野尻哲史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
60定年でお金を全部下ろしてはいけない。人生100年時代。85歳くらいまでは運用を続けられるように。
読んでるうちに海外旅行で、現地通貨をいかに使い切るか、足りなくて困らないようにするかと考え方が似てるなと思った。決まった額の中でやりくり、足りなければ両替でも多過ぎてもダメだし、急に欲しいものが現れた時に我慢するのか。運用ではないけれどお金が減って行く怖さは似てるな。
運用期間の前半で資産を大きく減らすと取り返すのがとても難しい。
3%で運用し、4%取り崩すのが緩やかに減らす方法。4%がいくらになるのか。元の資産の運用か多くないとちっとも下ろせないね。1000万で40万、2000万で80万、3000万で120万。1年間に下ろせる額。運用が悪ければもっと少なくなるし、良ければ多く下ろせる。これは貯金じゃなくて全額を手堅く運用してる前提だから、現金資産どれくらい持っておけばいいのかしらん?120万でもさ、1カ月に10万の余剰金にしかならないんだよね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ日経新聞の記事で興味を持って
予測<計画
昨今のコストプッシュ型インフレ、トランプ関税など不確定要素が多いので、
予測しようと思ってもできない。ならば計画というのはとても現実的。
生活費=勤労収入+年金収入+資産収入
勤労収入:
長く働くために
継続雇用で良いのか?
・これまでできなかったこと/やりたかったこと
積立+運用 ⇒ 使いながら運用 ⇒ 使うだけ(80歳~)
年金収入:
繰下げ受給:
〇高齢時に少しでも多く安定した終身年金を受け取れる安心感 資産が減るほど取崩恐怖が増す
〇受給総額が増える
〇働いていたら所得税が少ない
✖受給年齢まで大幅に資産を取り崩すことに気持ちが耐えられるか?
✖市場が悪いときに安心していられるか?
✖心配から少しでも若いときに時間を楽しめないのでは?
もっと動けなくなる前に「デザート」時間を楽しみたい
繰上げ受給:
〇資産に余裕があれば自分で運用できる
〇若いときに楽しめる 旅など
〇資産の取崩・減り方が緩やかになる
✖働いていたら所得税が多くなる
✖上記確定拠出型年金と公的年金が合算されるので、勤労収入の抑制圧力になる
✖総受給額が少なくなる
✖高齢時の安定収入が少ない 終身年金は大きい
自称「金融リテラシーが高い」人ほど詐欺被害に
収益率配列リスク:Sequence of returns risk
収益率の平均が同じでも、取崩初期にマイナス収益率だとトータル成績が悪くなる
相場の悪いときに引退=取崩開始すると、資産が足りなくなる可能性
⇒結局長く働く?/現金資産を多めにする?(運用成績が悪くなる)
できるだけ前半にはバッファー資産から使うのもあり(最初の5年を預金取崩だけにする)
⇒このバッファーを低リスクで運用するアイディアは難しいと考えるので同意できない。
資産運用において5年は短期。現金か個人国債がベター。
資産を長く持たせるには、「安く買って、高く売る」
相場が悪いときには取崩額を減らす そのために、長く働くしかないのか?/配当株を増やすか?=入金力
率で取崩す:
3%で運用して4%取崩す、という著者の案には、運用が不確定だから同意できないが、
「使うだけの時期」に残す資産額から取崩しを決めるのは同意。
引き出し率を徐々に上げていく
例)65歳~3% 70歳~4% 80歳~5%
米国の確定拠出年金の引き出しルールが元ネタ
RMD:Required Minimum Distribution 最低引き出し制度
IRA:Indivisual Retirement Account 個人退職口座
年齢ごとに残りの配分年数お決め、その配分年数の逆数を引き出し率として使う
120歳で残り年数を2年としている
以下、自分で調べた配分年数
IRSが定める「統一配分表(Uniform Lifetime Table)」に基づく年齢ごとの配分年数
年齢ごとの配分年数(Distribution Period)
年齢配分年数(分配期間)
7227.4
7326.5
7425.5
7524.6
7623.7
7722.9
7822.0
7921.1
8020.2
8119.4
8218.5
8317.7
8416.8
8516.0
8615.2
8714.4
8813.7
8912.9
9012.2
9111.5
9210.8
9310.1
949.5
958.9
968.4
...以下略...
計算方法:80歳 1÷20.2=4.95%
80歳で使うだけの時期とする:
残り試算を20で割って定額で使う
←例えば、80歳で年金にプラスして10万/月欲しい場合 10×12か月×20年=2400万円
80歳の目標残高を2400万円とする
生活スタイルと資産の取崩
前半重視:
健康寿命があるうちに楽しく過ごす
後半重視:
身体が弱った時に使う:介護、リフォーム、有料老人ホーム、家事サービス -
Posted by ブクログ
退職後は「運用を継続しながら、大きく減らさないようにコントロールしつつ資産を使っていく」ことが重要ということになります。
人間は、直近の高値と比較し、それをもとに「損をしたくない」「資産を減らしたくない」という「損失回避の行動バイアス」を強く持つものなのです。
退職してから80歳までの期間を「退職後の生活の前半戦」とし、現役時代からの資産運用を継続しながら一部を取り崩していく、「使いながら運用する時代」とすることをおすすめします。
80歳から100歳までの20年間は、「退職後の生活の後半戦」になります。
それまで運用してきた資産をすべて売却し、残りの20年間は預金を取り崩しながら生活する「使うだけの時代」です。
80歳から100歳までの20年間は完全に「使うだけの時代」ですから、その20年間の必要引き出し総額は、「10万円✕l2カ月✕20年=2400万円」です。利率0%で銀行に預けておいたとしても、80歳の時点で2400万円残っていればいいわけです。
退職後も少し働いて収入を得たり、「運用しながら引き出して使う」ことが上手にできるなら、「65歳時点で準備すべき金額は約2800万円」なのです。
このことを知っていれば、現役世代の方が65歳までの間に資産形成していくうえでも、目標とすべき金額を正しく見積もれるはずです。
60歳や65歳といった時点で一時金として「一括」で受け取る計画であれば、その時点で確定拠出年金を一気に現金化することになります。この場合、その時点に向けて、確定拠出年金における投資信託の比率を徐々に下げておく必要はあるでしょう。なぜなら、そのときに全額売却をすることになりますから、その時点での金融市場の波乱を避けるようにしたほうがいいからです。
一時金で受け取れば課税所得は400万円で、1回の課税で終わるのに対し、年金受け取りにすると毎年100万円ずつ課税所得が多くなってそれが10年継続すると考えると、一時金受け取りのほうが有利に感じます。
「定額で引き出すより、定率で引き出したほうが、80歳時点での『残高のばらつき』が小さくなっている」ということです。これは言い換えれば、「定率引き出しのほうが、計画通りの資産残高に落ち着かせる力が高い」ということです。
定率引き出しは「80歳以降の生活の安定度を高めることに重きを置いた引き出し方法」で、定額引き出しは「80歳までの生活に重きを置いた引き出し方法」であると位置づけることができます。