鈴木紀之のレビュー一覧

  • すごい進化 - 「一見すると不合理」の謎を解く

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    昆虫の一見すると不思議に見える生態も進化の自然淘汰の結果、こうなったというような事例がいろいろ紹介されていて、まさに進化って凄いなと思わされます。
    有性生殖よりも無性生殖のほうが種の個体数を増やすのには2倍も有利なのに、有性生殖が広く採用されている理由についての仮説が目からウロコでした。

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    2025年07月13日
  • 博士の愛したジミな昆虫

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    虫の生態系は多様性があって、人間界にも応用出来るような生き方があるのが面白いと思った。虫は宇宙だと思った。虫に夢中になる科学者多いけど、虫の世界は宇宙に思いを巡らすみたいな豊かさと楽しさがあるんだなと思った。

    金子修治(かねこ・しゅうじ)
    1969年生。京都大学大学院理学研究科博士課程中退。理学博士。これまで、静岡県農林技術研究所と大阪府立環境農林水産総合研究所で農作物の害虫と天敵の研究に従事。多種多様な生物の共存を可能にするしくみが知りたくて昆虫の研究を始めた。好きな虫はテントウムシとアリ。

    鈴木紀之(すずき・のりゆき)
    1984年生。京都大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士。現在、高知大学農林海洋科学部准教授。子供の頃からチョウが好き。研究のメインはテントウムシの生態と進化。著書に『すごい進化』(中公新書)、『繁殖干渉』(分担執筆,名古屋大学出版会)

    安田弘法(やすだ・ひろのり)
    1954年生。名古屋大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士。現在、放送大学山形学習センター所長。自然のバランスの機構の解明をライフワークとし、現在は、無肥料・無農薬・無除草剤で淡水生物の機能を活用しておいしいお米を多く収穫する研究に従事。著書に『生態学入門』(共著、東京化学同人)など。

    大崎直太(おおさき・なおた)
    1947年生。名古屋大学大学院農学研究科博士課程中退。農学博士。京都大学農学部在職中は、チョウを題材に、食性の進化や擬態の進化を研究した。子供の頃よりチョウは好きだったが、世の中の熱狂的なアマチュア研究者に比べると、本物とは言い難い。著書に『擬態の進化』(海游舎)、『蝶の自然史』(編著、北海道大学出版会)など。

    東樹宏和(とうじゅ・ひろかず)
    1980年生。九州大学大学院理学研究府博士課程修了。理学博士。現在、京都大学生態学研究センター准教授。昆虫だけでなく、植物や真菌、細菌、原生生物たちが生態系内でどのように関わり合っているのか探っている。多様な生物たちが息づく農業生態系の設計や、自然生態系の再生を目指している。著書に『DNA 情報で生態系を読み解く』(共立出版)など

    村瀬 香(むらせ・かおり)
    名古屋大学大学院生命農学研究科博士課程修了。農学博士。現在、名古屋市立大学大学院理学研究科准教授。健全な生態系の維持・促進に貢献する研究に従事するとともに、特定の研究領域・材料・手法などに縛られない、統合的で自由な研究を目指している。

    塩尻かおり(しおじり・かおり)
    1973年生。京都大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士。現在、龍谷大学農学部准教授。植物の出す「かおり」が様々な生物にもたらす作用に注目し、植物や昆虫の形態や行動の研究をしている。著書に『生物多様性科学のすすめ』(分担執筆、善)など。

    辻 和希(つじ・かずき)
    1962年生。名古屋大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士。現在、琉球大学農学部教授と鹿児島大学連合大学院教授を兼任。社会性昆虫の生態学を専門とし、行動生態学と群集生態学の融合に取り組んでいる。著書に『生態学者・伊藤嘉昭伝 もっとも基礎的なことがもっとも役に立つ』(共編著、海游舎)、『シリーズ進化学6 行動・生態の進化』(共著、岩波書店)など。

    田中幸一(たなか・こういち)
    1955年生。名古屋大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士。現在、東京農業大学農学部嘱託教授。昆虫やクモを対象に、農地の生物多様性の評価と活用、環境変化に対する生物の適応の研究に従事。著書に『生物間相互作用と害虫管理』(共編、都大学学術出版会)など。

    桐谷圭治(きりたに・けいじ)
    1929年生。京都大学大学院農学研究科博士課程中退。農学博士。和歌山県、高知県、農林水産省農業環境技術研究所を経て、アジア・太平洋地区食糧・肥料技術センター副所長をつとめる。日本応用動物昆虫学会賞、日本農学賞、科学技術庁長官賞、紫綬褒章などをうける。


    「 「ケンカするほど仲が良い」ということわざがあります。これは単によくケンカしあう人たちをからかっているのではなく、他のことわざと同じように、私たちの生きざまの真理をうまく言い当てているように思えます。ケンカしてもお互いの関係を保っている(そしてまたケンカを続けてしまう)ということは、結局そこまで仲が悪いわけではなく、なんだかんだ一緒にやっていける間柄ということです。反対に、もし本当に仲が悪かったら、顔を合わせるのもイヤで別々の行動を取るはずです。その結果、そもそもめったに会うこともなく、そのためケンカなんて起きないでしょう。  生物にも同じようなことがあてはまるのではないか。つまり、本当に仲の悪い種類どうしは一緒にいないことがあるのではないか。ことわざにも裏付けられたそんな現象を解明できたとしたら、おもしろい研究になるはずです。」

    —『博士の愛したジミな昆虫 (岩波ジュニア新書)』金子 修治, 鈴木 紀之, 等著


    「セミのメスは、樹皮に産卵することが知られています。孵化した幼虫は、土のなかにもぐり、根から吸汁して何年もかけて成長します。もしかすると、樹皮から土のなかに移動するときにすでに菌が幼虫に取り付き、その幼虫がやがて成虫となって地上に現れるまでセミの体内に潜んでいたのかもしれません。木の幹にとまったセミから胞子(無性胞子)を飛ばせば、広範囲に生息域を拡げることができるでしょうから。  人知れず虫は死ぬ。ジミに死んでいく。しかし、そこに隠されたドラマに生態系の真髄があるような気がしてなりません。」

    —『博士の愛したジミな昆虫 (岩波ジュニア新書)』金子 修治, 鈴木 紀之, 等著

    「昆虫は、人為的な環境破壊なしには、地球を傷つけるようなことはありません。  森に行けば、自然の調和を感じることができるでしょう。飛び交う虫の羽音を、ふみしめる落ち葉の音を聞いてください。すべてがリサイクル可能で、皆がつながっていて調和を生み出しています。雨が降り、川となり、植物の一部となり、それを食べた虫や鳥の一部になり、またヒトの身体をうるおします。私たちは、皆つながっていて、同じ酸素や炭素をリサイクルしているのです。森の昆虫たちから学ぶことは多いと思います。」

    —『博士の愛したジミな昆虫 (岩波ジュニア新書)』金子 修治, 鈴木 紀之, 等著

    「このように、ニホンアブラバチのメス成虫はアブラムシコロニーのなかを素早く「ちょこまか」と動き回ることによってアリからの発見と攻撃を事前に回避し、加えてアブラムシに一瞬で産卵することで、アリが守っていてもアブラムシを利用できることがわかりました。  この「ちょこまか作戦」は、アリの動きを正確にとらえる優れた視力、アリとの遭遇を回避し続けるための走力、とっさの攻撃をかわす瞬発力、極めて短時間の産卵行動などをかね備えた、本種だからこそ実行できる戦術です。これらの特性は、アリが守っているアブラムシを利用するために、長い時間のなかで本種が進化させてきたものと私は考えています。」

    —『博士の愛したジミな昆虫 (岩波ジュニア新書)』金子 修治, 鈴木 紀之, 等著

    「この状況を簡単にまとめると、アブラバチ幼虫にとって二次寄生蜂は「敵」であり、その二次寄生蜂の「敵」であるアリは、アブラバチ幼虫にとって「味方」というわけです。これは、いわゆる「敵の敵は味方」という間接的な関係を示しています。」

    —『博士の愛したジミな昆虫 (岩波ジュニア新書)』金子 修治, 鈴木 紀之, 等著

    「ニホンアブラバチについて、ここまでに紹介したようないろいろなことがわかってきた頃のこと、私の勤めていた研究所の大先輩から「あなたのアブラバチとアリの研究は、小学生の夏休みの自由研究みたいだね」と言われました。その時私は三〇歳手前で、小学生あつかいされたことにすこし不満を感じました。  しかし今になって思うと、この大先輩の一言は、「あなたの研究は、〝子供のように〟、それが何の役に立つかなど気にもせず、純粋な好奇心に突き動かされ、これまでの考えにとらわれない自由な発想で解き明かしたもの」という最高のほめ言葉だったのかもしれません。  そういえば、この研究に取り組んでいた頃は、毎日がとても楽しく、ワクワクして、野外観察や実験のために汗びっしょりで動き回って、まるで小学生の時の夏休みみたいでした。その意味では、昆虫の研究に夢中になっていたら、「毎日が夏休み」なのかもしれません。」

    —『博士の愛したジミな昆虫 (岩波ジュニア新書)』金子 修治, 鈴木 紀之, 等著


    「そのおかげで一年生の時から研究室に通うことができ、虫三昧の生活を送りました。大学では下宿生で、当時の学生はテレビを持っていないのが普通で、おかげでたくさんの本を読むことができました。  その中の一冊が『アメリカシロヒトリ』(伊藤嘉昭編、中央公論社、一九七二年)でした。この本は、外来昆虫であるアメリカシロヒトリという虫を材料として、昆虫学の様々な分野の研究者によって共同研究された結果をまとめたものであり、中でも私は生態学の分野の研究に興味をひかれました。そのこともあって、卒業研究では生態学研究室を選びました。」

    —『博士の愛したジミな昆虫 (岩波ジュニア新書)』金子 修治, 鈴木 紀之, 等著

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    2025年06月11日
  • ダーウィン 「進化論の父」の大いなる遺産

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    ダーウィンの学説と共にダーウィンの生い立ちや性格を語ってくれる!多分後者がメイン。

    天才でありながら慈悲深いダーウィンの冒険や研究を追体験できてすごく楽しかった、進化論も読んでみようと思う

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    2025年01月23日
  • ダーウィン 「進化論の父」の大いなる遺産

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    これは面白い。ダーウィンがこんなに素晴らしい、多興味で多作な研究者であったとは、全く知らなかった。素晴らしい観察と実証実験に感服しました。偉大です。

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    2024年11月15日
  • ダーウィン 「進化論の父」の大いなる遺産

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    ダーウィンは、進化論だけでなく、珊瑚礁の形成に関する考察や、ミミズと土壌の関係、フジツボの分類に関する研究など様々など科学的業績を挙げていて、ほんとうに偉大な科学者だったことがわかります。
    ダーウィンの研究手法、いろいろな人に手紙を出してアンケートに回答してもらったり、雑誌に広告を出したりする様を現代ならばSNSやクラウドソーシングを使っているようなものだ、という例えがうまいと思いました。
    進化論でも珊瑚礁の形成でもミミズの土壌を耕す働きも全て、小さなことの積み重ねが大きなことを成し遂げるということが共通しているのが面白いと思いました、そしてこの小さなことの積み重ねが、というのはダーウィンの研究姿勢とも一致していると思いました。

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    2024年10月03日
  • ダーウィン 「進化論の父」の大いなる遺産

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    ダーウィンについての評伝。著名な進化論だけではなく、地質学、植物学、ミミズなど幅広い領域について、今日にも示唆を与えるような業績を残していたことがよく分かった。

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    2024年09月06日
  • すごい進化 - 「一見すると不合理」の謎を解く

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    生物には自然淘汰による適応が働いているにもかかわらず、なぜか不合理に進化しているように見える場合がある。これを、進化による適応が「制約」によりうまく働かなかった結果である、と断ずるのはたやすいかもしれないが、著者はそうではない、という。「一見すると不合理」に見える生物も、実は進化による適応として説明できるのではないか、そういう立場から研究を進めれば明らかになる適応もあるのではないか、というのが著者の立場である。その観点から、様々な具体例が説明される。例えば、捕まえにくく美味しくもないマツオオアブラムシに特化したクリサキテントウは、実はマツオオアブラムシ以外のアブラムシを食べても成育できる。その観点からクリサキテントウの生態を説明することはできないのだが、著者は、クリサキテントウがナミテントウに混じると、異種を見分けることができず交尾してしまい繁殖できなくなってしまうという仮説を説明する。それに至るまでの過程は大変にスリリングである。
    その他、オスという子孫を増やすのに役に立たない個体を持たなければならない有性生殖に対して無性生殖は2倍の効率で子孫を増やせるが、それにもかかわらず有性生殖が優勢なのはなぜか、擬態が完全なものにならないのはなぜか、と興味深い進化の事例が、具体的に説明されている。非常に面白い科学読み物だった。

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    2019年01月24日
  • ダーウィン 「進化論の父」の大いなる遺産

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    ダーウィンの進化論以外の生物学者としての最初はビーグル号で回り、イグアナ、フジツボ、ハト、ランの徹底した観察、世代にわたる後輩、実験を通じた生態の発見、進化に結びつく形態の発現を見抜く、単に頭がいいということではなく、自宅でここまで徹底的にやり切った、またこもるだけではなく文通で交流したたぐいまれなる学者であることを示す。

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    2025年03月25日
  • ダーウィン 「進化論の父」の大いなる遺産

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    あとがきでも記載あったように、この伝記は時系列ではなくダーウィンの経験と考え方を分岐しているため、読みやすかった。性淘汰の観点について、現代の研究結果からどういう見解になっているのかもっと調べようと思った。

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    2025年02月11日
  • すごい進化 - 「一見すると不合理」の謎を解く

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    不合理に見える生物の生態を、実は合理的なのでは、と仮説立てする本。面白かった。仮説だから確実にどの説が正しいかは分からないけど、色々な仮説を立てて実験して、生物の合理性を確かめるのは楽しそうだと思った。ほんとに「すごい」進化を生物は遂げてるなあと思った。

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    2024年09月26日
  • 博士の愛したジミな昆虫

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    虫に食べられた植物が匂いを発して
    その虫の天敵を呼ぶという研究
    ↓
    「香君」ではこのような論文をヒントに執筆されたようですね
    上橋さん鋭いなぁ!それで物語が降りてくるんだ
    まだ読んでないけど笑

    虫や植物が細かいところでつながっているのは面白いです
    キャベツを料理する時に見つける小さい繭はコナガの幼虫の天敵でハチだった!

    アブラムシだらけになってしまう自宅の鉢植え
    閉口してしまっていたけど
    生態がわかると面白そうですね
    敵のハチの敵は味方とか!考えてみなかった事です
    「夏休みの自由研究」状態も良いかも

    虫を研究する事は
    生命の不思議を理解するだけじゃなく
    関連する植物を知る 手先の器用さ など
    知識や技術も学べる そして人との出会いも

    外来種がすべて悪者ではない
    野生化したもので侵略種となるのはほんの一部
    外来種が侵略化しないように環境を管理していくことが課題

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    2022年10月11日
  • 博士の愛したジミな昆虫

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    SDGsにも掲げられた生物多様性の重要性については、それとなく感じていながらも
    「人間が滅亡して影響を受ける種数」に比した地球上の数多の生物の生態系においてをいよいよ課題として直面した我々の今後に取り組む際には
    連綿と続けられてきた「ミクロ」の昆虫のあり方についての探究が、多くの示唆を含んできたのだと、研究の実利性の難しさについても考えさせられる。

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    2022年08月08日
  • すごい進化 - 「一見すると不合理」の謎を解く

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    全ての章が面白いが、とりわけ生殖の章が面白い。
    なぜ、性があるのか。オスがいるから仕方なく維持される。この目的よりも結果的にそうなった。いかにも生物が選択しそうな生き方です。しかし、オスは不便な存在です。

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    2020年10月21日
  • 博士の愛したジミな昆虫

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    昆虫の生態を調査する博士のそれぞれの調査エッセー。昆虫および環境の相互の関係を図るのは、複雑で、うまく時間、餌、天敵を分散して生きている。調査は地味なので好きならいいが。

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    2020年06月28日
  • すごい進化 - 「一見すると不合理」の謎を解く

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    自分は分子生物学の研究してるので、ちょっと専門外の進化とか生態とかに興味を持って手に取った一冊。

    「一見不合理な形質や行動をする生物も、別の見方をすればとても合理的に進化している」という仮定のもと、色々な昆虫の進化について紹介されていて、非常に面白かった。

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    2019年11月08日
  • すごい進化 - 「一見すると不合理」の謎を解く

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    「一見すると不合理に見えて、つい制約のせい(進化するにも制約があるから、これが進化の限界なんだよ)にしてしまう現象についても、データを集め深く思考することで、実は進化による適応の結果でその不合理に見える現象が維持されている」ということを扱った本。

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    2019年01月20日
  • すごい進化 - 「一見すると不合理」の謎を解く

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    『ざんねんないきもの事典』の大人バージョン的な本。
    一見不合理に見える生き物たちの振る舞いにも訳があることを教えてくれる。
    「初期の生物は無性生殖をしたはずなのに、なぜ有性生殖は無性生殖に卓越したのか。」という、進化生物学の未解決の大問題を主テーマとして新しい説を解説しているのが特徴的かな。

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    2017年11月19日
  • すごい進化 - 「一見すると不合理」の謎を解く

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    一見すると不合理な点も、丹念に調べれば合理的(進化論的)であることを説明している。思っていたほど、興は乗らなかった。最後に出てくる、有性生殖の理由は、まだ未解明なんだな。最後のまとめがよかった。あえてありきたりの説明を避けたのが本書だったのか。

    ・進化の過程は消えてしまっている。

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    2017年09月12日
  • ダーウィン 「進化論の父」の大いなる遺産

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    ダーウィンについての評伝。進化論という程度しか知らないが、その背景となる研究の膨大さと、調査の緻密さ、フジツボ、蘭、珊瑚礁の生成、植物生理学、論文の執筆など5人いたという煽りが正しいくらい多岐に渡る現代に繋がる研究を残したことが改めて分かる。
    進化という概念自体疑問視される時代に、性淘汰や人の遺伝にまで正鵠を射た視点を持ちえた偉大さを学ぶ。

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    2024年11月16日
  • すごい進化 - 「一見すると不合理」の謎を解く

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    なかなか面白い。(扱っているのが虫なのが残念だが)
    生殖や捕食のために生物が進化していくが、必ずしも最適とは思えない形態や生き残るのに不利な外見を取るのは何故か?
    その歴史、生殖や捕食による生存圏の拡大や遺伝子の伝達、生殖が何故あるか?
    など、解明し切れている訳ではないが、あり得る可能性の数々に、タイトルの意味を見る。

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    2024年11月13日