【感想・ネタバレ】竪琴を奏でる騎士のレビュー

あらすじ

■修道院から夢見た自由な生活はそこにあるはずだった……。■十三年間修道院で暮らしてきたエリザベスは、おじの出現に胸を躍らせた。おじは縁組を整えていた姪が別の男のもとへ逃げ出したため、もうひとりの姪である彼女に白羽の矢を立てたのだ。エリザベスにとっては願ってもないチャンスだった。修道院でのつらく冷たい日々から抜け出せるのなら、相手がどんな人であっても、結婚を成功させなければ。しかし、おじとともに城に到着した彼女を待っていたのは、誰からも恐れられる騎士、レイモンだった。首にはおどろおどろしい傷痕、しぼり出すようなつぶれた声、そして蔑むような冷酷な瞳……。ああ、また誰かに脅える日々を送ることになるのかしら?

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心を閉ざしたヒーローに愛を捧ぐ

5星というより10星つけたいくらい、我がハーレクイン•ヒストリカルのトップ5に入る作品で、おすすめです。

ヒロインは本当に素直で一生懸命な女性です。本人は自己意識はないのですが絶世の美女。修道院にいたので常に神様にお祈りして、素直に行動をします。

よくある女性側からの浅はかな恋の駆け引きや、誤解からくるすれ違いなどがないので安心して読めました。

政略結婚でトラウマから頑なに心の扉を開かないヒーローの凍りついた心を、ヒロインの明るさ、誠実さ、思いやりでゆっくり溶かしていきます。
お互いが深く愛するようになる過程もロマンティックに描かれています。

敵に包囲された中、身重の体で森に脱出するシーンなどは単なる恋愛ストーリーでなく、神々しいドラマティックなシーンです。

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2021年04月16日

Posted by ブクログ

13年間修道院で暮らしてきたエリザベスは、叔父の出現に胸を躍らせた。叔父は縁組みを整えていた姪が別の男性と結婚してしまったため、もう一人の姪であるエリザベスに白羽の矢を立てたのだ。彼女にとっては願ってもないチャンスだった。修道院でのつらい冷たい日々から抜け出せるのなら、相手がどんな人であっても、結婚を成功させなければ。

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2009年10月04日

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