下山由美のレビュー一覧

  • 竪琴を奏でる騎士

    ネタバレ 購入済み

    心を閉ざしたヒーローに愛を捧ぐ

    5星というより10星つけたいくらい、我がハーレクイン•ヒストリカルのトップ5に入る作品で、おすすめです。

    ヒロインは本当に素直で一生懸命な女性です。本人は自己意識はないのですが絶世の美女。修道院にいたので常に神様にお祈りして、素直に行動をします。

    よくある女性側からの浅はかな恋の駆け引きや、誤解からくるすれ違いなどがないので安心して読めました。

    政略結婚でトラウマから頑なに心の扉を開かないヒーローの凍りついた心を、ヒロインの明るさ、誠実さ、思いやりでゆっくり溶かしていきます。
    お互いが深く愛するようになる過程もロマンティックに描かれています。

    敵に包囲された中、身重の

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    2021年04月16日
  • 謎めいた後見人

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    20歳になろうとしているアンは、寄宿学校の教師になろうと決意していた。
    母親を亡くし、殆ど会った事のない軍人の父親も戦死した、そんなある日、アンに後見人がいる事実を知った。後見人イアンは退役軍人で障害を抱えた謎めいた人物。思いがけない出来事に当惑しつつもアンはイアンと一緒にロンドンに行く事になる。夫を探すために彼女は社交界にデビューすることに。だが、理想の男性は、夢見がちな彼女にとってイアン・シンクレアこそ、完璧な夫となりうる人と気づき・・・
    二人の勇気が光る作品。足が不自由でも身を挺してアンを守るイアン。
    少なくとも3回は戦うことができないために、大けがをするイアン・・・

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    2012年03月16日
  • 恋に落ちた騎士【ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版】

    ネタバレ 購入済み

    ヒーローが惹かれたヒロインは悪名高き家の娘で誰も縁戚になりたがりません。
    ヒロインの兄の不当な策略で王と王妃の命で即結婚式を上げさせられますが、ヒーローは相手の家と縁戚にならないために、婚姻無効を画策します。ヒロインは最初からヒーローに強く惹かれていて、彼から無効の意図を突きつけられ悲しみますが従おうとします。
    家を守るための無効、しかし強く惹かれ合う心の葛藤と障害を乗り越え最後は大円団。

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    2021年06月10日
  • 謎めいた後見人

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    4.2
    シンクレア兄弟の真ん中、イアンの話。
    なんかもういろいろと身体的にやられ役でボロボロのイアンが哀れであるが、兄とのやりとりとかかわいいヤツである。
    アンは勇敢でまっすぐで純真ないい子である。
    ふたりともかわいい。

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    2014年10月13日
  • 罪なき誘惑

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    兄の放蕩を止めようとロンドンのとある屋敷を訪ねたルイーザ。だが時すでに遅く、兄はカードで一世一代の賭に出ていた。もし負ければ、唯一残ったサリー州の館も手放すことになる。相手はアリステア・ダンスタン卿。兄がかなう相手ではない。百戦錬磨のダンスタン卿は予想どおり簡単に勝負をものにすると、その傲慢そうな瞳をきらめかせ、ルイーザに視線を送ってきた。まあ、この紳士はわたしを兄の愛人だと思っているんだわ!どうしても館を救いたいルイーザは悩んだ末、ある作戦に出る。「四千ギニーいただけるなら、ひと晩、お相手を務めます」。

    兄の借金返済のために一夜の愛人契約を結んだヒロイン。そのまま何事もなく終わればそれまで

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    2009年10月04日
  • 竪琴を奏でる騎士

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    13年間修道院で暮らしてきたエリザベスは、叔父の出現に胸を躍らせた。叔父は縁組みを整えていた姪が別の男性と結婚してしまったため、もう一人の姪であるエリザベスに白羽の矢を立てたのだ。彼女にとっては願ってもないチャンスだった。修道院でのつらい冷たい日々から抜け出せるのなら、相手がどんな人であっても、結婚を成功させなければ。

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    2009年10月04日
  • 宿敵との一夜

    ネタバレ 購入済み

    親の仇と信じたヒーローを愛してしまったヒロイン。賢いはずのヒロインなのに、何故か恋愛に関しては勝手に早合点したり、誤解をしたまま違う相手に嫁いだり、頑固で感情の起伏が激しいのがちょっと残念でした。
    一貫して印象に残るのは男らしいヒーローの方で、変わらぬ愛で最後はハッピーエンドなのは良かったです。

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    2021年12月31日
  • 侯爵のひたむきな愛

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    ネタバレ

    前作「歌姫に薔薇の花を」でその歌姫に振られてしまった侯爵タナートンが主人公の話。
    夫殺しの罪を被せられ追われているヒロインと共に船で遭難してしまう。
    道中ヒーローがせっせとヒロインを世話する姿が可愛らしい。
    早くヒーローに話しちゃいなよと思いつつ、信じてもらえないかもしれない&彼を巻き込みたくないという気持ちは分かる気がする。
    前作では贈り物の手配も求愛も全て秘書に任せていたヒーローが、今作では自分の買い物やヒロインの服を仕立てるのにも付いていったりと丸っきり違っててこれが本当に人を愛するってことなんだなと思った。

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    2018年04月28日
  • 夜が明けるまで

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    3.8
    シンクレア兄弟の一番上、デア伯爵とエリザベス。
    夜中に庭でダンスするところとか、とても素敵。
    ふたりとも現実を見失わないところが素晴らしくも痛々しいが、デアがなかなか根性を見せてくれてよろしい。

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    2015年04月25日
  • 侯爵のひたむきな愛

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    ネタバレ

    コミカライズされた「歌姫に薔薇の花を」では終始いい人のまま鷹揚に自分の秘書に愛人候補を譲った侯爵のその後。
    自分が前作ヒロインを獲得しようとしたせいで三人の命が失われたことを内心で悔やんでいる侯爵が、船の難破で一緒に助かった女性を前作の罪滅ぼしのようにひたむきに庇護しようとするお話。だけど道行が単調なので星3つくらい。

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    2013年03月09日
  • 精霊の花嫁

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    ハーレクインヒストリカル。
    ラノベとは、やっぱりちょっと違う。
    キャラ描写、男女の距離感とかね。
    けど、情景や場面の書き込みは西洋人作家ならでは。

    設定は素敵なのですが、ストーリーが遅々として進まないので後半はイライラしちゃった。

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    2010年11月15日
  • 精霊の花嫁

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    追手から身を隠し逃亡生活をおくるヒロイン。父を殺され瀕死の怪我人を連れて小屋にやってきたヒーロー。氏族に伝わる槍の守護人としての立場から彼との関係に悩むヒロインだが2人は離れられない運命だったのだ。稀にみる純情男だったね。赤面する可愛いヒーローである。しかし戦士なのだ。このギャップがいいんだな。そんな2人の純愛を邪魔する人物が・・・。代々伝わるヒロインの能力がもう少し面白い使われかたをしてたらなぁと思わんでもない。

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    2010年03月05日
  • 盗まれた口づけ

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    亡き伯爵の息子ニックがインドから帰ってきた。エミリーの弟ジョシュアはニックを探しにインドまで行ったのだが、ニックと共に帰ってきたはずなのに、まだエミリーの元に帰ってこない。伯爵の屋敷に閉じこめられているのだと思いこんだエミリーは、屋敷を門前払いされた事も気にせずに、勝手知ったる屋敷とばかりに昔通った屋敷に忍び込む。
    ニックとエミリーは、若い頃お互いに惹かれ会っていた。ニックは教区司祭の娘エミリーに人前でキスをした。その日のウチにそのスキャンダルは村中に広まり、息子の不始末に激怒した伯爵は無理矢理二人を引き離し、ニックを遠くインドの地へ追いやったのだ。7年後父の死をきっかけに帰国した彼は、いまだ

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    2009年10月04日
  • 美酒の甘き香り

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    偉大な父と個性的な兄たちの元で育ったトリスタンは、真面目に武芸の腕を磨きながら、片田舎のウェールズなどではなく国王のいるイングランドの宮廷での立身出世を狙っていた。その為にはノルマン人の有力貴族の娘と結婚するのが手っ取り早い。折しも父の城クレイグ・フォアーには、格好の客人が来ている。サー・エドワード・ドゥーローの娘レディ・ロザムンドなら美人だし、縁戚関係も完璧だ。ところが彼らを招いての祝宴の後、トリスタンは城壁の陰で待ち伏せしていた女にいきなりキスをされた。その女は・・・メア!最高級の酒を造る奔放な美女は、人違いでトリスタンに身を投げかけたのだ。一度燃え上がった欲望の炎は消せず、二人は情熱のま

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    2009年10月04日
  • 呪われた誓約

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    ライオン・サザーランド! 私の息子の父親!ロウィーナはかつての恋人との再会に動揺した。6年前、ライオンに去られ、呆然とする彼女に、ガン族の族長パドレイグが結婚を申し込んだ。妊娠していたロウィーナには、受け入れるしか道はなかった。
    何より、彼はお腹の子供を実の子として育てると約束したのだ。だが、夫が何物かに殺された今、彼女を取り巻く状況は変わった。新しい族長となった息子の地位をパドレイグの弟が狙っている。しかも、パディの父親がパドレイグでないと知れたら、パディもロウィーナも、間違いなく即座に殺されるだろう。一方ライオンは、そんな彼女の苦悩を知らず、決意に燃えていた。ロウィーナを取り戻したい。いや

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    2009年10月04日
  • 孤独な領主【ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版】

    購入済み

    出てくるキャラ達に全然感情移入できなくて途中でやめてしまった

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    2019年07月10日