高見広春のレビュー一覧
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ネタバr
杉村vs桐山戦。
桐山相手だとどうにも相手を応援したくなるという自分を発見する。今回の杉村はまさにそれだった。「あー、このまま桐山に勝ってくれないかなー」とさえ思った。
でもなんと言うか、もうここまで来てしまうと桐山の復活力にももう何も驚かなくなってしまうというか…またかよ!って感じでした。ホントこやつの生命力は違う意味でヤバイ…!そんなヤバイ奴相手に杉村が文字通り顔面全身ボロボロになりながらも琴弾さんを守ろうとしている姿に思わずホロリ。
次巻は何と悪(相馬)vs悪(桐山)とか言われてるけど、この二人の戦い方って全然違うから全く戦っている姿が想像できないんですけど。(笑)まさか桐山相 -
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ねたばれ。
遂に杉村が琴弾と接触します。最初は躊躇っていた琴弾もお互いのことを話すうちにだんだんと打ち解けていきます。琴弾の空間表現の仕方が面白かった。言われてみればそんな気がすると言うか。
まあ読んでいるうちにこれは絶対桐山と戦うだろうとは思っていましたが案の定でしたか。しかし桐山のやることは相変わらずえげつないですね。内容話したら友達にドン引かれそうだ。あの淡々とした口調がなんとも桐山の不気味さを現していますね。
何か杉村が川田の過去と同じようなことになる気がして仕方がないのですが(そんなフラグがあるような気がしてならない)、それはとりあえず杉村が桐山に勝つか逃げるかしてからですね。この勝 -
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はいネタバレするよー。
簡単に説明すると追想巻みたいなもので、七原が川田と典子さんに出会うまでに死んでいったクラスメイトを思い出していく、といった感じでした。序盤の裕子のご家族の心情が痛ましい。きっとプログラムに参加している親御さんの心境ってこんな感じなんでしょうね…裕子がなくなったと知ったとき、ご家族はどんな心境になるのだろうか…
今回の桐山。おそらくゾロアスター教徒だと見られる稲田瑞穂がアフラマズダを見たとして恍惚状態になっているところを射殺。瑞穂は殉教。いやまあ、来ると思ってましたけど。(だんだん奴の動向が見え始めたぞ!)
いよいよ残りは7人。メインパーティのみです。 -
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今回は後半からレビュー。ようやく主人公がお目覚めです。周りには何とかここまで生き延びてきた女子たちが仲良く暮らしておりました。しかしそのほのぼのとした生活は彼の来訪により一変する…!
なんという惨劇。なんという疑心暗鬼。ある意味それがバトロアの凄いところではありますが、自分の命がかかっていると思ったとき、人間はここまで冷静さや人を信じる心を失ってしまうものなのかと。
最後の女子たちの掛け合いがあまりにも悲しすぎる。でも人の心理としてそれも無理がないと言えてしまうのもまた然りなので、何だか複雑な心境です。
前半。織田があまりにもヌボクヌボク言い過ぎて笑いました。こいつはどれだけ舞い上がっているの -
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例によってネタバレ。
表紙どおり今回は相馬光子のお話。いつもより全体的にエロイです。相馬光子の転落人生の経緯がわかります。描写が完全にそっち系なんで慣れてないとドン引きすること間違いなしです。グロテスクな描写とかなり陰気な雰囲気が恐ろしいぐらいに作品を盛り上げてます。
今回出てきた滝口君、出会う場所が違えば相馬といい関係を築けたかもしれませんね。最後の「滝口君、あなたは死んじゃダメえ!」って相馬の言葉は本心からだったはずだし、相馬にとっては初めての理解者になったはずだろうし。それにしても相馬がいきなり覆いかぶさったときそっち系の耐性のない滝口君はさぞ驚いたことであろう。そして自分の身に突然振り -
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ネタバレですよー。
信史と豊がぁああぁ!。・゚・(ノд`)・゚・。なんか5巻辺りから嫌な予感はしてたけどまさかこんな風に終わるとは…
飯島は豊の幼馴染であった。信史はあるエピソードから飯島が信用に値しない人間だと決め付けてしまい、そこから分校破壊計画に破綻が生じる…
信史の不幸だったところはクールになりすぎてしまったところにあるのではないかと思います。ウイルス対策ソフトが強固になりすぎて害のないサイトに反応してしまう具合に、冷静さというのも度が過ぎるとミスに繋がってしまう。それはある意味感情と理性の問題でもあります。理性的なものは感情論で動くものがわからないといいますが、人間はどちらにでも傾