狩野富貴子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
まずは絵本の絵のトーンが良い。
おかあちゃんは専業主婦の様で、
戸建ての家に住んでいて
生活も安定している様にも思える。
テーブルに椅子は四つある。
おねえちゃんとおとうとはかわいいかおをしていて、
目はそっくり。
スマイルショップという絵本と会い通じるところもある。
ストーリーもさることながら、この狩野富貴子の絵にいやされたのです。
レビューを読んでると、おかあちゃんのケーキだけ少し小さいとある。
気が付かなかった。読み返してみた。
おねえちゃんとおとうとは1/3ずつ、おかあちゃんは1/6だ。
残りの1/6はサンタさんの分だろう。
きっとそうだ。
別の見方もある様だ。
お涙頂 -
Posted by ブクログ
ネタバレ全体的には、すっきりさっくり飛ばし飛ばしといった印象。
警部殿の自殺の理由をどう解釈・表現するかは難しいですが、この本での書き方は誤解が生じやすそうではと思う。
◯飛ばされているエピソード例
・プティ・ジェルヴェの銀貨
・警部殿の生い立ちの記載(「若い頃に監獄で働いていた」旨はあります)
・ファンティーヌが娼婦になったこと
・棺に隠れるエピソード
・ABCの友の名前(「マリユスの友人たち」で一括り)
ほか多数
・ファンティーヌの感情
この本でのファンティーヌは工場を追い出された直後から、「なんて冷たい人なんだろう」と市長を恨んでいます。
ユゴー先生の原作だと、最初は自分自身を恥じるばか