長島良三のレビュー一覧

  • アルセーヌ=ルパン全集4 奇岩城
    金銀財宝が隠されているというエギーユ・クルーズの秘密をめぐり、高校生ボートルレとルパンの知恵比べが見ものとなる作品。
  • オペラ座の怪人
    オペラ座の怪人は、なんとなくあらすじを知っている程度。
    音楽の天才で、でも顔が醜いゆえに素顔を見せずにオペラ座の地下で暮らすエリック。
    ラストぎりぎりまでは無理矢理クリスティーヌを連れて行こうとしたり、全てエリックに操られているような感じ、不気味でいかにも怪人という風に思っていたのですが、最後にクリ...続きを読む
  • アルセーヌ=ルパン全集2 ルパン対ホームズ
    同時期にイギリスで活躍していたシャーロック・ホームズとアルセーヌ・ルパンの対決は、前作『怪盗紳士ルパン』にも少し語られているが、本作は一冊まるごと探偵と怪盗の対決となっており、読み応えのある作品である。
    時期としては、ホームズが長い失踪から帰ってきた『シャーロック・ホームズの帰還』と、最後から二つ目...続きを読む
  • オペラ座の怪人
    映画と舞台から入って読みました。どこに盛り上がりがあるかよくわからず、ダラダラと続く小説だなーというのが第一印象。古典だから余計そう思うんだろうな。
    これを読むと、舞台や映画がいかにこの小説を元に綺麗に纏められているかが良くわかりました。時間を置いて、また読んでみようと思います。
  • オペラ座の怪人
    かなり前に読んだけど、昨日劇団四季のミュージカル見てきたので再UP。
    色々回収していない伏線とか大雑把なところとかあるけれど、ネタが好み。

    頭が良くて才能があるのに本人がどうしようもない理由(性別とか外見とか)で思うように生きられない話はry
  • オペラ座の怪人
    原作は確かに怪奇伝。
    だけれど、この物語をよく、ロイド=ウェバーはあんなに美しいラブストーリーに仕立てることかできたものだと
    心から感嘆する。

    原作を読んでエリック(ファントム)がどういう人物だったのか深めることができた。
    人間の優しさに涙を流したエリックは生まれ変われたのではないかと思う。
  • アルセーヌ=ルパン全集2 ルパン対ホームズ
    シャーロック・ホームズとアルセーヌルパンの対決が2話収録されている。アルセーヌルパンなのにシャーロック・ホームズが中心に描かれていて、アルセーヌルパンがしてやったりといった感じ。勝敗は1:1。2人とも好きだけど、シャーロック・ホームズならコナンドイルの方で読む方が好きから、個人的にはもう少しルパンを...続きを読む
  • アルセーヌ=ルパン全集24 カリオストロの復讐
    カリオストロ夫人の復讐より、年老いたルパンの方に目が行ってしまった。カリオストロ関係は前作のが面白いと思う
  • オペラ座の怪人
    オペラ座の怪人についての調査報告書って感じの構成と文章。普通に三人称の物語として書いた方が登場人物に感情移入できたんじゃないかなぁ。ストーリーや設定は面白い。
  • オペラ座の怪人
    映画もミュージカルも見ていないけれど、原作のファントムは思いのほか恐かった…
    恋愛小説ではなく怪奇小説なのですね…
  • オペラ座の怪人
    "ガストン・ルルー
    フランスの推理小説家
    元はジャーナリスト

    1910年刊行

    焦がれ死ぬ怪人エリック
    どこかで幸せかもしれない
    ラウル・ド・シャニー子爵
    クリスティーヌ・ダーエ

    私(たぶん作者)がオペラ座の怪人の謎を解いていく形式
    そこに集めた証拠(支配人やペルシャ人の手記)が加えられる

    ...続きを読む
  • オペラ座の怪人
    終盤"ペルシャ人の手記からの引用"になったあたりからサスペンス要素が
    増して、ぐっと面白くなります。それまでは、疑心暗鬼の繰り返しで少し退屈かも。
    けれど、読んでおいて間違いのない古典なのは確かです。

    MVP:なし
  • アルセーヌ=ルパン全集7 水晶の栓
    最後の最後まで、うまくいかないことばかりで、読んでいるこっちもイライラしたりしましたが、さすがルパン!と。最後は一気に目的を遂げる。
    そして結局、恋の話にすり替わっている内容になっているところがまたしてもルパンらしい。
  • アルセーヌ=ルパン全集6 続813
    やられっぱなしのルパンはあまりにカッコ悪い。
    物語はヨーロッパの政治にまで関係して、大きなスケールで展開されていく。
    敵は絶対近くにいるはず!って思っていたのに、この話で出てきた人が犯人だった。殺人鬼はつかまり、事件は解決へと進んでいるはずなのに、疑問はのこる。
    そして、本当の真実を知ってしまったル...続きを読む
  • アルセーヌ=ルパン全集5 813
    また新しい刑事が出てきた~と思ったら。。。。。。
    数字のタイトルにとらわれて、予想外の展開が続く。
    得意の心理戦もなかなか成功しない。どこに敵がいるのか、敵は誰なのかすらはっきりわからぬまま、物語が終わってしまう。
    いつ反撃が行われるか、「続813」に進みます。
  • アルセーヌ=ルパン全集4 奇岩城
    女に弱いぜルパン(再び)

    もー女が絡むとダメな男ねルパン!
    女関係でピンチに陥りすぎです(笑)
    恋多き男は素敵ですが、本当女に弱いね~。

    今回はかっこいい高校生探偵(高校生だっけ?でもこっちの語呂がいい)と対決です。
    またホームズが出てきますが、なかなか思い切った展開をさせます。人のキャラなのに...続きを読む
  • アルセーヌ=ルパン全集3 ルパンの冒険
    女に弱いぜルパン(笑)
    そんなところが素敵だけど(笑)

    刑事さんの名前が違ってたから戸惑ったけど、ライバルは変わらなかったんだな。
  • オペラ座の怪人
    映画化されて話題になった原作の文庫本。自分が持ってるものはこの表紙じゃなかった。
    読んでみたけど難しい……怪人は結局なんだったのかわからずじまい……。



    というわけで2度目の読破に挑戦。
    今度はやっと話が理解できた。1度目のときは精神的に子供だったんだ(え

    最初のうちは怪人の行為がすべて魔術と...続きを読む
  • アルセーヌ=ルパン全集15 カリオストロ伯爵夫人
    肝心のカリオストロ伯爵夫人の魅力がいまいち。ルパン最初の大冒険であり、続編があると思うと多少興味もわく。