あらすじ
バイリンガルにしようとして、子供を壊す親と目標達成する親の違いは……?
英語学習が小学校でも行われるようになり、世間や親の『英語熱』はヒートアップするばかり。そんななか「我が子にはバイリンガルに是非なってほしい」と考える親が増えているといいます。
本書はバイリンガルの成功と失敗を知り尽くしている留学の権威が「我が子を無理なくバイリンガルにする方法」を説いたもの。子供をバイリンガルにすべく、巨額の授業料を払って幼いうちから留学させて壊してしまった親がいる一方、高校生のときは英検準二 級程度だった生徒が見事なバイリンガルになっている……この違いは一体何なのか――。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
まさに私が子供がバイリンガルになってほしいなと願っている英語苦手な母です。
書いてある内容は自分に当てはまる物が多く、耳が痛かった 笑
まだ我が家は子供が小さいから、英語を学ぶというよりは、普段から身近にあるものっていう認識にするくらいでいいのかなと気持ち的には楽になった。
内容も分かりやすく、サクサク読めました。
Posted by ブクログ
中盤までは子供が自然と英語に触れられる生活環境を整えてあげたり、日本にいながら海外に行ったような体験ができるアクティビティに参加しましょう、、など典型的な子ども英語教育本らしい内容でしたが、後半からは言語や知識の基盤を母語である日本語できちんと築いてからでないと両方失敗する、と警鐘を鳴らす内容になっています。最終的には著者が留学の権威ということで、母語での教育の基礎が固まった時点(≒大学)でのアメリカ大学留学がいいのでは、という結論のようです。
幼少期の英語教育の仕方について知りたくて手に取った本ですが、最終的にはまず日本語をきちんとしてから!!あとは留学しましょう、という結論に少し消化不良感を覚えました…。
とは言え、海外大学の実態、英語教育失敗例などは参考になりました。