毛受敏浩のレビュー一覧
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自分が小さかった時代よりは、海外から来た人が増えたと感じるが、自分の行動範囲が広がっただけで実はあまり変わらないのかもしれない。日本の人口もこの10年位は毎年減少傾向になっている。誰でもわかる算数で、2人の親から2人以上の子供が生まれなければ、大方は親が先に寿命を迎えるのだから人口減少は当たり前の話だ。数十年前に書いた自分の卒論も、高齢者会の政策を題材にしたものだった。当時から既に移民政策には積極的だったと記憶する。私は消費税観点での研究だったせいかそんなに記憶に残ってないが、高齢化に伴う労働者不足への取り組みは早かったと思う。近年は移民問題も取り沙汰される同国だが、当然移民の扱いも社会の慣れ
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「移民は日本に必要である」というストレートなサブタイトルを見て手に取った。
自分は外国人と身近に接する機会がないし、戦争を体験した祖父母の影響も受けて、中国人や韓国人(北朝鮮人)を含む彼らには多少抵抗があるし、外国人の受け入れに関しても「無関心」であった。しかし、日本の人口はすでに減少傾向にあり、この先超高齢化社会が避けて通れない状況になってきている。子どもの通う小学校も生徒数は減少の一途だ。人口を増やす目的の移民は何百万人も受け入れなければならないし、それは自分も含め相当な抵抗や反対があるが、外国人を受け入れ、「戦力」とすることで、地域社会そして日本を活性化することには賛成だ。日本に来て -
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県庁所在地と新幹線が停まる駅が残る。見えない砂漠化。
さくらんボーナス=寒河江市。農産物の生産ができない。
定住者=日経3世が就業可能になった=ブラジル、ペルー人。10年日本にいれば永住者になれる。
スイス、ベルギー、スウェーデンなどは移民の割合が多い。
日本ほど深刻な人口問題を抱えた国はない。
移民には、ドイツでは600時間のドイツ語講習と100時間の文化などの学習が必要。
バルセロナでは「反うわさ戦略」
失敗の原因=一時的労働者と考えた。リベラルな多文化主義政策。
カナダの自動ポイント査定システム。ブリティッシュコロンビア州の「ウェルカムBC」。
日本の現状=就労が可能か否か -
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ネタバレ世界では人口移動が年々活発化している。自国民より外国人が多い国さえ少なからずある。カタールの外国人被率は87%、アラブ首長国連邦70%、クウェート69%。アジアでもシンガポールが、半数とまではいかないものの41%、香港は39%となっている。それに対して日本の外国人比率は1.7%。また、一定の枠内で外国人の受け入れを行っているが、ビジョンのない現状追認型の受け入れに過ぎない。定住を歓迎するメッセージはない。他方、韓国は少子高齢化の進行に伴いその対策として移民受け入れへと舵を切っている。そんな中、鎖国のケース、開国のケースを具体的に紹介しながら、日本再生の劇薬として移民受け入れの是非を議論する。移
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ネタバレ今後人口が減少していく日本において、労働力の一部として外国からの移民を受け入れるべき、ということを前提にいくつかの事例を挙げて説明している。
<感想>
1.今後の日本人口の減少について、それを補完する形で、海外からの労働者の輸入をすべきだという筆者の主張に対して、ある程度納得できる部分もある。しかし、その論拠について、マイナス面が述べられていないのと、プラス面が希望的観測の側面を多分に含んでいる点が気になった。
移民については、経済的な側面だけでなく、社会コミュニティ・文化・教育・治安など様々な点に絡んでくるので、なお更深い考察が必要であると思う。
2.個人的見解としては、海外からの労働力 -
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移民こそが日本再生の劇薬である。積極的に移民を受け入れなければならない。たしかに、日本で働きたい人が日本に来て、日本は良い国であると思う人が世界に増えれば国のためになる。しかしだ、この本に限らず日本はこうしなければならないという論の前提に賛同できない。
その前提が「日本は現状を維持して経済成長を続けなければいけない」というものだからだ。この前提がおかしい。今後経済成長するか、と。ジジイども、バブルの再来を夢見るのは止めろ。どう落としどころをつけるかということが必要なのではないか。例えば国を飛行機に、燃料を人の力に例えてみる。
人の力が足りない。このままでは飛び続けられない。そこで突貫的な政