杉田敏のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
■第一章:この世はすべてプレゼンテーション
日本人がプレゼンが下手な最大の理由は、練習不足。
どんな時にもユーモアのセンスを忘れず、気負いを捨てること。つまり、自分自身を全面に出す。
正直に自分の気持ちを相手に伝えることをいつも心がけていれば、周囲に誤解を与える事も少なくなる。
自己紹介はプレゼンテーションの基本。しかしありふれた内容をただ淡々としゃべるだけでは意味がない。自己をPRするには何をどう話すのがよいか、という視点から話す内容を考えよう。
『実は私は…』という言葉から自己紹介をしてみよう。
自己PRをする際に重要な、『絶対他人には負けない』という趣味や特徴を持つことは、自分の人生に自信を持つ上でも大切。
■第二章:コミュニケーションの達人になる
コミュニケーションとは、『メッセージと意味を伝える』こと。そしてその最終目標は、『相手にアクションをとってもらう』こと。(プレゼンテーションとほぼ同義)
相手にアクションを取ってもらうのが目的であって、自分の言いたいことだけ好き勝手に言うのが目的ではない。
コミュニケーションの種別
①コントロールド・コミュニケーション
②オンライン・コミュニケーション
③対面コミュニケーション
④媒体を使ったコミュニケーション
他人の話を集中して聞けるアテンション・スパンはせいぜい10分程度。集中が途切れると、相手は他のことを考え始めてしまったりする(space out)。
コミュニケーションは『量=質』ではない。たくさん話せばいい、というものではない。
人は見たいものしか見ない。また、先入観が邪魔をすることもある。活字なら誰が読んでも同じように受け取るかなんて、全然分からない。
コミュニケーションのプロセスには以下の四要素がある
①source
②message
③channel
④receiver
そのプロセスそれぞれでノイズが入る。
①態度
②内容の不備
③五感
④態度、聞く・考える努力の欠如
それ以外にも、知識の差、言葉の解釈の違い、既成概念、思い込みもノイズになりうる。このノイズを生まないような配慮が必要。
誤解を与えず正しくメッセージを伝えるには、日頃からできるだけ本音ベースでコミュニケーションを心掛ける。
コミュニケーションの基本ルールは『KISS(Keep it Simple and Specific):シンプルに、かつ具体的に』。
ポイントは三つか四つまでに絞る。
上司の批判だけにとどまらず、具体的な提案を行う努力。
ジョハリの窓の『開放領域』を広げて、コミュニケーションを容易にしよう。
■第三章:説得力を生むコミュニケーション術
説得力の要素は『エトス(ethics/態度、印象)』『パトス(フィーリング、感情)』『ロゴス(ロジック、メッセージ)』。
第一印象は、初期エトスに大きく影響を与える。現実問題として、その人の価値は、着ているものによって大きく左右される。服装で自尊心を鼓舞し、自分に自信を持たせる、という面もある。
その他、能力、信頼性、ダイナミズム(情熱やエネルギー)がある。
■第四章:人を動かす!プレゼン術
プレゼン時の『M/メッセージ』は、三つのパートに分けて考える。『導入部』『ボディー』『結び』。
導入部では、言いたいことの要旨を短く述べる。自分の頭の中を整理するだけでなく、相手の理解も促す。
ボディーでは、ポイントを絞って、かつ平易な言葉遣いで伝える。
最後の結びは、何を言ったのかを確実に繰り返して伝える。
プレゼン現場には早めに行くとか事前に情報収集するなど、準備を怠らないこと。できれば実際に下見するのがベスト。これで当日の心理が大きく変わる。
生まれながらにしてプレゼンのうまい人はいない。一般に『うまい』と言われている人は、それだけ経験を積んできている。リハーサルを怠らないように。
成功とは行動を起こすことであり、願うことではない。
プレゼン評価基準
有用性
興味
話しぶり
逸話
ビジュアル
メッセージ
数字
制限時間
出だし
結び
論理
準備 -
Posted by ブクログ
なんと言うか、新しいけれども懐かしい感じ。
でも学ぶ事は大切と再認識。
あとがきの記載が正にそれ:
「未来学者のアルビン・トフラー(Alvin Tofller)氏(1928-2016年)は、「学び、学んだことを忘れ、再び学ぶ」(learn, unlearn and relearn)ことの重要性を、著書『未来の衝撃』(Future Shock)の中で強調しました。「学んだことを忘れる」というのは、知識をどんどん得てもそれにしがみつくのではなく、その知識を捨ててみる、そしてまた新しい知識に挑戦するという意味です。ヘビが脱皮したり、塗装をし直す前に、古い塗装をはがしたりする作業のようなものです。」 -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトル、そして杉田先生が著者ということで読んだ。
その中で気になるフレーズ、考え方があったので、
記録しておく。
①お金は歩いてあなたのところには来ない
②断らない。どうしたらできるのかを考えるのがプロ
The difficult should be done at once.
The impossible takes a little longer.
Whenever you are asked if you can do a job,
tell them "Certainly I can."
Then get busy and find out how to do it.
③行動しなければ、幸福になれない
Action may bot always bring happiness.
But there is no happiness without action.
④退路は断つな、自らの運命は自らコントロールしよう
Control your own destiny or someone else will.
最後に勉強になった雑学
ローマ数字でVが5を意味するのは、
手の5本指の形を示したものだったから。
そして10は、Vを上下にくっつけてXにした。