ゆずチリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルに恋が入ってるけど、基本的には子供達がキャッキャするのを大人目線で「オヤオヤ」「あらあら」「フフッ」する漫画。なので恋愛やラブコメを期待している人には向いてない。
小学4年生の子どもたちの恋愛観(というか人間関係)を上手く表現していると思う。最初は「〜高木さん」ぽいのかなと思ったけど、高木さんは人間関係が両思いでほぼ完成されていたのに対して、こちらは色々と揺れ動く(そもそも男子に恋愛観みたいなものがない)ので、全然別物だった。
どちらかと言えば、女の子の片思い一方通行と空回りっぽさが「上野さんは不器用」、子供っぽさは「よつばと」の成分が少し入ってて、年齢的にも両者の中間辺り。
とり -
ネタバレ 購入済み
少しだけ共感出来る?
まだまだ子供のオージくんと、ませてる姫乃ちゃんのすれ違いラブコメです。
このオージ君をみてると自分の小学生時代もこんな感じだったかなぁと。ませてる分周りとズレがでちゃうのか心配してましたが、お友達がいっぱいで安心しました。この先どこまで展開させていくのか期待しています。 -
Posted by ブクログ
小学四年生でありながら、背伸びしたおませさんな姫乃と普通に子供メンタルな逢司の遣り取りが様々な切り口から描かれた漫画
思わず自分が小学四年生の頃はどんな感じだっただろうか、なんて思い出してしまった
姫乃の考え方はませているせいか少し回りくどい。ある程度歳を重ねた読者からすれば、その姿勢はあからさまなんだけど、普通に子供な逢司からすれば姫乃の言動は理解できずむしろちょっと怖い存在に見えてしまう擦れ違いは面白い
でも、結局の所姫乃だってまだまだ子供なのだというオチに至るのはなんともほっこりしてしまう。
大人ぶって字幕の恋愛映画を見ても理解できなくて、逢司が見たがったアニメ映画の方が楽しめてしま -
ネタバレ 購入済み
ほのぼのしました
二人の関係もしっかりと決着。
純情くの一シノブさんらしい「口封じの術」…実に、ほのぼのしました。
て言うか、身体能力はともかく、メンタルが絶対に忍者じゃないですねー。シノブさん。(あ、サスケもか…。)
忍者と言う、本来なら凄惨であろう職業(?)を優しい世界観に包んで、爽やかな青春に!…良いなぁ。
余談。
忍者がカエル苦手?
ハットリくんか!
わかっていて、やってるんですよね?
…深読みじゃないよね? -
Posted by ブクログ
後書きにもある通り今回はヒトヨシとシノブ以外の登場が多いね。
井上はこれまでヒトヨシのことを真面目真面目と評価していたわけだけど、彼も恋愛面については大真面目でしたな~。というかあれを理由にして告白を断り続けるってのも凄い
好きか嫌いかと言う問いに対してラブorライクと返す和美の価値観は面白いな。でも学生でその価値観に共感できる子ってそうそう居ないような気もするけど
あかりの好きなタイプは結局ヒトヨシとは似ても似つかないタイプだったけど、それでも二人がいい雰囲気なのはシノブにとって危機感があるだろうけど、それが今後どう影響してくるのかな? -
Posted by ブクログ
悪い話ではないんだけどなあ。やっぱり全体として見ると要素がちぐはぐだ。
ラブコメ、ストーリーとしてもゲーム漫画としても。
ゲーム要素は例のあれが悪しき前例になってしまったこともあって、なんか攻めきれていないし駄目だった。
ただでさえよその商品悪くは書けないのに、ネタ出しも封じられて架空のゲームしか出せないとか残念すぎる。
かといって恋愛模様を考えても、どうもオタとアゲハ、部長達双方が弱いんだよなあ。
というか最初から障害がなにもない。
愛が面白くなりそうでただわちゃわちゃしているだけだったのももったいない。
ゆずチリ作品としてはどうしても凡庸としか。 -
Posted by ブクログ
新キャラ・エミリが登場する今巻、別に彼女は性的な要素に興味を抱いているわけじゃないけど、エミリは外国育ち故にコミュニケーションが正しく通じない場面が有る
なら、これまでも過激な勘違いにより周囲を桃色空間に染め上げてきた色咲がエミリと接してしまえば勘違いを増幅させてしまうのも当然で
エミリに悪気はないのに彼女を中心として更に桃色被害が広まる様子には笑ってしまう
ていうか、色咲の勘違いを超えた妄想は本当に酷いものだね(笑)
ゲームをプレイして体が動いてしまうとか、キャラに連動して「痛い!」と言ってしまうのはありがちだけど、キャラが滅茶苦茶にされる様に感情移入までしてしまうのは相当にヤバいハードル -
Posted by ブクログ
アゲハのご実家、ヤバい奴では…?と思わせてそこまでやばくなかった……?いやでもこれどっちだろ……
どちらにせよ、太田は今後のアゲハとの付き合いにおいてちょっとした壁に成りかねない要素をレバガチャでどうにか凌げたようで
イチャイチャしているのか、ゲームを楽しんでいるのか判然としない太田とアゲハの前に現れたのは男木への恋に悩む鶴ですか
この二人にまともな恋の助言が出来るのか?と思わせてからの結構いい感じのアドバイスは意外性が有ったね。これこそゲーム部の真髄といったところ
鶴と男木は今回のゲームプレイだけで仲が大幅に進展したというわけではないようだけど、こうして一緒にゲームを楽しめるというだけで -
Posted by ブクログ
近年目にする事が増えてきた可愛い女の子とただゲームをするだけ、という内容の作品
本作もその類なのだけれど、特徴と言えるものが有るならば、それはギャルであるアゲハの距離感が近すぎるという点が上げられるだろうね
一緒にゲームをするならば、同じ画面を見ることになる。据え置きタイプなら尚更
そうするとどうしても近くに座ることになるし、ただでさえ距離感の近いアゲハは更に近寄ってくる
すみっこメガネの太田としてはアゲハがそのように接近してくる状態への耐性は無いわけだから、ドギマギしてかなり美味しい状態になってしまっているね
また、中盤から登場する男木と倉屋敷はゲームの楽しさを広げるのに一役買っているだ