平井イサクのレビュー一覧

  • 火星の砂
    読みやすいな、という印象を受けました。
    ほとんどSF的な小難しい用語は出てこないので
    はじめてSFを読む人でも安心して読めます。

    このお話は
    火星に向かう一人のルポライターが
    火星でいろいろなことを体験するお話。

    途中飛行機の墜落や、
    異星人とあったり(!)など面白いです。

    最後ももちろんハッ...続きを読む
  • 失われた黄金都市
    コンピュータの性能を格段に上げる鉱石、ブルーダイヤモンドを巡って、コンゴのジャングル奥地へ向かう秘境冒険小説。
    手話で会話できるゴリラ、エイミーは本当にいい子。企業間の秒を争う競争や、食人種や古代遺跡、正体の分からない怪物、火山の爆発盛りだくさんで飽きない。最後の方は少し駆け足かな。
  • 火星の砂
    すでに火星への移住が実現している世界。地球ー火星間の定期航路が開設され記念すべき第一号の乗客としてSF作家のマーティン・ギブスンが乗り込んだ。ただ一人の乗客であるギブスンが六人の乗組員と共にアレース号にて三ヶ月に渡る火星への旅を始めた。

    旅の途中、最年少の乗組員のジミーは、ギブスンが過去愛し、別れ...続きを読む
  • 失われた黄金都市
    例によって、虚実織り交ぜたサスペンス小説。この作品は、サスペンス小説と言うよりも冒険小説である。それも、ジャングルの奥にある伝説の都市を探すというのだから、うんと古典的な、ハガードばりの冒険小説である。

    もっとも、この作者のことだからきちんと現代小説に仕上げていて、そういう冒険小説に、現代テクノロ...続きを読む
  • 火星の砂
    20世紀少年で「ともだち」の息がかかった漫才コンビが≪「広いところ行きたいから宇宙に行くのや!」「ほうほうそれで!」「そしたら宇宙服が窮屈でたまりません!」≫というような漫才をやる。そんな名作。
    日進火歩でも人間はやっぱり人間らしい。話に入っていきやすい。
  • 失われた黄金都市
    ○2008/03/23 
    以前塾の先生に頂いたもの。手話するゴリラ、エイミー(図らずも恋する…のキカが浮かんだ)がなんか、いい。自由奔放なのに人間らしくてすごい好感。
    冒険小説に分類されると思うんだけど、入りの部分は機械や組織の説明やらで進みにくかった。
    でも、一端のめり込むと情景がすらすら頭に浮か...続きを読む
  • 失われた黄金都市
    映画「コンゴ」の原作本。映画の質の悪さに愕然。クライトン作品って、映画化すると確実に面白くない。原作はとてもいいのに。
  • 火星の砂
    クラークの長編第二作 よみやすい!   
    表紙   6点中原 脩
    展開   7点1952年著作
    文章   7点
    内容 625点
    合計 645点
  • 火星の砂
    クラークの宇宙物は古びないと思っていたが、さすがにこの作品は時間の流れに耐えられなかった。
    宇宙船内でたばこを吸ったり、ビールを飲んだり。果ては火星植物、火星人が出てくるとさすがに読む気をなくす。
  • 火星の砂
    現実にはまだ火星に人類が到達していないいま
    若干の甘いファンタジーのような要素を入れながら
    うっとりと読むのもいいのではないでしょうか。
    道中の描写も悪くないし。
    なにしろ1950年代の作品よ。