泉ハナのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ3作目
今回もまたオタクのあるあるエピソード満載
パクリだの意味不明のDMだのとかはネットにごろごろ転がっている
その中でなにより響いたのが、マナーを守らないオタクは暴徒と同じというところかな
コミケにしてもそうだし、不適切な場所の会話や萌え絵なんかも自分たちの楽しみや権利を主張する異常に排除されないということに気をつけなければいけないんだろうなぁ
そう思う反面、ちゃんとしたレストランでBLインタビューを真面目にこなす記者がいたりするするこの小説はバランス感覚が抜群だぜw
オタクのジャンルもかなり幅が広く、マンガ、アニメ、ゲームという媒体の違いだけでなく、特撮といったストー -
Posted by ブクログ
シリーズ2作目
今回はオタクならではエピソードが満載だな
夫のコレクションを勝手に処分する妻とかよく聞くし体験もしたけど、本当に信じられないよね
相手が大事にしてるものを尊重できないなら自分が大事にされるわけないじゃんね
ま、タツオが言ってたように片方だけが悪いわけじゃないだろうけど、だからといってその行動は決して良くない
オタクは辞める辞めないじゃなく、気がついたらなってるものだから
なので、辞めてほしいなら、気がついたら辞めてたって方向にしなきゃ無理だよ
そこのところわかってないよね
ただ、オタクというのは遺伝子に刻まれたものなので、決して無くなることはないけどね
その辺は実体験とし -
Posted by ブクログ
外資系で働く出来る女、とは仮の姿。
その実態は、恐るべしオタクの塊だった。
すべての理由が、アニメと漫画に結集された彼女。
ものすごく共感できます。
うっかり目の前の生活のみを追求して
そういや周囲は結婚してるなぁ、程度の認識も。
話の通じない宇宙人達、の話は盛ってないとはいえ
想像するだけで恐ろしいものがあります。
なぜああも自分のいいように捉えて
描いた通りになる、と思うのでしょうか?
しかもまったく懲りてない…。
管理人さんいて! と、うっかり焦ってしまいました。
そして職場にて、あのCDが大音量…。
罠を張ったわけでもないのに、勝手にはまって
勝手に自爆したのが因果応報っぽいです -
Posted by ブクログ
外資系企業とは関わりがなく、イメージがつかなかったけれど、いい部分も悪い部分もリアルに描かれていて興味深かった。
ビジネスライクで面倒がない人間関係、会社は守ってくれないという自己責任重視な考え方。
読んでいると、働くことの厳しさがヒシヒシと伝わってきて苦しくなる。それは、日系・外資どちらも同じだ。
世界中のどこの企業においてもなにより重要なのは「常識をわきまえマナーを守り、仕事をきちんとする」という極めてシンプルなことだと本書では書かれていた。
主人公は真面目に頑張って働いていたら、留学の実績や英語スキルなどではなく、そのひたむきや謙虚な性格が周囲に認められて、夢を掴み取っていた。仕事はス -
Posted by ブクログ
仕事に向き合う姿勢を学ぶことができた
就活・転職など未来への不安を抱いてる人に読んでほしい。
世の中には数えきれないほどの会社があって、働いてる人がいて、仕事があって、実際にどんなことをやっているのかは入ってみなければわからないし、会社の雰囲気も全く異なる。
自分の理想とは違ったり、思い描いてたものとは全く違うことの方が多い。
でもその中で自分の理想を実現するために、目の前の仕事に真摯に向き合うことが何よりも大切であり、それにより理想へと近づいていく。
現実的な内容だったが、それ以上に学びも多く、改めて自分の働き方を考えるきっかけとなる本だと思う。 -
Posted by ブクログ
とにかく元気がでるシリーズ!
登場人物が全員魅力的で、まるで自分の友達や同僚みたいな気になってしまいます(笑)。
そして、誰よりも魅力的なのが主人公のノブコ。
ノブコが、とにかくブレない。
悩んでもノブコはノブコ。
まっすぐ。
自分と誰かを比較しない、誰かを必要以上に羨まない。
それがすごい。
人は誰でも目立ちたいし、優位に立ちたいし、隣の芝生は青く見えるもの。
その比較した結果を自分のエネルギーに変えて努力したり、頑張ったりできる人は素敵。
でも、そんな生き方は至難の技なわけで。
ノブコがオタクであるために一生懸命で、そこからブレない事も、でも外資系企業の秘書という超ハイスペック女 -
Posted by ブクログ
親の都合で中学以降はアメリカで育ったが、日本からのオタクライフラインを止められないために必死で勉強しつつもオタク趣味を貫き続け、就職で日本に戻ってきたオタク腐女子のお話
僕はここまで深いオタクではないものの、気持ちはわかるかな
色々なエピソードが盛り込まれているけど、マンガや2ちゃんで聞いたことがあるようなものなので、リアリティはまぁ感じる
押し掛け厨なんかはその最たるものかね
押田監督とかバイファロスの元ネタというかモデルは何だろうね?
響き的に押井守っぽいけど、こんな不遇の名作あったっけ?と疑問に思う
ダロスとかか?
まぁそれはそれとして、キャラクターも典型的なオタク成分は残しつつ