張間ミカのレビュー一覧

  • 星をさがして

    大好きな作品です

    綺麗なお話だと感じました

    星の部屋(プラネタリウム)を作っていくお話ですが、金平糖大好き猫や妖精が出てくるファンタジーです

    読みやすく気軽に何度でも読み返せます

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    2020年04月08日
  • 楽園まで

    Posted by ブクログ

    幸せになりたかった。
    誰かに愛されたかった。
    楽園を信じていた。

    雪が降り続ける世界で、「悪魔」と呼ばれ狩人に追われる双子の姉弟が旅をする。楽園を探して…。

    17歳の高校生が書いたとは思えない完成度。
    少し泣いてしまいました。
    表紙の絵もきれい。

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    2015年08月23日
  • 楽園まで

    Posted by ブクログ

    楽園は存在するのか否か。凄くよかったと思う。一言で表すなら”楽園を探す”話。話の背景は中世末期のヨーロッパを思い浮かべればしっくりくるんじゃないかなと思う。
    ”楽園”という存在しうるか分からないものに縋り、夢見て旅を続ける二人。平和な時代になぜその二人は楽園を求め続け、犠牲を払いながら町から町へと移り行くのか、それは本書を読んで確認してもらいたいことだ。

    力の強いものが正義。弱いものが悪。
    マジョリティが正義で。マイノリティが悪なのか――。
    何が『正義』で何が『悪』なのかを考えさせられる作品である。そのような解釈しだいで正義にでも悪にでもなるような世界の中でつづられる物語。

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    2012年03月11日
  • 楽園まで

    Posted by ブクログ

    表紙のふんわりとした雰囲気からは想像のつかないほど、悲壮な物語。今を生きる意味を考えさせてくれた。未来に希望が持てないことを、生きるのをやめる理由にはしたくないと思った。

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    2011年07月20日
  • 星をさがして

    Posted by ブクログ

    あら、こんなところに素敵な本が。
    埋もれてるだなんてもったいない!
    もっと光のあたるところへ、出てきてもいいんじゃないでしょうか?

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    2011年01月22日
  • 楽園まで

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    終盤に入るにつれて涙、涙、涙。
    とてつもない悲しみに襲われて、
    でも小さな温もりにほっとして。

    結局最後まで泣きながら
    読んだわけですが

    大事な事が何なのか
    それを気づかせてくれます
    一度は読むべきです◎

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    2011年01月21日
  • 楽園まで

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    17歳の方が書いたってのがすごい。語彙が豊富で、でも難解すぎず読みやすいです。
    楽園はどこかにある、と一途なまでに信じるハルカに胸打たれます。周りが楽園はないと言おうと何度も挫けようと進み続ける姿が尊いです。

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    2013年01月25日
  • 楽園まで

    Posted by ブクログ

    静かに、深く雪が降り続ける世界(見事に表現されていると思います)で双子の姉弟・ハルカとユキジは「悪魔」と呼ばれ「狩人」に追われるというお話です。

    ユキジはあるきっかけで言葉を失ってしまうのですがハルカがユキジの手をとり「楽園」を求め旅にでます。そこで偶然あった青年....そして楽園は本当にあるのか...

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    2011年10月06日
  • 楽園まで

    Posted by ブクログ

    表現のtoo much感があったりするけれど、
    ぐいぐい読まされる。切なくも、力強い物語。

    善悪ってなんなんだ?
    正しいことはナンなんだ?
    前にすすもうと愚直に進んでも進んでも、壁に阻まれる。
    そんな現代の若い世代と重ねて見てしまう。

    著者のこれからがとても楽しみ!!

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    2011年01月23日
  • 星をさがして

    Posted by ブクログ

    描写が綺麗!キャラクターも個々で生きている感じがして、素敵。
    イラストも雰囲気あっててなごみます。

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    2010年09月16日
  • 星をさがして

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ガートルードの存在を通して「自分の歩む道の正しさ」を探すノーマンとアンジェリカが好きだ。

    アンジェリカは同じ部隊で自分より強いガートルードを羨望するとともに、「強さが幸せとなる」ことの証明を期待していた。一方ノーマンは自分と同じ「魔女で軍人」のガートルードに好意と仲間意識を抱いており、彼女の幸せを願う中で少なからず自分を重ねて見ているように感じた。

    歩む道の正しさなど自分で決めるしかないのに、2人は自分の人生をガートルードに投影して、彼女が軍から逃げ出した(彼らの信じたかった正しさを裏切った)ことにひどく心を乱される。そういう彼らの弱いところが見ていて苦しかったし、同時に迷い傷つきながらも

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    2020年04月11日
  • 星をさがして

    Posted by ブクログ

    久々に純ファンタジーを読んだ気がします。
    ファンタジーって長いこと読まないとなかなか慣れないですねー。

    ただ星の部屋を作ろうとする話なのかと思えばそうでもない。
    主人公のガートルードはどこか好きになれないひねくれた女の子だなぁと思ってたけど、裏に複雑な過去と事情がある。

    物語の核心に辿りつくまでがものすごく長かったなぁと思う。
    星の部屋を作る過程は重要かもしれないけど…うん。

    個人的には、ストーリー後半にもっと重点を置いてくれたらもっと好きになれた作品かもしれない。

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    2011年08月23日