラーマ人の意図が見えない、そして腑に落ちないのがその理由。太陽系によったのは補給が目的って言われてもな、うーん。
    それに、宇宙船?内で好き勝手されて(色々採られて、壊されて)、怒った様子もないのは、さすがに無頓着過ぎはしないか、ラーマ人

    ファースト・コンタクトは、こっちが力みすぎて、勝手に肩透かしにあうかも、ってメッセージなのだろうか。


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    2012年08月15日
  • 宇宙のランデヴー

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    さすがクラークとしか言いようのない語り口。はじめのアイデアだけが荒唐無稽で、あとは全て理詰めで組み立ていくSFの王道。しかも高校物理程度の知識で十分理解できる。
    高い崖の上から飛び降りても無事で帰れる場面は発想の転換!

    ただ、また読みたいとは思わないのが残念。

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    2011年11月25日
  • 宇宙のランデヴー

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    未知との遭遇がテーマ。
    個性的な登場人物が活躍する、スリリングな物語でした。
    スタニスワフ・レムを読んだ後なので余計に読みやすさ抜群(笑)

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    2010年08月27日
  • 宇宙のランデヴー〔改訳決定版〕

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    アーサー・C・クラークの想像力に圧倒される作品でした。
    2130年、太陽系に突然現れた未知の超巨大飛行物体、通称“ラーマ”に挑む宇宙飛行士たちと人類を描いた長編SF小説です。

    こう書いてしまうのもなんだけど、読んでいてけっこう序盤で情景が分からなくなってしまった。
    重力がこうなって、宇宙飛行士たちの体がこうなって……、みたいな最序盤のラーマへの潜入シーンはなんとなく想像しながら読めましたが、ラーマの船内、さらに船の中に広がる海や都市の話になると、もう想像が追いつかなくなってしまいました。

    これを書いたクラークと、文章だけで情景がパッと想像できる人は、もう人類を辞めているのでは……などと思っ

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    2023年03月01日
  • 宇宙のランデヴー〔改訳決定版〕

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    情景がわたしの拙い読解力では浮かばない。
    ネット検索でラーマの大きさは何となく想像できたが、内部構造は?の連続でした。
    さすが巨匠ですね。

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    2022年12月24日
  • 宇宙のランデヴー〔改訳決定版〕

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    今更ながらのSFオールタイムベストの1冊。ハードSFでありながら悲壮感やストイックな感じはなく、どことなくユーモラスであり冒険小説的な作風で、そのあたりにやや時代を感じましたが、思いの外さくさく読めました。ラーマの全貌をイメージするのは大変でしたが(映像化熱望!)。

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    2021年06月25日
  • 宇宙のランデヴー〔改訳決定版〕

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    突如現れた巨大な宇宙船に対して近未来の人間はどう対応していくのか...といった話。
    SFは頭の中で映画に置き換えながら読むことが多いんだけど、この話はどう頑張ってもチープなB級になってしまうのでは〜〜!(映画権持ってるところあるみたいだけど。。)
    そんな様に、クラークだけどもあまり入れ込めなかったし、ちょっとだけ消化不良になってしまったな。

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    2020年09月03日
  • ハロー、アメリカ

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    ネタバレ

    序盤は翻訳調が気になったが大統領登場あたりから面白くなってきた。最後はSFというかファンタジー?古き良き時代のアメリカのカルチャーが風刺されているが50歳手前の日本人の自分がすんなり理解できたのは8割ぐらいかな。普遍的な知識として若い世代にもピンくるんでしょうかね。

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    2018年09月26日
  • 宇宙のランデヴー〔改訳決定版〕

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    同じ著者の「都市と星」が面白く、同じ棚の本書を手に取りました。著者の「2001年宇宙の旅」的な哲学的な示唆のあるSFを想像していましたが、丁寧に描かれた宇宙探検記のようなものでした。それはそれで楽しいのですけれど。

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    2018年05月22日
  • 宇宙のランデヴー〔改訳決定版〕

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    この作品がSFの名作ということは間違いない。個人的には細かい描写を丁寧に追えず、ラーマ内部のイメージを著者が狙ったほどには掴めきれなかった。
    読後感的には星4。

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    2017年07月05日
  • 宇宙のランデヴー〔改訳決定版〕

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    今月の3冊目。今年の55冊目。

    SFの大分有名なやつだったらしい。解説読んで知りました。内容はスタートから結末まで結構予想できるものではありました。正直なぜ、色々賞を取っているのかよく分かりません。まあ、普通だと思います。

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    2015年12月27日
  • 宇宙のランデヴー

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    難しかった、、、。(^_^;)。
    語られる状況を頭の中に想い描くのが、、、。

    そんなに高等な物理の知識は要しないけど、
    語られるスケール(距離や力など)が大き過ぎたり、小さ過ぎたりしてなかなか想像が付かない。

    序盤は苦痛でしかなかったけど、
    地球外生物との遭遇辺りから読み応えが出てくる。
    終盤は面白く読めました♪

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    2015年07月16日
  • 宇宙のランデヴー

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    必修アーサー・C・クラークその3。

    我々(一部の)日本人にとってはお馴染みのスペースコロニー、
    その邂逅と探検録を描いた一作。
    ある種のファーストコンタクトと言えるのでありましょう。

    何といってもこのジャケットがネタバレである。

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    2013年07月16日
  • 宇宙のランデヴー

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     こりゃぁ、良かった。続編が有るんだが、読んでみたいという欲望にかられる。あまり信じないにせよ、SFの世界では有名はヒューゴー賞とネビュラ賞を授賞した作品と言うことで期待したが、その期待通りだった。

     出だしは、「神の鉄槌」。全く一緒の背景から始まる。しかし、展開はまったく異なる。むしろリングワールドのノリ。彗星だと思っていたのは人工の飛行船だったって話。途中であらかた結末は読めたものの、それでもなお、この飛行船の中での物語は熱中させるに足る内容だ。

     ラストも意味不明でしり切れとんぼではなく(これは連続して先に「神の鉄槌」「グランド・バンクスの幻影」という2作品を読んだ直後だからかな?)

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    2011年11月29日
  • 宇宙のランデヴー

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    ヒューゴー賞、ネビュラ賞受賞ということだけど、
    私は★3で。

    えーっと、良さは頭では理解できている、と、思う。
    だけど私的にはもう少し小説的面白さが欲しかったかなあと。
    一つの物語というよりは、
    記録の集積のような感じで盛り上がりに欠ける。

    安易に宇宙人とコンタクトするようなドラマよりは、
    未知の物体だけとの邂逅や結局解き明かしきれなかった高度な科学など
    ずっとあり得そうな設定が好感を持つし
    そこが私がクラークを好きな理由の一つなんだけど、
    それは逆を言えば
    物理的法則に留まらずあくまで現実に起こりえる可能性に則していて欲しいということで
    若干ストーリー展開にご都合主義が感じられたんだよね

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    2009年10月07日
  • 宇宙のランデヴー

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    これは探検小説なのだ。ホントに探検するだけで話が終っちゃうけど、その緻密な描写がグイグイとラーマへ引き込んでくれます。

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    2009年10月04日
  • 宇宙のランデヴー

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    宇宙の深淵から飛来した謎の物体。
    調査隊が乗り込むが、その結果は…。

    2001年シリーズのような難解な解説はなく、謎の物体に対する探検に主をおいている。

    宇宙は謎に満ちている。
    我々の思いもよらぬ事がおきる可能性を常に秘めている。

    と、宇宙への想いをかき立たせる一冊だと思います。

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    2009年10月04日