佐藤正久のレビュー一覧

  • 知らないと後悔する 日本が侵攻される日

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    正しく現状の危機を教えてくれる地に足のついた解説に好感がもてる。台湾有事の第一人者といえる峯村さんの書籍と併せて理解をしても、現実の問題として台湾有事→日本の有事が2027年までに確実に訪れることが分かる。
    市民のレベルで今 何をすれば良いのかまでは教えてくれない。誰にも判らないから、と言える。日本人の心構えのなさ、精神的な軟弱性は事が起きれば間違いなく露呈する。危機を正しく伝える為の、政治家の国民へのメッセージが必要ではないだろうか。

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    2024年06月02日
  • 知らないと後悔する 日本が侵攻される日

    購入済み

    日本人としてどうする

    戦後の平和ボケに全く気づかず日本が運営されてきたことを大いに反省させられた。ロシアのウクライナ侵略に対して命を賭して自国を守る姿が日本人の平和ボケした心を覚醒させるきっかけとすべきと著者の危機感が伝わってくる。日本人ならどうするのか国を上げて議論すべき時となっている。~~

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    2022年09月10日
  • 高校生にも読んでほしい平和のための安全保障の授業

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    借りたもの。
    「安全保障」とは何か?その答えを世界のグローバルスタンダードと日本の現行法と照らし合わせ、問題点や平和安全法制が「戦争法などではない」こと、憲法第9条と対立関係ではないことを懇切丁寧に解説。
    TVなどのマスメディアが報道してない、そもそも国防と国家間の平和とは何かを、“ひげの隊長”が解説。

    平和安全法制が何故必要だったのか?
    現場で一番の悩みは武器の使用権限。
    法律に縛られているがゆえに、“自衛隊が”攻撃を受けていないから正当防衛ではないという理由で、武器を持たない文民やNGOの人々を護衛できないという。
    範囲を越える活動に該当し、守れないというジレンマ。
    イレギュラーをその都

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    2021年03月28日
  • 高校生にも読んでほしい安全保障の授業

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    借りたもの。
    2015年の平和安全法制定のバックボーンに何があるのかを解説。
    ‘これまでのように戦争放棄をアピールするだけでは、日本の平和と安全を保障することができなくなっているのが実情(p.4)’と、明言している。
    2000年代に入ってからの国際テロ、ホルムズ海峡の機雷掃海などを受け、法律の整備が曖昧な今の自衛隊では国際平和に貢献できない、自国民を守れないという危機意識があることを丁寧に解説。

    理由は、自衛隊はかなりの制限をかけられた法律に基づいて動くため。
    武器使用権限に関する正当防衛の範囲を越える活動に該当するため、駆けつけ警護ができないという衝撃の事実。東ティモールでは妙な理屈をこじ

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    2021年04月02日
  • 小学生でもわかる 国を守るお仕事そもそも事典

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    自衛隊について書かれた、漢字にルビが振られた本。
    わかり易く書かれているが、大人にも対応できる内容の濃さ。
    内容は中道。

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    2017年10月27日
  • ありがとう自衛隊 ~ヒゲの隊長が綴る日本再興奮闘記~

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    自衛隊さん、ありがとう!
    もっと正当に評価を受けて然るべき。
    マスコミ報道は偏りすぎ。
    指揮にあたった政治家は無能。
    自衛隊の置かれる環境をもっと予算的にも名誉的にも上げていかないと。

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    2013年09月29日
  • ヒゲの隊長 絆の道~果たしたい約束がある~

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    佐藤議員ご本人のツイートで発売を知り、購入。込み入った軍事政治国際情勢の話も、漫画でなら読みやすかろうと考えて。冒頭から涙腺がゆるんだ。ここ数年考えさせられてきたことについて、改めて意識するきっかけになった。

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    2013年04月27日
  • 知らないと後悔する 日本が侵攻される日

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    現職の国会議員(執筆・発売当時)の書籍としては、ここまで踏み込んだかと評価すべきなのかも知れないが、佐藤正久議員の書物を買う人にとっては、踏み込みの甘い一般論的に受け止められるかもしれない。
    また、「ハイブリッド戦争」の解説に、事実誤認が一つあった。
    ロシアによるクリミア半島奪取について述べているのだが、「ロシアの特殊部隊が記章を外して侵入し、占領した」
    というもっとも大事な事実が書かれていない。これは、星一つ減とせざるを得ない。

    現職の国会議員が、「台湾って本当に中国なの?」と述べているのは、踏み込んでいて評価できるんだけどね。

    そんな佐藤氏も、これを読んでいる間に、前参議院議員になって

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    2025年07月31日
  • 図解 令和自衛隊大全 「隊」格大改造 「防衛力抜本的強化」の深層

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    激変する世界情勢と日本の針路を示す羅針盤:『図解 自衛隊大全 「隊」格大改造』

    本書は、激変する国際情勢の中で、日本の安全保障が直面する課題と、自衛隊がどのように変革していくべきかを詳細に解説した一冊です。

    私たちを取り巻く安全保障環境
    ロシアによるウクライナ侵攻、中国の軍事的台頭、北朝鮮の核・ミサイル開発など、私たちの安全保障環境はかつてないほど厳しさを増しています。食料安全保障、エネルギー安全保障といった新たな課題も浮上しており、日本は総合的な安全保障戦略を構築する必要に迫られています。

    自衛隊の現状と課題、そして未来
    本書では、自衛隊の現状と課題が多岐にわたり解説されています。装備

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    2025年03月30日
  • 知らないと後悔する 日本が侵攻される日

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    確かに最も危険な場所にあるな、日本は。
    ロシア、北朝鮮、中国。どの国も日本と同じ感覚で安全を考えているハズはない。そういう国々をしょうめんに見据えながらどのように付き合い、準備していくのか。
    国連が機能不全になっている今、日本がどのような方向に舵を切るのか、それは我々日本国民が真剣に考えていかないといけないと思う。それができていないなら、国民全体の危機感の欠如である。

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    2024年01月14日
  • 知らないと後悔する 日本が侵攻される日

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    見慣れた世界地図を逆さにして見る。大陸からみた日本の位置を今一度確認することの大切さ。中国、ロシア、北朝鮮の思惑。アメリカを頼りにし過ぎる平和ボケ。ウクライナは決して遠い国の出来事ではない。平和は当たり前のことではない。地政学的歴史、情勢の感度を高める必要性を痛感。

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    2023年02月13日
  • 知らないと後悔する 日本が侵攻される日

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    国会議員として外交部会長、外務副大臣を経験したヒゲの隊長こと佐藤さんの本。
    国民にいま国の置かれた状況をこう平易に伝え、議論の材料にしてくれる姿勢も素晴らしい。
    こういう政治家に国を巻かせたいけど、国民ひとりひとりも平和に暮らすということ、それはどんなことなのか考えておきたいもの。

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    2023年01月29日
  • 知らないと後悔する 日本が侵攻される日

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    2022年73冊目。232ページ、累計20,025ページ。満足度★★★★☆

    日本を取り巻く安全保障環境がいかに危ういか、それを守るためにはいかに覚悟が必要であるかの「現状と現実」を知ることが出来た。

    日本人全員が知っておくべき知識という意味では、最高ランクの星5つ

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    2022年12月02日
  • 知らないと後悔する 日本が侵攻される日

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    佐藤正久(1960年~)氏は、防衛大学校卒、アメリカ陸軍指揮幕僚大学修了、陸上自衛官を経て、2007年より自民党所属の参議院議員。外務副大臣、参議院外交防衛委員長、防衛大臣政務官を歴任し、現在、自民党外交部会長。また、陸上自衛官としては、国連PKOゴラン高原派遣輸送隊初代隊長、イラク先遣隊長・復興業務支援隊初代隊長を務めた。
    本書は、ロシアのウクライナ侵攻から4ヶ月が経過した2022年6月時点における、日本を取り巻く外交・軍事的な状況と今後の可能性、及び、それらに対して我々はどう備えるべきかについて、戦争の現場を知る政治家として綴ったものである。
    章立ては以下の通り。
    プロローグ:すでに戦争は

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    2022年10月03日
  • 中国に勝つための地政学と地経学 日本人に隠されている真のチャイナクライシス

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    有事の際にはどこの国も守ってくれないとの前提に立ち、日本としての振る舞いのあるべき姿が語られる。自衛隊の海外派遣、撤退の指揮を取っていた経験からの提言には説得力がある。執筆は2022年2月8日時点のようだが、その後起こったウクライナ有事はある意味予言通りとも読める。台湾有事が起きないことを心から願いたい。

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    2022年08月25日
  • ありがとう自衛隊 ~ヒゲの隊長が綴る日本再興奮闘記~

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    発災直後に、野党国会議員(当時)で自衛隊OBの著者により上梓されたもので、両手放しで自衛隊を賛美する内容だった。確かに震災対応での自衛隊の働きは欠かすことができなかった。しかし、被災者を含めた皆が歯を食いしばって対応したのではないのか。『自衛隊の不断の過酷な戦闘訓練があったからこそ、災害対応がスムースに実行できた。災害救助隊では訓練の質が落ちてしまう』の言には半分だけ賛同。政権交代で与党となり、防衛政務官となった著者のお手並み拝見といこう。

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    2017年09月03日
  • ありがとう自衛隊 ~ヒゲの隊長が綴る日本再興奮闘記~

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    自衛隊による東日本大震災救援活動・復興支援について。自衛隊OBの著者だけに、隊員の心情や普段の訓練についても触れてあり、興味深かった。

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    2012年02月24日
  • ありがとう自衛隊 ~ヒゲの隊長が綴る日本再興奮闘記~

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    ネタバレ

    「ヒゲの隊長」の愛称を持ち、イラクでの自衛隊派遣に従事。
    その後は自由民主党の参議院議員として活躍する筆者が、東日本大震災での自衛隊の活動内容及び震災で明らかになった問題点、更に今後の国防のあり方について論じたのが本書である。

    本書の中で佐藤氏が繰り返し訴えている事が2点ある。
    1つめは「自衛隊は便利屋ではない」ということだ。
    先の震災で大活躍した事に伴い、一部から(特に自衛隊の「軍」的要素を薄めたい方々から…)「自衛隊を災害対策に特化した組織にするべきである」という意見が出ている。
    これを佐藤氏は「自衛隊の任務は国を守ることである」という観点から否定している。
    詳細をここで載せることは避け

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    2012年02月01日
  • ありがとう自衛隊 ~ヒゲの隊長が綴る日本再興奮闘記~

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    元自衛隊、現参議院議員の著者が、震災時の自衛隊の活躍を自衛隊の視点で書いた本。聞けば聞くほど、かなり厳しい状況で、自衛隊が拒否もせず頑張ってきた様子がわかる。

    第1章が自衛隊の震災時の対応、第2章が自衛隊の簡単な歴史、第3章が自衛隊の人間形成の方法、第4章が自衛隊の今後への提言である。

    近隣諸国の領土問題で改めて、自衛隊がクローズアップされることが多いが、自衛隊も生身の人の集まりであることを忘れてはならないと思った。

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    2011年11月27日
  • ありがとう自衛隊 ~ヒゲの隊長が綴る日本再興奮闘記~

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    『強い責任感をもって専心職務の遂行にあたり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託にこたえることを誓います』

    これでも自衛隊は「暴力装置」でしょうか?

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    2011年07月13日