栄陽子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
留学カウンセラー著。留学についての誤解を紹介している。どちらかというと行く本人よりもその親に必要な本。
アメリカの大学が4000以上、オーストラリアには10弱、そして、日本には1200の大学があるという。この数字からしても、アメリカや日本の大学はピンきりであり、大学に行けばいいというものではないということがよくわかる。本書の中では、優秀な日本の学生が大学選びをしっかりやらずにアメリカのコミュニティカレッジに入り失敗をしたことや、留学先の日本人グループから抜けられずに英語も身につかずに帰国したことなどが例として紹介されている。しっかりと下調べしてからいきましょう、そして、著者の留学研究所(有料) -
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
アメリカの「大学」を卒業したのに、就職できない!?
留学しても英語のできない人が多い理由、“留学”の第一人者がそれを暴く。
[ 目次 ]
第1章 これが“留学”!?知らなかったその実態
第2章 なぜこんな留学がまかり通るのか?
第3章 思い込みと勘違いが「失敗留学」を招く
第4章 各国の教育システムさえ理解できない人達
第5章 危ない留学仕掛人
第6章 これから求められる留学のあり方
第7章 世界から見た日本人の留学
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆ -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
なぜ日本人はいくら勉強しても英語が話せないのか?
留学カウンセラーの第一人者が語る実践的英語論!
「正しい」英語など存在しない!
英語コンプレックスからの解放が日本人の英語力アップにつながる。
[ 目次 ]
第1章 英語ビジネスに群がる人々
第2章 留学にみる英語教育と母語教育
第3章 英語を身につけるということ
第4章 “英語コンプレックス”を捨てよう!
第5章 英語を選択科目へ
第6章 日本人よ、国際人を目指せ!
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆ -
Posted by ブクログ
むやみに海外に留学する周りの友達の行動に疑問を感じ、この本を取った。ただ単に就職に有利になるから、大学生と言えば留学、という短絡な発想のもとで留学しているが、本当にそれでいいのかと常々考えていた。著者が言うように、日本の学生は何を考え、何をしたいのかを突き詰めて考え抜く力が弱い。自分のやりたいことを考え抜き、その上で留学がその夢を推進する大きなきっかけになるのであれば、留学は大学生のうちにするべきものだと思う。そして、著者が最後に述べるように、留学をきっかけにして、私たち大学生は、日本や世界のために役立つ人間になる、という気概を持たなければいけない。
-
Posted by ブクログ
中盤までは子供が自然と英語に触れられる生活環境を整えてあげたり、日本にいながら海外に行ったような体験ができるアクティビティに参加しましょう、、など典型的な子ども英語教育本らしい内容でしたが、後半からは言語や知識の基盤を母語である日本語できちんと築いてからでないと両方失敗する、と警鐘を鳴らす内容になっています。最終的には著者が留学の権威ということで、母語での教育の基礎が固まった時点(≒大学)でのアメリカ大学留学がいいのでは、という結論のようです。
幼少期の英語教育の仕方について知りたくて手に取った本ですが、最終的にはまず日本語をきちんとしてから!!あとは留学しましょう、という結論に少し消化不良 -
Posted by ブクログ
俺も英語を中高大と勉強してきたが、上達した気配は無い。今も全く喋れない。でも同様のケースは俺だけではないと思う。
英語を勉強するのか、英語で勉強するのか。ニュアンスの違いで方向性は二分する。俺は間違いなく前者。「英語はあくまで人に何かを伝える道具にすぎない。重要なのは道具を使って何かを伝えること」と筆者はいう。確かにそうだよな・・・。
フランスに留学していた友人が「いくら言葉が喋れても、話に中身が無いと全く相手にされない」と言っていたことを思い出した。
筆者は続けて言う。大切なのは「日本人としてのアイデンティティー」と「日本文化の理解」だと。
今も日本では英語熱が高い。確かに国際社会に英語も重