佐治晴夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
17/07/02 (54)
この宇宙物理学者の佐治先生に会ってみたい。
サンタクロース実在を物理で論証してみたり、“今”の心理を語ってみたりじつにおもしろい。ほへーてなる。
・『星の王子さま』を書いたサン=テグジュペリは、本当に愛し合うということは、お互いに見つめ合うのではなく、同じ方向を向くことだ、と言っています。どんなに見つめ合っても、そこに見えるのは相手の過去の姿であって、見つめるほどに相手のいい面だけでなく悪い面も見えやすくなってしまいます。しかし、ふたりでそろって同じ方向を見つめれば、たとえ目に入ってくる光は過去のものであっても、ふたりが同時にそれを感じて、同じ場所を目指すことがで -
Posted by ブクログ
肩のこらない本。私は肩がこる本が好きで、本書はあまり歯ごたえがありませんでした。雑学としては面白かったです。
一部、月の記述で間違いがあります。P45で、月の極地方で氷が発見とあり、それはかぐやの成果とありますが、これは間違い。かぐやは氷はないとの結論を出したのです(2008年10月)。しかし、その後、NASAは2012年に月に氷はあった、と発表しております。これは将来の月面基地建設に向けて重要な科学的事実なので、訂正しておきます。
・光も温度が下がることによって物質化する。
・星が最後につくるのは鉄。鉄は熱を吸収するから。
・人間がいまのような形である条件。1.地球がいまの大きさ。2.地