張間ミカのレビュー一覧
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大好きな作品です
綺麗なお話だと感じました
星の部屋(プラネタリウム)を作っていくお話ですが、金平糖大好き猫や妖精が出てくるファンタジーです
読みやすく気軽に何度でも読み返せます
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Posted by ブクログ
楽園は存在するのか否か。凄くよかったと思う。一言で表すなら”楽園を探す”話。話の背景は中世末期のヨーロッパを思い浮かべればしっくりくるんじゃないかなと思う。
”楽園”という存在しうるか分からないものに縋り、夢見て旅を続ける二人。平和な時代になぜその二人は楽園を求め続け、犠牲を払いながら町から町へと移り行くのか、それは本書を読んで確認してもらいたいことだ。
力の強いものが正義。弱いものが悪。
マジョリティが正義で。マイノリティが悪なのか――。
何が『正義』で何が『悪』なのかを考えさせられる作品である。そのような解釈しだいで正義にでも悪にでもなるような世界の中でつづられる物語。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレガートルードの存在を通して「自分の歩む道の正しさ」を探すノーマンとアンジェリカが好きだ。
アンジェリカは同じ部隊で自分より強いガートルードを羨望するとともに、「強さが幸せとなる」ことの証明を期待していた。一方ノーマンは自分と同じ「魔女で軍人」のガートルードに好意と仲間意識を抱いており、彼女の幸せを願う中で少なからず自分を重ねて見ているように感じた。
歩む道の正しさなど自分で決めるしかないのに、2人は自分の人生をガートルードに投影して、彼女が軍から逃げ出した(彼らの信じたかった正しさを裏切った)ことにひどく心を乱される。そういう彼らの弱いところが見ていて苦しかったし、同時に迷い傷つきながらも