田亀源五郎のレビュー一覧

  • 弟の夫 1

    無料版購入済み

    夏菜ちゃんのようでありたい

    LGBTQに関しては頭では分かっていても生理的に受け付けなかったりするので、本当に自分はダメだなと思う。これも日本の社会や教育のせいだと思う。
    当たり前なんて人間が作ったものだから当たり前が変われば何てことないことだと思う。
    「好き」に性別なんて関係のないことなわけだし。夏菜ちゃんがどうか偏見のない、真っ直ぐな子のまま成長して欲しいと切に願う。

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    2021年06月11日
  • 僕らの色彩 : 3

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    これにて完結。「弟の夫」は割と啓蒙色の強い感じで、そこがちょっと気になる部分ではあったけど、こちらは割とシンプルなゲイの少年の成長譚。良くも悪くも普通な感じ。「弟の夫」はノンケ視点だからまず異質なモノという固定観念から入っていくけれど、こちらは終始ゲイの視点から語られるので必然的にごく普通の思春期の少年の話にならざるを得ない。それは良いことだし、そうあってしかるべきだが、エンターテイメントとしては凡庸なものになってしまうのが難しい。

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    2020年09月20日
  • 弟の夫 1

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    自分の双子の弟は家を飛び出てずっと海外で暮らし、現地で同性婚をして、そして亡くなり、その「夫」が日本にやって来ることになった…

    今時のジェンダーに対する意識とそういったものにどう接していいか分からずにいる主人公の葛藤の描き方、LGBTを考える根底としてこういう作品が(良い意味で)一般の人の目に触れる機会がもっとあるべきだなと思う

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    2020年02月22日
  • 弟の夫 3

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    バレたら生きていけない、みたいな社会は嫌ですね。
    ほんとに色んな生き方があって当たり前だし、誰だって幸せになる権利があると思うし。
    夏樹が、温泉に行って楽しく過ごせた4人のことを「家族」って言いきったことに胸アツになりました。幸せの形なんか人それぞれなんだな…というか、自分たちなりの幸せを世間のあれこれで壊されるのは不本意ですよね。
    傷つきたくないし、傷つけられたくないです。
    クローゼットゲイのカトヤンの気持ちを考えると切なかったです。

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    2018年02月15日
  • 弟の夫 2

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    夏菜ちゃんの素直な感性に心打たれます。
    日本には同性婚への偏見が少ないとはいえ、どこの国でも受け止め方は人それぞれですからね。でも他の国と比べても許容されてる方ではあるみたい。

    一哉くんみたいに、ひとりで悩んでいる子がいると思うと悲しいです。偏見が少ないからと言って、自分のことを家族や周囲に話せば幸せになれるという社会でもなく。
    いろんな愛の形、家族の形があって当たり前だと思うんだけどな。
    他人に対する理解とか、思いやりとか、果たして自分はどれだけできてるだろうかと我が身を振り返ってしまいました。

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    2018年02月15日
  • 弟の夫 1

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    LGBTをテーマにしたホームドラマ。
    気になっていた作品で、NHKプレミアムでドラマ化するっていうので一気に読んでみました。

    原作読んで改めてチェックしてみると、ドラマのキャスティングが絶妙ですね。ビジュアルはかなりの納得感。特にマイク…!

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    2018年02月15日
  • 弟の夫 1

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    ネタバレ

    想定外の良作
    ゲイである双子の弟がカナダで亡くなったが
    その夫が訪ねてくる。それに主人公がどう向き合うかを
    丁寧にまとめられている
    主人公自体、妻と別れて子供と二人暮しなので、
    どちらかというとマイノリティである点や、
    娘がこの状況を楽しむのも、ゲイ云々よりも自分に
    カナダ人の親類ができたと言う驚きが勝ったなど、
    受け入れやすさを細かく設定している
    1巻では主人公がなかなかこの自体を受け入れられないが
    父親としてどう振る舞うかを真剣に考えて、徐々に考え
    をシフトしていくなど、実に心地良い流れだ
    主人公が鏡に映るシーンも多いのは、暗に弟を暗示して
    るのだろう
    唯一納得できないのは、こんな生活であ

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    2018年01月25日
  • 弟の夫 4

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    最終巻はそこまで説教臭くなかった。というよりようやく物語が動き出した、という感じで、そこですぐにエンディングが来てしまったように思った。
    ので、この巻が今までで一番味わい深く、キャラクターにも親しみを持って接することができた。
    ていうかずっと泣いてたよ…。
    冒頭に書いたことと矛盾するようにも思えるだろうけれど、長さはまあこれで良かったんだろうな、とも思う。
    一般誌ではなかなか難しいテーマだと思うけれど、それなりにヒットしたようで、それも良かった。

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    2020年12月01日
  • 弟の夫 4

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    201707/果たせなかった約束、果たせた約束。きれいごとかもしれないけど、面白い作品だった。読んでよかった。

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    2017年07月29日
  • 弟の夫 1

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    もちろん察していましたが、普段読むようなBLとは全く違いました

    今のところ大きな展開はありませんでしたが、二巻以降も機会があれば読みたいです

    マイクの笑顔がso cute

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    2017年03月27日
  • 弟の夫 3

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    リョージの意識にだいぶ変化はあった。けれど自分の中の感情が、第3者が入ってくるとまた揺らいでしまう。今回は学生時代の友人と偶然再会。

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    2016年10月30日
  • 弟の夫 1

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    現実を反映させながら、事実と偏見をひっくるめて真正面からゲイを描いた作品。子どもの反応含めて、少しずつ分かり合っていく様がほんわかとした日常ドラマの中で描かれる。この真摯なバランスは作者ならでは、ってことなのかな。

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    2016年07月09日
  • 弟の夫 2

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    主人公の気持ちに少し変化が出てきた2巻。身内がゲイなのと他人がゲイなのとでは受け入れ方が全然違う。ましてや自分の子が、ってなると考えるだけで… そういう葛藤がさらに出てきそうな3巻へ続く

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    2016年05月03日
  • 弟の夫 1

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    死んだ弟の恋人がアメリカからやってきたが、それは男だった。意外なラストに、マイクと共に「えー!?」と驚いて2巻へ続く

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    2016年04月28日
  • 弟の夫 2

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    カミングアウト→隠さない事、か…これならよく解る。隠さない=アピールすると言うのでもなく、有りのままで在る事だろうなぁ。

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    2016年02月26日
  • 弟の夫 1

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    借り本:2016/01/22 1、2巻一気読み。
    同性愛の問題だけでなく国際結婚による文化の違いや父子家庭のことなども含めてとても考えさせられる内容でした。
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    最初のハグシーンは以前友人(女性)のムキマッチョな彼氏を紹介された時に同様にハグされて頭の中真っ白になったこと思い出しました(ちょっとトラウマ)。文化の違いとか以前に、目線が同じ位ならともかく、いきなり上からガバっとこられると身の危険を感じてしまうかと。

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    2016年01月25日
  • 弟の夫 2

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    説教くさかったり、マイノリティの開き直りが一切ないのがすごい! 当たり前のことなんだけど、見落としや見ぬ振りしてしまいがちなことを、丁寧に紐解くかんじ。

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    2016年01月12日
  • 弟の夫 1

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    田亀先生のゲイコミックを読んでいる読者としては、むせ返るようなエロスはマイクのシャワーシーンくらいだが、とても、とても勉強になる。今の日本のリアルがこうなんだろうなぁ、と。

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    2015年07月06日
  • 弟の夫 1

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    田亀源五郎さんてはじめて読みました。弟の夫のカナダ人が会いに来る。これ、でも新しい形態の家族の話なのかも。続きが気になる。

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    2015年05月26日
  • 弟の夫 1

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    以前ドラマ化されていて、見たいなと思っているうちに見そびれて終わってしまったので、まずは原作からと手に取ってみた。
    思った以上に生々しく、自分が恋愛対象ではない性別の相手の見え方って男性はこうなんだなと考えさせられた。
    男性作家がこういうテーマを描くこと自体珍しいと思うし、この作者の作風だけではなく切り取り方や感じ方、嫌悪感みたいなものが女性とは違うのかもしれないと感じた。
    正直女性側からすると、恋愛対象が女性でない男性は、普通の男性より安全な感じがする。
    痴漢や性被害が頻繁にあるような世界で、対女性のそういう犯罪は正当に裁かれないと感じることも多い状況で、女性に性欲が向かない相手を安全だと感

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    2024年02月11日