多田乃伸明のレビュー一覧

  • エスニシティ ゼロワン Vol.1

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    ネタバレ

    「70億の針」の多田乃さんの、楽しみに待っていた新刊。
    戦う頭脳系小学生、は大変燃えるのでうれしい。

    相変わらず細かい用語説明はすっとばしてわからせてくるけども、十歳体とかアレルギーをプリントとかさらっと不気味だ。それをすんなり口にする子供も。
    まだ道具立てがそろったかどうか、の段階だけども、相変わらず内心の描写が台詞や行動、表情意外でほとんど出てこないあたりが好きだ。

    70億の針が大変個人的な話だったしそこが良かっただったけども、今回は最初から登場人物も舞台も規模が大きい。そこがどうなってくるのか楽しみなようなちょっと不安なような。

    クネかっこかわいかったのにお別れですか。

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    2011年03月04日
  • 70億の針 1

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    ネタバレ

    進化の過程を模索する。しかし、それはロマンチックな終わり方だった。すべての物がすべて元通りになるという。

    進化をたどるときに、この言いようのない寂寥感を感じることがある。自分は一人で仲間はいないのだと言うことを。

    でも、一人ではないと確信出来るまでの過程をノスタルジックに描くこの漫画は孤独な針となって心を刺す。

    それこそ70億の孤独な針だ。

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    2012年03月28日
  • 70億の針 1

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    ウルトラマン、鉄腕バーディー、寄生獣あたりを彷彿とさせる設定。1巻はとりあえず少年誌のごとく、
    →異形との出会い
    →最初の敵との遭遇
    →力の暴走と制御、共闘
    →深まる友情
    がセオリー通りに展開されていく。
    しかし主人公が女子高生という設定はなかなか斬新で、心の不安などは今風の女の子に描かれている。2巻以降は予測できない展開なので期待したい。

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    2010年05月06日
  • 70億の針 4

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    ラストがちょっとバタバタだったような気がしないでもない…かな…。
    でも。
    現代を風刺してる、わかりやすい話だと思う。個人的には結構好き。

    ラストの短編のヘッドフォンガールにちょっとやられた。
    この短編凄い好きだ。

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    2010年03月28日
  • 70億の針 3

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    最近のコミックのように伏線を張り巡らせたりしていないため話は単調だけど、
    内容はSFのど真ん中を突っ走っていて気持ちがいい。

    見所:家族

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    2009年10月24日